
はじめに
1980年代のアメリカンロックを代表するバンド、TOTOとJourneyはしばしば比較される対象となる。本稿では、両バンドの商業的成功、歌詞の特徴、そしてギタリストの実力という三つの観点から比較し、それぞれの特徴を明らかにする。
1. 商業的成功
Journeyは、アルバム『Escape』(1981年)がアメリカで6×プラチナを達成するなど、大衆的な人気が非常に高かった。代表曲「Don’t Stop Believin’」は今なお映画やドラマ、カラオケで広く親しまれている。一方、TOTOも「Africa」や「Rosanna」などのヒット曲を持つが、アルバム売上やラジオでの露出はJourneyほど大衆的ではなかった。
結論: 一般向けの「売れ線」としてはJourneyが優勢である。
2. 歌詞の特徴
TOTOの歌詞は、抽象的で情景描写や感情表現が中心であることが多い。例えば「Africa」ではアフリカの情景や感覚をイメージで表現しており、直訳すると理解がやや難しい。一方Journeyの歌詞は、シンプルで覚えやすく、感情やメッセージがストレートに伝わるため、広い層に受け入れられやすい。
結論: 歌詞のわかりやすさ・親しみやすさではJourneyが優位である。
3. ギタリストの実力
- TOTO:スティーヴ・ルカサー
技術的に非常に高く、速弾きやフュージョン的なソロ、スタジオワークでの正確な演奏が特徴。音楽的な多様性・プロの目線での実力は圧倒的である。 - Journey:ニール・ショーン
メロディックで耳に残るギターが得意。感情に訴えるソロが特徴で、一般層向けには非常に魅力的だが、TOTOのルカサーほど技術重視ではない。
結論: 技術・演奏の多様性ではTOTO、メロディと聴きやすさではJourneyが強みとなる。
まとめ
- 商業的成功・大衆向けのわかりやすさ: Journey
- 歌詞の抽象性・芸術性: TOTO
- ギターテクニック・演奏の実力: TOTO
総合的に見ると、Journeyは「一般向けにヒットする売れ線バンド」、TOTOは「技術的実力と音楽性に優れたバンド」と位置づけられる。両者は同時代のロック界で異なる強みを持ちながら、現在でもファン層に支持され続けている。
いろいろ言うたけど、両方ええねんww