平成生まれのマクレーン

映画レビューを中心にぼちぼち綴ります。絵もペイントで適当に描いてます。

ズートピア

ここ最近で何度見たか分かりません
いや、きちんと鑑賞したのはたぶん一度
子供を乗せた車の中で流しているのと、最近ではグズってしょうがない時、居間でも流すようになりました
昨日だけでも3回は流したと思う
1歳半になる長男が鼻を鳴らしてしょうがない時、治るのは本作か、ディズニーの英語教材DVDです
ディズニー恐るべし
ディズニーがプロパガンダしたら世界中の人がかかると思う
というかもうかかってるかも

おそらく多民族国家アメリカを、擬人化した動物たちの国ズートピアで表現しているのだと思います
面白い発想ですよね
見た目も習性も違うので非常にわかりやすい
本作では特に肉食動物と草食動物の間に今なお見えない隔たりがあるような感じでした
肉食動物の本能的な凶暴性を拭えるかっていうのが、割とテーマになってたと思います
要はしたいこと、欲しいものよりも理性が勝ることは可能なのかってこと
まぁ現実的に考えれば不可能ですよね
肉食動物は文字通り、肉を食べて生きるので、肉なしに生きられないし
タンパク質を別から摂取する方法をとったとしても、それって肉食動物にとってデメリットしかない
草食動物と肉食動物が共存するに至ったエピソード0を描こうとしても無理なんじゃないかな
たぶん不可能だから

そんな冷めた話はさておき、本作は現実には難しいことも、難しいからといってやめるべきではないという強いメッセージが込められています
主題歌でも
トライ エブリシング
と歌っているように、頭ごなしに否定するのではなくトライすることの大切さを謳っていると思います
結果よりも過程
世界をより良くするために、って今では死語のようになってしまった文明社会において重要なこと

ジョジョの奇妙な冒険第5部で、とあるキャラのセリフが私の人生において格言となっています
それは、
「私は結果ばかりを求めはしない
大事なのは真実に向かう意志だと思っている
その意思を持ち続ければいつか真実に辿り着く
向かっている訳だからな」
ってので
まさにこれですよね
向かっている、いつか辿り着くってのがモチベーションになるんです

それにしても本作の主人公ホップスはとても優れた人格者だと思う
ただでさえ史上初のうさぎ警官
誰からも反対されながらそれほどの偉業を成し遂げ、その動機は社会貢献
親の影響でもなさそうだし、いったいどーしてこんな思想をもったのだろう
警察学校で厳しかったシロクマが最後は彼女のことを称賛の眼差しで見るシーンがとても好きです
直向きにやっていれば、必ず見てくれる人がいる

しかし、そのような人格者だからこそ、二作目では闇落ちしてほしいと切に願う
ストーリーはそうだなぁ
時系列的には本作の直後
本作における肉食動物凶暴化事件はズートピアで解決したものの、地方部では肉食動物に対する差別、偏見を激化させ、動物社会は二分化しつつあった
ホップスは自らの責任を感じ、二分化を防ごうと努力するが、反感を買った肉食動物に家族を惨殺されてしまう
ホップス家族の住所が特定された所以は、ギデオングレイ(本作の序盤でポップスを虐めてたキツネ、本作の後半で更生した姿を見せた)の安易なSNSの投稿であった
肉食動物との共存など不可能と確信したホップスは古代文献を調べ共存社会のルーツを知る
それは過去に何者かが、7つ集めると何でも願いが叶うアニマルボールを集め、肉食動物の捕食欲求を拭い去ったことが始まりといものであった
ホップスは、再度アニマルボールを集め、動物をあるがままの姿に戻すことを決意
ホップスの計画を知ったニック(本作の相棒キツネ)はホップスを止めるべく動き出す
しかしながら、警察内部にキツネの言うことを信じる者はいなかった(ギデオングレイの安易な行動が原因でホップス家族の住所が特定されたことは警察でも知り渡っておりキツネに対する偏見が起きていた)
ニックは仕方なくホップスに敵対心を燃やし投獄されているベルメゾン(本作での黒幕羊)に協力を仰ぐ。
そこで、ベルメゾンが何故肉食動物の排斥を図ったか、その目的を知り、利己的なものではなく動物社会全体を見据えた大義があったことを知る。
同志を募り力を強めるホップス勢。集まりつつあるアニマルボール。結末は如何に


どおですか?
てか、レビューながっ

 

ミザリー

 

続いてレビューです

ネタバレ含みます

 

 

 

 

有名な映画ですが、今回初見でした
主演二人の演技に感服いたす
特にキャシーベイツは狂気じみてる
ヒースレジャーのジョーカー並みに恐ろしかったです
いや、閉塞空間というシチュエーションもあいまって、ジョーカーを越すな

本作の存在を知ったのは、フォレストガンプとババのようなシチュエーションで出会った友が本作の話をしてくれたからだ
それから今日まで見ずにいたけど、素晴らしい出来です
同じ空間しか出てこないのにハラハラどきどき
化け物やエイリアンや妖怪が出る訳でもないのに、とても恐怖を感じます
その要因は主に3つ
①社会性が乏しく、暴力衝動のあるアニーの性格
②アニーの体格が良いこと
③主人公が事故の怪我でまともに動けないこと
戦闘において体重や体格とても大きな要素
それでいて怪我でパフォーマンスが下がればなおのこと
その要因だけでも心的ストレスがパないのに、それに輪をかけてアニーのかんしゃく

ちょっとずつアニーが本性を現していくのだと思いきや、もうのっけからぶっ飛んでた
有名なハンマーのシーンはあっぱれでした
いやぁ恐ろしいし、痛々しい

おじいちゃん保安官が地道に捜査を進める様も面白かったです

この手の映画はだいたい助けが来ないと生還できないのが多いですが、本作の主人公は一人でやってのけましたね
逐一主人公の機転のきいた対応には驚かされた
感情を押し殺しベストを尽くす
ただの小説家じゃないぞあいつ
主人公を演じるのはジェームズカーン
シュワちゃん主演のイレイザーて映画の悪党という印象が強い
調べてみたら、既に亡くなっておられるのですね
悲しいことです

登場する人物は少ないし、場所もほとんど一箇所のみ
しかし、それ故の恐怖がありました
素晴らしいホラーです

ルックバック

久ブーのれぶーです

わたすが他のサイトに投稿したものの転載です

ネタバレを含みますのでお気をつけて

 

 

想像以上でした
わずか1時間足らず
これほど感動するとは思いませんでした
ブックオフで原作を少し立ち読みしたことがあって、その時買っておけば良かった
本作はアニメーションならではの良さがたくさん溢れ出ていました
やはり藤本タツキ天才か

オープニングの音楽とアニメーションで、もうこの作品好きだなと思いました
粗削りにも見える細いタッチのアニメーションと優しいピアノの音色が素晴らしい
何か一つのことに心血を注ぐ美しさと一緒に頑張れる仲間がいることの素晴らしさ
人を想うことの温かさ
まさしく、青春が詰まっているように思いました

最近、小学生の柔道大会を観戦することがあるのですが、小学生なのに勝負にこだわり、痛みに負けず試合する何処の馬の骨とも分からない子を見て、目頭が熱くなりました
今し、中学生でも冷めた子が多いのに、どうしてそんなに頑張れるのかと感動するのです
本作の序盤も同じ感覚を覚えました
やっぱり、何かを頑張ることって大事なんですよ
結果如何より、そこには大事なものがきっとあるんです
だからこそ本作の二人は素晴らしい時を過ごせたのではないでしょうか

そして、そのような美しいものとは対照的に訪れる憎むべき犯罪者
なんの理由もなく、突然に不条理に奪われる
こんな悪は許されてはいけない
しかしそんな悪が現実に存在する
的外れな考えかも知れませんが、子供に自衛の策を持たせることは重要なことなんじゃないかと再認識しました

ただの悲劇で終わらず、一捻りあるし
タイトルの所以についても思いを巡らせられるようになってるし
何より、主人公の二人が一緒に過ごす様がこの上なく素晴らしい
たぶん、京本が大学に行ってさらに高みを目指しま理由は、自立した上で藤野とまた一緒に漫画が描きたかったからじゃないかな

劇場で見れたら良かった
でも、primeよありがとう

ブーツを履いたぞうさん

年末だったか年始だったか忘れたが

子供のために流していたNHKのみんなの歌で

ブーツを履いたぞうさん

という曲が放映されていた

あ!これ!

と思った、とても

 

別にわたすが子供の頃聞いていたものではないのだが、この曲は、BUMP OF CHICKENのボーカル、藤くんがラジオで歌っていたのだ

私は中学の頃からBUMPのファンである

学生時代に聞いていた曲はいまだに歌詞を全て覚えているくらい

何度救われたか分からない

それくらい好き

もう、20年くらい前になると思うが、スクールオブロックというラジオ番組が放送さらてて、その中の期間限定コーナーでBUMPが送るBUMPロックという番組があったのだ

私はラジオを聴く習慣があまりなかったのだが、親切な友達がBUMPロックをMDに録音し、プレゼントしてくれたのだ

そのMDもだいぶ聞いたので、ある程度一人で再現できるくらい、今でも覚えている

 

BUMPロックの一つの回でたしか、スーパーノバという曲が発売されたあたり、藤くんがその曲について解説する回があったのだ

その時は他のメンバーはおらず、藤くん一人で話をしてたのだが、その話がとにかく印象的で素晴らしかった

 

では、ブーツを履いたぞうさんとなんの関係があるかというと、そのスーパーノバ回の冒頭で藤くんが弾き語りで歌うのだ

はなから突然歌い出す

アフリカ生まれのぞうさんが、、、

って

その歌もまたカッコ良い

 

MCが、藤くんに、それなんの歌?

と聞くと

これは、ブーツを履いたぞうさんという曲ですよ

と答える

藤くんの話によると、藤くんが子供の頃に。みんなの歌で聴いたその歌を覚えていて、ギターが弾けるようになってから、記憶の音程で弾いてみたのだと

引くたびに新しい発見があるって話していた

面白い話だなぁっと思って私が聞いていたのが、20年前

その歌が今になってまたみんなの歌で放映されたのだ

たまたま私が子供とNHKを流していた時に

かなり、おおっ!って思ったし

藤くんが歌っていた歌の正解を知れて良かった

子供の相手でじっくり聴けなかったのは残念だが

ジョジョラビット 映画レビュー

どもこなねちわ、マクレーンです

本日とて映画レビューです

Amazonプライムにありましたジョジョラビットです

非常に素晴らしい作品ですね

それではレビュー行きまっしょい

 

プライムであったので久しぶりに鑑賞
間違いなくここ数年でNo.1の映画ですね
思いが溢れ、レビューを書き直しました

第二次世界大戦真っ只中
ナチス思想に酔狂し、ヒトラーをイマジナリーフレンドにもつ10歳のジョジョとその母親が自宅で匿った少女の話

反戦映画ではありますが、かなりコミカルに描いています
ヒトラー役のタイカワイティティがかなり面白くて
ジョジョやその友達のヨーキーはとてもかわいい
コメディ的演出も多々あり序盤はウエイト軽く観られるのですが、これがどんどん重くずっしりなってくる
後半はコメディ的演出でさえ惨状に見える
かわいい子供たちが戦禍に存在していることだけで胸が痛くなってくる
可笑しいくらいに、コメディに見えてしまうくらいに酷いのが戦争なのだと言わんばかりでした

ファッションや色遣いがとても鮮やかで戦争映画とは思えないほどです
ジョジョの純粋ぶりも後押しし、なおそう思う
そんな中でも、というかそれを逆手とって?かな、きちんと反戦映画です
この映画みて反戦感情持たない人はいないですよ


配役が素晴らしい
前述したタイカは言うまでもなく、サムロックウェルやスカーレットヨハンソンがとても素晴らしい演技をしてます
今回は特にジョジョの母役のヨハンソンに心を向けました
洗脳により間違った方向に進もうとしている息子をなんとか軌道修正しようと、劇中何度も息子の靴紐を結んであげる母
この映画ではこの靴紐を結ぶという行為が大きなメタファーを持って描かれてます
愛しているのになかなか正しい道に進んでくれない
母の深い愛と苦しみを思うともう涙が溢れてきます
二人がダンスするシーンは名シーン
きらきら感じ、とても素敵です
ヨハンソン底なしにすごい女優です

イマジナリーヒトラーはおそらく、ジョジョの頭の根底に根付いてしまった洗脳を表しているのだと思う
映画が進むにつれ登場シーンが少なくなって行くんですよね

サムロック演じる大尉もカッコよかったなぁ
普段はそこまでなのにここぞという時に助けてくれる
戦争の中でも自分の型を保持し、それに従い行動する
とても勇気がある
変に優しい言葉をかけないところも良かったですね
やっぱりサムロック良いよ

ジョジョとヒロインの掛け合いはとてもおしゃれで、なんだかアメリを思い出しました
ラストシーンが大っ好き

こんな酷いことを子供にさせていた時代があったなんてと少し思いましたが
自分が当事者となってないだけで、今も地球のどこかでその酷い当事者となってる子供がいるんだろうなぁ
この映画はハッピーエンドでしたが、現実はそうもいかないだろうし
なんとも悲しいことです

間違いなく見るべき一本です

アンタッチャブル 映画レビュー Amazonプライムビデオ

こんにゃちょわ

マクレーンです

Amazonプライムビデオでの鑑賞になります

映画レビューです

ケヴィンコスナー主演、アンタッチャブル

だいぶ年季入ったレトロもの

それではいきまっしょい

 

オープニングの音楽と表題の出方からもうセンスあります
禁酒法が施行された時代のシカゴが舞台なので、ファッションや武器もレトロでキレてます

法で酒の売買が禁止される中、酒の密輸でギャングが富を得ていた
そこに財務省から派遣された捜査官が警察と共に過激な捜査に出る

ケヴィンコスナーが若いです
ポストマンやウォーターワールドの頃よりさらに若いです
ザ.ロックのショーンコネリー
忘れちゃならないアンディガルシア
みな個性的でキャラが立っててキレてます
カッコ良いですねー

序盤で主人公が話してますが
酒が及ぼす悪影響は別として法は法だ

酒を法で禁じられたら私としてはタヒぬしかなくなります
当時同じように思ってた人は少なくないはず
誰もが不満を唱える中、自らの心情は別として愚直にそれに従い、取り締まる
そこに強い使命感を感じます

汚職警官だらけの世の中で、誰が味方か分からない中、型作られた正義を実行する
危険も伴うことで、そうそうできることじゃない
すごいぞコスナー
私としては、悪(ギャング)が蔓延ることは許せないが、庶民の娯楽を法で禁じることには賛同できないかなぁ
しかしそれも個人の意見
法は法だと割り切って仕事するのが仕事人としては正しいんでしょうね

使命感あふれる主人公チームとは対照的に圧倒的な悪として存在感もりもりなデニー
冷酷ぶりが組織の強さを物語ってます

明らかに劣勢な中、少数精鋭で粘り強く立ち向かう姿は惚れ惚れしますね

後半の階段での戦闘シーンはもはや伝説です
ガルシアがまじかっけーの
しかし、ベビーカー落ちるの遅過ぎない?
それともコスナーとガルシアの動きが速い過ぎるのか?
X-MENとかアベンジャーズのアイツとかDCのフラッシュくらい速くない?
カッコ良いから良しとする

シザーハンズ 映画レビュー

こににゃちょわマクレーンです

映画レビューです

Amazonプライムビデオです

シザーハンズです

それでは行きまっちょい

 

 

不覚にも涙してしまった
ハイセンスなカラーで送る切ないファンタスティックラブストーリーです
切ないですよね

人里離れた城に一人住む人造人間エドワード
彼の創造主は、彼の完成一歩手前で亡くなってしまい、彼は手がハサミのままに
城に訪問してきた化粧品セールスの女性に連れられ人里に降りることとなるが、、、
てなストーリー

街並み、車、服が色々とりどりで夢の国のよう
そこに全身真っ黒、顔面真っ青な人造人間現る
ハイセンスです、はい
一見、明らかにヴィランなビジュアルのエドワードは純粋でとても心優しい
しかし、育ってきた環境故に社会性が乏しい

子供向けなストーリーにも見えますが、実は深い真意があるのではないかと思いながら観てました
何度か観たことある映画ですが、今回はこれまでとは違った見方ができたような

まず手がハサミという点ですよ
手って日常では必要不可欠といっても良いほど身近で便利なものです
健常者にとってはそれが当たり前でも、手がハサミのエドワードにとっては困難なことばかり
食事ひとつに難儀し、ウォーターベットを穴だらけにしてしまいます
見ていて非常にもどかしく思える
やりたいことがやりたいようにできないこと
なんだか、ブルーハーツの「僕の右手」って唄を思い出しました

あと、人間の心の移り変わりの早さ
物珍しいものにはよって集り、流行るが
ちょっとしたアクシデントで徹底的に拒絶し攻撃する
人伝に情報が伝達される様は、ネット社会でも似たようなものがありそう

異形が故に類い稀ない能力を発揮するが、一度肌に触れれば簡単に傷つけてしまう

これは人間社会の複雑さや難しさを表してるんじゃなかろうかと思いました
微妙で危うく繊細な社会
適合できなければ排斥される
おおらかで好きな人にはとことん一途な優しいエドワードが一度はもてはやされるが結局城に追いやられる様はとても悲しかったです
でも、人間社会ではそれが普通で
とても複雑ですね

若き日のジョニーデップとウィノナライダーが出てますが
ジョニーデップの演技がうま過ぎて素晴らしい
ウィノナライダーが可愛すぎて恐ろしい
本作やビートルジュースの彼女が大好きです
デップは表情だけでなく動きも個性的で
人間でもロボットでもないエドワードだけの動きをします
感嘆です

序盤から疑問に思ったのは
お母さんはなぜエドワードを自分の家で住まわせることを決めたのか?
劇中のセリフから、他の家と比べて裕福ではないと思われる(それでも普通の生活をしてましたが)
化粧品のセールスもうまくいってなさそうですし
豪華な生活を羨ましがるような描写もありました
そのような思いを抱えながらも、異形な人造人間をなぜ招いたのか

1.孤独な人造人間に情が湧いたもしくは、どこか自分と似た部分を見た
2.異形故の話題性や経済効果を期待した

劇中のお母さんの所作を見ても、2はなさそうなので、おそらく1
ほんとに優しい人なんでしょうね
ほっとけなかったのでしょう
でもその優しさが仇となってしまった
まぁ登場人物全てにとって仇だけではないでしょうが(一人お亡くなりになってますがね)
人間社会は難しい

愛する人に触れられない
切ない

氷の雪が舞う中、ウィノナライダーが踊るシーンは映画史に残る美しさ