NHKドラマ「大地の子」の推せる登場人物ランキングベスト10 / 女性編

  by クドウ秘境メシ  Tags :  

伝説のNHKドラマ「大地の子」には、あまりにも魅力的なキャストが登場する素晴らしい作品だ。戦争で中国に残された日本人・松本勝男を上川隆也さんが演じ、その肉親を演じたのが、2025年11月8日に他界した仲代達矢さん。まさに、名優ばかりが登場する作品なのである。物語も、何度泣いたかわからない作品だ。

推せる登場人物ランキングベスト10 / 女性編

今回は「推せる登場人物ランキングベスト10 / 女性編」と題し、素晴らしき女性の登場人物をお伝えしていきたいと思う。シリアスな物語ながら、男女関係なく「萌え」「推し」の要素が含まれた名作であり、心に残る名作といえる。

ランキング内容は、記事の筆者である私の作品に対する過去評価を土台とし、現在の感想も踏まえ、キャラクター設定・演技・オーラも含めた総合評価となっている。

1位 大沢咲子 (飯塚雅弓)

ダントツ1位に輝いたのが若かりしころの大沢咲子。開拓団として満州で生活していた大沢咲子は、ソ連の進軍により村から避難したものの、七台屯でソ連軍の攻めに遭う。幸運なことに生き残った大沢咲子は、強引に中国人の家庭に連れて行かれてしまう。戦争当時でありながら異様なまでに現代的な魅力を放っている。その身の上の話は別として、大沢咲子という人物が放つオーラが凄まじく強い。行動と表情のひとつひとつから「優しさ」と「ひたむきさ」を感じるのだ。つまり彼女の人間性が推しポイントであり、人としての魅力なのだ。

2位 陸秀蘭 (高常林)

田舎臭さ全開のムードを出している陸秀蘭こそ、推せるポイントの高い登場人物。ビジュ的な意味での「萌え」ではないが、逆にそれが良い。やぼったさが非常にリアル感を出しており、いつの間にか国語教師になっていたところもレベルが高い推しポイント。他人には厳しそうだが、ファミリーにはメチャ親身になるタイプだろう。

3位 フフホトで働く作業員の女性

名前は不明。フフホトで働く作業員の女性の萌えに気がつく人は少ない。単なる工員の一人として登場し、目に見えて聞こえるようなセリフもない。特にビジュアル的な映えはないが、それでも彼女から一途な性格がにじみ出ており、心がぴょんぴょんするレベルで推せる。女優の演技力が素晴らしいからこそ出せる個性であり魅力と言えるかもしれないが、演出も素晴らしい。劇中では同僚と結婚していたので3位に転落。

4位 子どもの頃の張玉花 / 松本あつ子 (新井裕紀子)

ドラマ序盤や回想シーンでしか登場しないが、その健気な態度が心を打ち、老若男女関係なく、ピュアな存在として人を惹きつける魅力を感じる。まさに「火垂るの墓」の妹のようなムードで、アニメから出てきたんじゃないかと思うくらいシンクロ。このピュアな人類を愛せずにはいられない。

5位 松本タキエ (田中好子)

母親というには若すぎる、勝男(上川隆也)の母親。20代前半で3人の子持ちという設定が、戦争当時のリアル感があって逆に迫真に迫ったムードが伝わってくる。あまりにも美しすぎて非現実感があり、逆にビジュ的な萌えポイントは低いのだが、その時代をひたむきに走りぬいた、その黄金の精神を推したくなるのである。

6位 陸燕々 (趙娃)

陸一心の娘で、まだ幼いのに非常にしっかり者。とても賢く、それが打算的な性格をしているようにも感じるのだが、そこがまた応援したくなるポイント。このような子が家庭にいたら、いつまでも楽しい親子でいられそうな気がする。でもその性格は、一心にも月梅にも似ておらず。誰に似たのだろうか。

7位 江月梅 (蒋雯麗)

もともと美しい女優・蒋雯麗が、あえて田舎っぽい江月梅を演じ、功を奏してすばらしいキャスティングとなった。看護婦として陸一心を支え続けた江月梅はしっかり者のイメージがあるのだが、陸一心とデートをしたときの甘えん坊な態度は凄まじい萌えポイント。しみじみ「しっかり者の江月梅も甘えたいんだなあ」と思ったのであった。

8位 趙丹青 (盖麗麗)

模範的なツンデレで現代的な女性が趙丹青。陸一心と絶対に性格が合わないと思うのだが、大学生時代は交際していたというから驚きだ。しかし萌えポイントは大学生時代ではなく、40代になってからの趙丹青。あまりに男運がなく、フフホトで陸一心に駆け寄ってズッコケるシーンこそ萌えの真髄。このシーンがあったからこそ、趙丹青の魅力が映えたともいえる。

9位 陸一心にお守りを踏むように強要する女子

「メンバーに入るなら日本のお守りを踏めィ!」と強い口調で陸一心に怒鳴る女子。そんなこと言いそうにないキュートな感じの女子なのに、陸一心に「お守り踏めィ!」と詰め寄るのである。力本が手助けしなかったら、陸一心は彼女に追い詰められていたに違いない。

10位 成長した張玉花 / 松本あつ子 (永井真理子)

20代でありながら、39歳の疲弊した松本あつ子を演じた永井真理子。その萌えポイントは極めて高い。一番の推しシーンは、陸一心の前に幻となって現れた松本あつ子で、そこでは健康体の松本あつ子が「兄ちゃん、サンキュー」と言っているシーンを見ることができる。

皆さんにとって「大地の子」の推し登場人物は誰か

NHKは、突如としてディープな内容のドラマを放送するから侮れない。たとえシリアスな物語だったとしても、たとえヒールな役柄だったとしても、俳優たちが放つ魅力が人を惹きつけ、心を躍らせる。皆さんにとって、伝説のNHKドラマ「大地の子」の推し登場人物は誰だろうか。


※記事画像は小説「大地の子」(著者: 山崎豊子先生)表紙より引用

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