ロアーの映画ログ

日夜、字数制限と戦い続ける感想激長系戦士

【映画】近畿地方のある場所について

映画版アナザールートの分岐あたりでどうして菅野美穂がキャスティングされたのか分かってすっきりした

近畿地方のある場所について】 2025年 - 日本 - 103分

監督:
白石晃士
キャスト:
菅野美穂
赤楚衛二
原作:
背筋『近畿地方のある場所について

オカルト雑誌の編集者・小沢は、突如失踪してしまった編集長が手がけていた記事を完成させるべく、フリーライターの瀬野に手伝いを依頼する。編集長が集めていた一見脈略のない資料を分析するうち、2人はすべての事象が近畿地方のとある地域に繋がっていることに気づくが...



⁡都市伝説系のオカルト話やモキュメンタリーが好きなので鑑賞。直前に文庫版の原作も買って読んだものの、あと十数ページで読み切るのに!というところで映画が始まっちゃった。一応、劇場が暗くなるギリギリまで読み切ろうと頑張った。

でも映画と原作でストーリーが大きく分岐するところまではしっかり読み切れてたので問題なかったかも。そもそも単行本版と文庫版でも大きく内容が違うらしい。単行本版は未読なのでなんとも言えないけど、多分、アナザールートみたいな感じでどれも結末だけ大きく変わるのかな?

不気味なお札、子どもたちの奇妙な遊び、謎の赤い女...そんな点と点を繋いだ先に見えてくる真実...この手の謎解きめいたモキュメンタリーは大好きなんだけど、でもまあ、映画化となるとどうせホラーに振り切るでしょうね、なんせあの「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!」の白石監督だしね、と思っていたら案外途中まで原作通りで逆にびっくり。多少ホラー感出しつつもそこまでホラー全開でもなく、じわじわとくる感じ。ただ、最初にくっきりはっきり怖いのが出てきたシーンがめちゃくちゃ北関東の見慣れた風景で、近畿地方とは?ってなった。
あと、女子高生がガラケーをシャッ!と開くところが仮面ライダー555かな?ってくらいかっこよく手慣れた様子で良かった。

1番無理だったのがゲ⚫︎。フィクションとは言え人が⚫︎ロ吐くところなんてはっきりと見たくないよ。いかにも嘘です〜って感じにゲ⚫︎が大噴射するようなのは平気だけど、リアルにあれくらいよねって量の⚫︎ロはい嫌。吐くならせめて血にしてくれ。

でもって1番怖かったのが「嫁をもらって母親の代わりにすればいい」というセリフ。近年観た映画の中で1番怖いよ、何言ってんの...........????

とりあえず、映画版アナザールートの分岐あたりでどうして菅野美穂がキャスティングされたのか分かってすっきりした。推しの妻に対してこんなこと言うのもあれだけど、菅野美穂はああいう演技得意そう。
でも結末はなんとも言えないというか...何???
"点と点を繋いだ先に見えてくる真実が好き"って書いたけどさ、映画版って点と点が繋がってなくない?点つなぎを完成させたのに、結局出てきた絵が何だかわからなくてモヤモヤするような気分で終わった。

というか、夏休み中だし「ドールハウス」の時みたいに観客は若者多めかと思ってたら案外年配の人が多くて、映画が終わった後、お友達同士っぽい2人のマダムが「し⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎うだったね」「し⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎うだったわね」と淡々と呟きながら帰っていってたのが感想の全てだった気もする。

(2025/08/05)映画館


www.youtube.com