「読売333」連動商品デビュー 三菱UFJが新たな選択肢を提供
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三菱UFJアセットマネジメントは、「eMAXIS Slim 国内株式(読売 333)」「MAXIS 読売333日本株上場投信」を3月26日に新規設定すると発表しました。
三菱UFJアセットマネジメント プレスリリース
2025年03月10日 『eMAXIS Slim国内株式(読売333)』の設定について
2025年03月10日 【ETF】『MAXIS読売333日本株上場投信』の設定・上場について
日本株式クラスの話題の新指数「読売333」に連動するインデックスファンドとETFが登場します。気になる概要は以下のとおりです。
■eMAXIS Slim国内株式(読売333)
- 読売株価指数(読売333)(配当込み)連動
- 購入時手数料 なし
- 信託財産留保額 なし
- 信託報酬 年0.143%
※原則、分配金は抑える
■MAXIS読売333日本株上場投信(銘柄コード 348A)
- 読売株価指数(読売333)(配当込み)連動
- 信託報酬 年0.132%
※年2回分配
日経225に連動するインデックスファンド・ETFよりも信託報酬を低く抑えられるのかと思っていたら、日経225連動の既存商品と同じ水準でした。
そうなると、投資家として気になるのは読売333の指数としての有用性がどれくらいあるのかということです。プレスリリースには「全銘柄を均等保有する『等ウェート型』にて算出されています。特定の企業の動向に左右されにくく、国内株式市場における幅広い企業の動向を捉え長期投資をしたい投資家のみなさまの新たな選択肢の一つになりうる」と書かれています。
サムネイルの読売新聞のグラフ(引用元:読売333、投資に新たな選択肢 読売新聞)を見ると、読売333がTOPIXや日経225を上回っているように見えます。ただ、1985年11月末という日は日本の株式市場で何かの区切りとなる日ではないです。あえて切りの悪い日を100として算出を開始しているところを見ると、現時点からバックテストをすると1985年11月末スタートがいちばんパフォーマンスがよく見えるのだろうと推察されます。
重要なのはバックテストではなく、今後どうなるのかなのですが、均等ウェートが時価総額加重平均を常に上回るというエビデンスは今のところないと考えています。均等ウェートのほうが、時価総額加重平均よりも小型株のウェートが高くなるので、いわゆる「小型株効果」がゆるやかに現れるだろうということはいえます。ただ、小型株効果は市場の状況や調査期間によって有利にも不利にも働くので、均等ウェートも常に有利といえるわけではないでしょう。
とはいえ、日本株式クラスにおいて日経225でもなく、TOPIXでもない、新たな均等ウェートの選択肢ができたことは、歓迎すべきことだと思います。
今後の「eMAXIS Slim国内株式(読売333)」「MAXIS読売333日本株上場投信」のパフォーマンスと、より低コストな競合ファンドの登場による競争に期待したいところです。
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