ずっとヴィーガン暮らし

菜食と薬草のおうち歳時記

いろんな植物ミルクを作ってみた

牛乳が苦手でも「ミルク」は飲みたい。ミルクという言葉にはなにか特別な、甘い響きがある。寒い日に飲むホットミルク、スパイスを効かせたチャイミルク、甘ーいミルクココア、おしゃれな杏仁ミルクなど。なんか、いいんだなぁ。

 

長い間、牛乳の代用品は豆乳だった。初めこそ第2のミルクと呼ばれたけれど、今では代用品ではなく、すっかり独自の地位を確立している。私は豆乳は、豆乳マヨネーズや豆乳ヨーグルト、豆乳鍋など料理によく使う。でもミルクと呼ぶにはちょっと無理がある気がして、、。

 

最近は第3のミルクと言われる、アーモンドミルクやオーツミルクもスーパーで買えるぐらい普及してきた。スタバでも「オーツミルクで」とオーダーできるので助かっている。こちらはココアやチャイなどを作っても美味しくて、まさに「ミルク」のイメージだ。

 

プラントミルク(植物性ミルク)を家で作る場合、定番なのは生アーモンドや生カシューナッツだけど、実は思ったよりいろんな素材で作れることがわかった。

 

今回はプラントミルクの可能性を探るため、次の素材で作ってみることにした。上から時計まわりで、タイガーナッツ、生マカデミアナッツ、麻の実、松の実、オートミールだ。

まずはオーツミルクから。オートミール50gを一晩水に浸しておく。私は市販の物はアーモンドミルクよりオーツミルクが好きだけど、まだ自分で作ったことはない。どんな味のミルクができるか楽しみだ。

水を捨ててから、ミキサーにふやかしたオートミールと水200mlを入れて、1分ぐらい攪拌する。けっこう柔らかくふやけているので、パワーの弱いミキサーでも大丈夫そうだ。そのあとナッツミルクバッグで濾す。

できました!自家製オーツミルク。オートミールと水だけで、添加物なし。

思ったより濃厚で、おから入りの濃い豆乳みたい。市販のオーツミルクはもっとさらさらしているんだけど。たぶんオートミールと水の分量比によって濃さは変わるのだろう。でもいかにも栄養たっぷりという感じで美味しかった。

 

次は麻の実で作るヘンプミルク。麻の実大さじ2、水300mlをミキサーにかける。麻の実は前もって水に戻さなくてもいいみたい。

こちらはサラサラ~。さっぱりしていて、飲みやすい。いつもサラダにかけている麻の実が白いミルクになるなんて不思議だ。暑い日に冷やしてさらっと飲みたいミルクだ。

 

次はなんと松の実で作る松の実ミルク。料理にしか使ったことがないけど、本当にミルクになるのかな。スムージーの本に出ていたので試してみることにした。この本にはかぼちゃの種で作るパンプキンミルクも載っていてびっくり。

松の実50g、水200mlをミキサーにかけて、濾す。松の実は水戻ししなくてOK。こちらも真っ白なミルクができた。

濃すぎず、さっぱりしすぎず、ほどよいコクでとっても美味しかった。他のミルクより素材の松の実の味が感じられる。

 

次は生のマカデミアナッツで作るマカデミアナッツミルクだ。こちらは数時間水に浸して戻しておく。ナッツ50g、水200mlをミキサーにかけて、漉す。松の実ミルクと同じ分量だ。

うわぁ、真っ白。すごくきれいだ。どうして~、不思議。みんなナッツの時は色が付いているのに、なぜこんなに白いミルクになるのか。お味は、ほんのり甘くて、主張しずぎず、すごく美味しかった。

 

比べてみると、左のマカデミアナッツミルクのほうが真っ白で、右の松の実ミルクはオフホワイトって感じかな。

正直作ってみるまでは、ナッツはナッツのまま食べた方がおいしいだろうと思っていた。素材の姿形がわかるほうが、加工してない分、おいしいだろうと。でも、ミルクにしてもすごく美味しかった!やっぱり添加物がないからだろう。加えるのは水だけだから。

 

私は豆乳メーカーを持っていて、乾燥大豆と水を入れるだけで見事に美味しい豆乳を作ってくれる。できたての温かい豆乳は本当に美味しくて、これだけは純粋に飲み物として味わっている。素材+水、やっぱりシンプルなほど美味しいということだ。

 

話は変わるが、最近「ナッツミルクメーカー」「プラントミルクメーカー」という家電があると知って驚いた。それだけ牛乳を飲む人も減ってきているのか。

 

我が家には10年ほど前に買った「チュファミックス」というものがある。家電ではなく手動でプラントミルクを作る道具だ。外側のコンテナに水を入れ、内側の、細かい網が付いている容器にふやかしたナッツを入れ、容器を重ねてからハンドミキサーで混ぜる。その後、付属の圧搾棒で押して押して濾すのだ。

ローフードにハマっていた時は、毎日のようにプラントミルクを飲んでいたので、一度にたくさん作って濾すのに、この道具が便利だった。今回ご紹介してみようかと思ったら、もう廃れてしまってないみたい。もっと便利な家電が登場していたとは知らなかったなぁ。

 

長くなったので、次に続きます。