
終わりましたねー、今年の野球。
ワールドシリーズも、日本シリーズも終わり、兵どもが夢の跡、といった感じですねー。
いやー、なんというか…終わってみれば最高の野球年でしたね!
いやー、もう、最っ高!
最高のフィナーレ!
日本シリーズ
先ずは、どっちから行きましょうかね? 先に終わったから日本シリーズにしますか。
いやもう、終わってみたらマジ最高でしたね! 久々に見た痛快な最高のシリーズ!
戦前はね、もうホントにタイガーズ圧勝だと思ってましたよ。全野球ファンそう思ってましたよね。だってもう、戦力差が段違いなんですから。
方や、シーズンを圧倒的な差でブッち斬り、CSも盤石。投打にまさに隙なしのタイガース。
方や、最下位に沈んでからの奇跡の大逆転を起こしたはいいものの、シーズン最終盤は勝ったり負けたりでフラフラし、CSはあやわの下克上、CSの呪い発動か、と思われたくらいの大苦戦。投打が完全崩壊し、実力的にはファイターズに完敗だったホークス。
あれ、モイネロがいなかったら完全に負けてましたよね。
そんな両チームだから、やる前から結果は火を見るより明らか。タイガース4連勝があっても不思議はない、という予想を立てる解説者(金村義明)もいたくらいです。
そして実際、早々に相手本拠地でタイガースが鮮やかに逆転勝利を飾った時は、やはりそうなるか、とみんな思ったのではないでしょうか。
ところが、です。それからの4試合。まさかのホークス怒涛の連勝!
いやー、これは誰も予想することができなかった痛快展開でしたね!
ただまぁ、言ってしまうと、今年に関して言えば、パ・リーグの方が強かった、ってことなのかもしれません。
結構話題になった交流戦では上位6チームがパ・リーグ、下位6チームがセ・リーグと、わかりやすくきれいに分かれました。しかも、セ・リーグでは無敵を誇った阪神が交流戦では7連敗を喫しています。
またオールスターでは、今年はパ・リーグの2戦2勝。
そして日本シリーズはパ・リーグ王者ホークスがセ・リーグ王者タイガースを4勝1敗で下しました。
確かに言われているように、パ・リーグの方がパワーがある感じですかね。そのパワーに押されてセ・リーグが負けた、というのが様々な証言から見ても実際のところなのでしょう。何より、シリーズでのホークス本塁打5に対して、タイガースは5試合やって一本も打てていないのですから。
ただそれでも、言うても同じプロ野球、そんな差はないと思います。実際、シリーズは、第2戦を除けば全て1点差の好ゲームでした。藤川監督は「1点の差は実は大きい」と言っていましたが、それでも1点です。世間で言われているほどの差には思えません。
だからまぁ、今年に関してはパ・リーグの方が強かったとは思いますが、来年以降はまたどうなるかは未知数、と言えるのではないでしょうか。
ワールドシリーズ
一方、MLBはドジャースが大二連覇達成! おめでとう!!
21世紀初の連覇で、しかもドジャース球団史上初の連覇でもあるそうです。
一般的にア・リーグはヤンキース、ナ・リーグはドジャースという風に人気伝統球団代表格として知られていますが、ワールドシリーズ優勝に関してはドジャースは名門とは名ばかりで、大きく水を開けられてしまっています。
それだけに今回の連覇は嬉しかったですね。それでも全然届きませんがw ヤンキース強ぇ!
日本シリーズは5試合で終わってしまいましたが、こちらは7試合。最後の最後までどちらが勝つかわからない大熱戦でしたね。いやー、凄かった。
とはいえ、日本シリーズは第2戦を除けば、全試合1点を争う好ゲームだったのですが、メジャーの試合を一つ一つ見ていくと、必ずしも好ゲームばかりとは言えませんでした。
1戦目つまらない
2戦目面白い(山本由伸、PS2試合連続完投勝利!)
3戦目面白い(大谷2本塁打含む8打席連続出塁、延長18回のワールドシリーズタイ記録、フリーマンサヨナラ本塁打)
4、5戦目つまらない
6戦目面白い(山本由伸6回無失点勝利)
7戦目面白い(ドジャース、9回土壇場で同点本塁打、11回逆転本塁打、最後は山本由伸胴上げ投手)
という感じで、面白い試合とつまらない試合のギャップが激し過ぎました。
つまらない試合は、主にブルージェイズが大勝した試合ばかりでしたね。途中で試合が壊れた退屈な試合というか。
対して面白い試合は接戦だったり、逆転に次ぐ逆転だったりで、実に面白かった。そしてそのことごとくをドジャースが制した、というのも面白かったポイントだったと思います。
特に、第3戦と最終戦が凄かったですね! まさに球史に残る名勝負だったと思います。
ただですね、それはいいとして、ちょっと選手の使い方下手すぎじゃないですかね、ドジャース。特に投手起用。
大谷にしろ、山本にしろ、先発投手使いすぎ。
山本がMVPを獲ったのはいいですよ。それは歴史的快挙だし、単純に嬉しい。ただ、山本がああいう形でMVPを獲るということは、ドジャースの投手陣が完全崩壊したということですからね。
大谷だって、かなりなスクランブル登板じゃないですか。怪我明けの投手に何やらせてんだ。これでもし、投手生命が終わったら、完全にドジャース首脳陣の責任ですよ。
それもこれも、中継ぎ陣がもはやその体を成していないことが原因です。チームプランの立て方が下手すぎる。
野球は投手力。これは他のPSを上がってきたチームを見てみれば一目瞭然ですよね。日本シリーズなんて特に顕著だったじゃないですか。両チーム共投手陣が強力だったから日本シリーズにまで駒を進めることができたわけでしょ?
そんな中、優勝できたのは、山本を中心とした先発陣に負担をかけまくったからです。
だから、その内容をよくよく見てみれば、とても諸手を挙げて喜べるような優勝じゃなかった。
ちょっと来年以降、ドジャースには反省してもらいたいですね。だって、大谷にしろ、山本にしろ、その投げる姿を長く見たいじゃないですか。
最高の野球年!
でもまあ、ともあれ、ですよ。ドジャース優勝はやはり素直に嬉しかったです。おめでとー! Yeah!
だから、そんな感じで、
MLBではドジャース優勝。
日本プロ野球ではホークス優勝。
ということでですね、まさに野球が勝利した年、と言うことができるのではないでしょうか。あ、そういえば去年は日本では横浜が優勝しましたね。ということは、ですよ、
二年連続で野球が勝利した、ということだったんですね! これは素晴らしい、おめでとう! Yeah!
ただ、去年は負けた相手がホークスで、しかも一方が一方をコテンパンにいじめぬいたシリーズだったので、なんとも今一つ自分の中で喜べなかったというのがありました。2017年みたいな熱く燃えるシリーズだったら、どっちが勝手も最高だったんですけどね。
あとですね、最後、優勝を決めた試合は日米のシリーズで両方とも似ていた、という点も面白い現象だったと思います。
両者とも延長は11回。しかも勝利を決定づけたのは、ホームラン。更に言うと、両者ともビジターの試合でした。優勝決定試合がここまで共通してるのも珍しい。
また、「意外なチーム」だったことも共通点ではないでしょうか。下馬評やデータでは対戦相手が圧倒的有利でしたからね。
日本シリーズは上記の通り、大方の予想では阪神の圧勝でした。一方、ワールドシリーズの方は、その前の試合、つまりリーグ優勝決定シリーズを4連勝で駆けあがってきたチームと最終戦までもつれて勝ち上がったチームとでは、最終戦までもつれたチームが全勝してるそうです。つまり、過去のデータ的にはドジャースは万が一つにも勝てる見込みはなかったわけですね。
それを両者共勝った。これはすごく意義のあることだと思います。