IgG4関連疾患における血清IL-6上昇
そのmonocyteはMertk+ monocyteである可能性が推測される。
またIgG4はM2マクロファージへの分化Fcガンマ受容体Iを介して促進することが示されている。
IgG4 can induce an M2-like phenotype in human monocyte-derived macrophages through FcγRI
Mechanism of fibrogenesis in submandibular glands in patients with IgG4-RD
Pubmed検索式&メールアラートの作成
今回は趣を変えて、研修医の先生や後期研修医なりたての先生方向けに私が毎日論文をよむソースとなっているPubmedのメールアラートの作成方法と日々収集・作成したpubmedの検索式を共有さえていただければと思います。内科ですごい知識あるな、って人はほぼ全員やっていると思うのでぜひGW中に設定してみて、フレッシュな気持ちで連休を明けていただければ幸いです。
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メールアラートの作成
①NIHアカウントの作成
メールのアラートを作成したり、検索式を保存するにはNIHアカウントを作る必要があります。
右上の Log inをクリックして作成します。

②アラートの作成
アカウントを作成したあとに、新しいジャーナルが出版された際にアラートして欲しい疾患やジャーナルを入れて検索します。
今回は腎臓系トップジャーナルを検索しています。すると検索boxの下に"Cleate alert"というボタンがあるのでそこをクリックすると設定画面が出現します。
あとは自分の好みに合わせて設定してください。個人的にはreport styleはabstractがおすすめです。

③アラートの確認
作成されたアラートは"Dashboard"から確認できます。

ここをクリックしていただくと"My NCBI"に切り替わります。

"Saved searches"で確認することができます。
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検索式については以下をコピペしてください。自分で作成したものもあるので間違っていれば改造してつかってください!教わったものも多いのでもしほかのいいのがあれば教えていただけると嬉しいです。
①内科系
免疫チェックポイント阻害薬使用時の併存する自己免疫性疾患に対する免疫抑制剤の考え方 参考: Ann Oncol . 2020 Jun;31(6):724-744.
*抗ARS抗体症候群に関してはRTX+IVIGへの切り替え推奨、強皮症はRTX baseあるいはTCZ baseの治療レジメンへの変更推奨
コメント:
ICI+殺細胞薬ではまた話が変わってくるので注意が必要。殺細胞薬使用時は従来通りステロイドメインの治療に切り替えていくのが無難だろう。今後のエビデンス集積が期待される!
RAの分類基準
Classification of rheumatoid arthritis: is it time to revise the criteria? | RMD Open
を読んだ。
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2. PIP、MCP、手、肘、膝、足関節、MTPの左右で計14のうちから同時に3領域以上の関節炎
3. 手、PIP、MCPの少なくとも1領域の関節炎
4. 対称性の関節炎
5. リウマトイド結節
6. RF陽性
7. X線上の手/指関節の骨びらん、近傍の骨萎縮
4項目以上をRAと分類
*1から4は6週間以上持続
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ACPA- RF低力価陽性はRAに特異的ではない
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ACPA- RF高力価陽性はRAを示唆するが特異的ではない
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RF- ACPA陽性はRAに非常に特異的
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ACPA+RF+のdouble positiveはRAに高度に特異的でACPA単独陽性より特異的
A prediction rule for the development of arthritis in seropositive arthralgia patients
(コメント)
臨床的にはRFとACPAの重み付けがことなり、ACR2010は参考程度になっていたが、ACPAとRFのポイントが異なればより実臨床に近いスコアになるだろう。RF単独陽性の場合最低でも小関節4関節以上、あるいは小関節を1個以上ふくむ11個以上の関節腫脹がない場合RAへの分類が難しくなり、それでいいのかはさらなる検証を待ちたい。
巨細胞性動脈炎の拡散強調像での簡便な診断方法に関する研究
(コメント)
確かに当院のGCA患者で見てみてもDWIで高信号があり、病理結果とも一致している印象であった。側頭動脈ができない or 結果が早く知りたい状況だが、超音波検査を当てられないシチュエーションでは参考になる所見と思われる。
NSAIDsに対する反応性で慢性腰痛患者の中からaxial SpAを区別可能か?

(コメント)
NSAIDsの反応性は教科書的には重要視されているが実臨床ではそんなんで区別つくのか?と思っていたが案の定の結果だった。(4週時点では差があるようにも見えるが非SpA群も反応性あるためこれだけの鑑別は困難)
キャラクターに目を向けるとCRPやHLA B27も顕著な差はないため、診断は難しい印象。
発症早期のaxial SpAの研究が待たれるところ。
Fever of unknown origin (FUO) と Inflammation of unknown origin (IUO)の違いに関するSR/MA -FUOとIUOで最終診断は異なるか?-
最近ばんばん不明熱研究を出版しているUniversity Hospitals LeuvenのAlbrecht Betrains先生の新作。
今までの研究:
まとめ:
不明炎症患者(炎症はあるが熱が確認できない患者)では特に血管炎を念頭に鑑別を進めるといいかもしれない。
(が、実臨床では患者の背景や病歴に合わせて一例一例考えるべきだろう、あくまで目安や肌感覚として知っておく程度にとどめておこうと思う)






































