下げ相場前の年初と同水準に評価額が戻ってきた今こそ、投資家がやるべきこと
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2022年は年初からだらだら下げていた全世界株式ですが、ここ1~2ヶ月で、年初とほとんど同じ評価額水準に戻ってきました。円安の効果で、本家米国のドルベースの評価額よりも日本の円ベースの評価額の方がひと足早く回復しています。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)のチャート

(Yahooファイナンスより引用)

(Yahooファイナンスより引用)
よきかな、よきかな。
下げ相場で苦しかったのを耐えた投資家さんはおつかれさまでした。そろそろ、ポートフォリオのリスクが自分の許容範囲内にあるかどうか確認するのもよいと思います。
「せっかく評価額が上がっているのになんで?」という意見が聞こえてきそうです。
実際、年初からの下げ相場中に「リスクを取りすぎていなかったか、今こそ見直しを」というわかったような主張をする方々がたくさんいらっしゃいました。しかし、当ブログで何度も指摘しているとおり、これは合理的ではありません。本当はリスクの見直しは下げ相場ではなく、上げ相場でこそ行うべきだからです。
下げ相場でリスク資産を減らそうとすると、株式を売って損切りの形になるのに対して、上げ相場でリスク資産を減らそうとすると、利益確定の形になるからです。損切りにはならなかったとしても、不利な状況で損益を確定させてしまうことには変わりありません。
本来、下げ相場の時にリスクの見直しをという話が出るのは、既に下げてしまった状態では、それくらいしかできることがないからです。
それを、パブロフの犬のような条件反射で「下げ相場=リスクの見直し」と誤って認知している方々が散見されます。上げ相場ではイケイケドンドンで買い増し、下げ相場では後悔して売却。こんなことを繰り返していたら、儲かるものも儲かりません。
歪んだ認知を自分で正すのは非常に難しいことなので、彼らは今後も同じ主張をくり返すでしょう。しかし、彼らの主張など聞くまでもなく、すこし考えれば誰でもわかることです。資産配分の見直しを相場状況に応じて行うのであれば、評価額が戻ってきた今のような時こそ、ポートフォリオの見直しをすすめるべきだと私は思います。
耳タコかもしれませんが、投資は自分のリスク許容度の範囲内で。
皆が儲かって良い気分でいるところに、冷水をかける形になるので、この話は毎回評判が最悪です。しかし、本当に重要度が高いのは、問題が起きてから急いで対処することではなく、問題が起きないように事前に手を打っておくことだと思い、毎度、嫌われ覚悟でブログ記事を書いています。
なお、私は年2回(6月末と12月末)定期的に資産配分の確認を行っており、リバランス済みなので、現在は自分のリスク許容度の範囲内にあります。次回は12月末に行う予定です。
2022年6月末の資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品、今後の投資方針
毎年2回、6月末と12月末に資産配分(アセットアロケーション)の把握をしています。昨日、2022年6月末の資産配分を確認しました。年明けから国内外の株式市場が軟調でしたが、果たしてどうなっているのでしょうか。◆資産配分(アセットアロケーション)日本株式 4.2%先進国株式 61.0%新興国株式 5.0%REIT(国内外) 1.7%外国債券 1.9%日本債券 26.10%前回(半年前)のお正月の資産配分確認結果を受けて、1月に行ったリバ...
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