さらに先手を打ち、早めの継投策で逃げ切りを図るが、自力で勝る流山シニアが4回に逆転。
すると石金シニアは再び投手交代に踏み切り、決勝で登板予定だった徳田を3番手としてマウンドに送り込むのであった。
35巻のあらすじを振り返ってみましょう。
石金シニアの秘密兵器・徳田
徳田は恵まれた体格と身体能力を持ちながら自分の意志がなかったが、金丸との出会いを機に金丸に全幅の信頼を置き、その才能を野球に捧げてきた。
制球にやや難があるものの、ストレートの球威はかなりのものであり、さらにタテ・ヨコのスライダーを投げ分ける徳田こそが、石金シニアの本当のエースだったのである。
さらに試合中に予想を超えて潜在能力を開花させ、文吾にも引けを取らない剛速球は143kmをマーク。
徳田が流山シニアの攻撃を抑え、試合の流れを再び変えるのであった。
地力の差を見せつけた流山シニアが完勝
4回裏、3点を追う石金シニアは金丸がしぶとくヒットで出塁し、先ほどホームランを打っている徳田が打席に。
芯にさえ当たれば飛んでいく理不尽なパワーを持つ徳田に対し、勝浦は確実に抑えるために走者を無視して振りかぶる。
走者の金丸はすかさずスタートを切り、徳田は渾身のストレートに狙いを絞って迎え撃つ構え。
だが勝浦が投じたのはその裏をかくスライダーであり、徳田は空振り三振に倒れた。
ランナー2塁のチャンスではあったものの、後続をきっちりと打ち取って反撃を許さない流山シニア。
試合の流れはここで大勢が決し、あとは自力で勝る流山シニアが徳田の投球にも順応し、リードを着実に広げていく。
石金シニアも徳田の意地のタイムリーで1点を返すが、勝浦が最後まで投げ切り、流山シニアが勝利を飾ったのだった。
家長と同じステージを目指す文吾
ブルペンでは家長もイメトレでの試合を終える。
試合後、文吾はすぐに家長に声をかけ、イメトレの試合の相手を尋ねると、家長は文吾が自分の模擬試合を見抜いたことに驚きつつも、相手は高校野球の千葉県予選を制した唐志野高校だったことを明かした。
家長に触発された文吾は、翌日に決勝を控えていながら居ても立っても居られず、尾野を呼んで1試合分の投げ込みをすることに。
疲労を残さないように尾野は必死に止めるが、文吾には流山シニアに勝つためには今ここで家長と同じステージに上がる必要があると確信していた。
そこに伴野と河村も通りがかり、文吾の投げ込みに付き合うことに。
伴野を捕手、河村を打者とし、これまで戦ってきたライバルの最強メンバーを想定した文吾のイメトレが始まった。
また、袴田は痛み止めを打ってまで強行出場する決意を固める。
一方、家長は野球を愛する大好きな祖父が存命であるうちに甲子園優勝を捧げるという目標のもと、最短・最速で甲子園まで駆け上がるために全力を尽くす覚悟。
そして静央シニアとの決勝戦ではすべての制限を解除して戦うことを宣言するのであった。
【35巻のまとめ】
石金シニアは驚異的な身体能力を持つ秘密兵器・徳田にマウンドを託すが、最後は流山シニアが地力の差を見せつけて完勝。
決勝は静央シニアvs流山シニアとなる。
その試合中、家長がブルペンで高校野球の強豪校レベルをイメージした模擬試合をしていたことを知った文吾は、同じステージに立つために翌日に決勝を控えながらも1試合分の投げ込みを開始。
また袴田も痛み止めを打ってでも強行出場する覚悟を固め、いよいよ運命の決勝が近づくのであった。
【35巻の見どころ】
この巻の見どころは、石金シニアの徳田が見せた潜在能力の開花と、流山シニアが実力を発揮して試合を制するシーンです。
徳田はその圧倒的なストレートで流山シニアの攻撃を封じ込み、試合の流れを変えますが、流山シニアは勝浦の冷静な投球で反撃を断ち切り、最終的に勝利を手にします。
また、文吾が家長に触発され、決勝前夜に投げ込みを行うシーンも重要です。
文吾の成長と意気込みが描かれ、家長との対決に向けた決意が強く感じられます。

次巻へ続きます。
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