つみたてNISA・新NISA組にはわからない年末の通過儀礼

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今年も旧NISAの非課税期間終了商品をどうするか考える季節になりました。

2016年に旧NISA口座で投資した120万円が5年後の2021年にロールオーバーされ、それも2025年末で非課税期間が終了します。現在、319万円。これを今年中に売却するか、そのまま課税口座(一般口座)に払い出すかを選択する必要があります。

記録を見返してみると、2016年分は海外ETFの「VT」をメインに、端数は投信の「世界経済インデックスファンド」に投資していたようです(サムネイル画像参照)。例年、そのまま課税口座(一般口座)に払い出しを選択しているので、今年もそうする予定です。

どちらを選択したとしても、2016年に投資してから3倍以上に増えた利益はすべて非課税となるのでありがたいところです。しかも、含み益が乗った状態でこの選択を迎えることができたのは幸運と言えるのではないでしょうか。もし含み損であれば、非課税の恩恵がないばかりか損益通算もできないという、まさに「泣きっ面に蜂」状態だったことでしょう。

ただ、毎年この時期に非課税期間が終わる資産の取り扱いをいちいち指示しなければならないのは、ほったらかし投資を理想とする私にとってはやや面倒です。現在の新NISAでは非課税期間は「無期限」となり、このような手間はもう発生しません。ある意味、古参投資家だけに課せられた「通過儀礼」と言えるかもしれませんね。

とはいえ、旧NISAから旧つみたてNISA、新NISAへと制度が進化してきた過程を実体験できるのは、それはそれで貴重な経験だと考えています。金融庁のデータによると、NISA口座数は2014年12月末の434万口座から2023年12月末には2,125万口座まで増加し、新NISA開始後の2024年12月末には2,559万口座に達しています。

非課税制度の恩恵を受けられる投資家が増えたことは、日本の資産形成環境の改善を示す良い兆候だと思います。
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