【先進国株式】低コストインデックスファンド徹底比較(25年9月末) Slim先進国株強し

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「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2025年9月末で比較しました。

今回から、本シリーズ記事はリニューアルしてお送りしています。変更点は、各インデックスファンドの運用期間が伸びてきたことを受けて、リターン項目について1年、3年、5年に加えて10年リターンを追加したこと、表をすこし大きく、フォントやカラーを見やすくする等デザインを変更しました。(スマホやタブレットでご覧の方は拡大してご覧ください)

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先進国株式クラスの比較対象インデックスは、「MSCI コクサイ・インデックス」です。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなどの先進国企業の株式(日本除く)に分散投資するインデックスです。

世界の株式時価総額における先進国株式クラスの比率は、実に8割を占めます。その先進国株式クラスの中でアメリカが7割を占めます。まさに世界の株式市場の中心です。残り3割がヨーロッパなどです。

比較の結果、今回は「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」(運用会社:三菱UFJアセットマネジメント)が、総経費率 0.11%、インデックスとの差異 ±0%(お見事!)、1年リターン年率 +22.15%、3年リターン年率 +24.55%、5年リターン年率 +23.09% と5項目で1位の5ポイントを獲得してベストファンドとなりました。

また、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」(運用会社:ニッセイアセットマネジメントが、実質コスト年0.11% で1位、インデックスとの差異では±0.0%(お見事!)、10年リターン年率 +15.45%と3項目で1位の3ポイントを獲得して、手堅い運用を見せていました。

期待の新ファンドの「ステート・ストリート・グローバル株式インデックス・オープン」(運用会社:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ)、「楽天・プラス・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド」(運用会社:楽天投信投資顧問)は、信託報酬こそ安いものの、その他はSlimやニッセイに及びませんでした。今後に期待か。

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一方、以前インデックスとの差異に大きな異常値が出ていた「NZAM・ベータ 先進国株式」(運用会社:農林中金全共連アセットマネジメント)、「iシェアーズ 先進国株式インデックス」(運用会社:ブラックロック)は、直近の運用報告書によると異常値は収まったようですが経過観察しています。また、旧世代のファンドである「外国株式インデックスe」(運用会社:三井住友トラストアセットマネジメント)には1%以上のインデックスとの差異が出ており、もう選択する理由は乏しいでしょう。

なお、「野村スリーゼロ先進国株式」(野村アセットマネジメント)の信託報酬が年0%ですが、これは期間限定であり、近い将来(2031年から)信託報酬が値上げされる設計になっているため、バイ&ホールドを目指すインデックス投資の対象ファンドとしては「参考」扱いとしています。古くから積み立て投資をやっている投信ブロガーとして、含み益が積み上がった後で高コストファンドを売るに売れなくなるつらさは身にしみてわかっているつもりです。

いろいろありますが結論。

先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2025年9月末で比較した結果、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」がベストでした。


低コストインデックスファンド徹底比較のカテゴリです。主要なアセットクラスのインデックスファンド比較情報を、定期的に更新しています。



<参考>
本ブログ記事は、私が過去に執筆・監修した書籍に掲載したおすすめインデックスファンド情報のアップデート版という意味もあります。今後も定期的に継続していく所存です。

彼はそれを賢者の投資術と言ったhottarakashitoushijutsu_X300.pngkaiteiban_okanehanekasete.jpgmanga_okanehanekasete_X300.pngokanegakatteni_X300.png


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
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