仮想通貨を対象にしたインデックス投資情報にご注意
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ビットコインをはじめとした仮想通貨が大幅に値下がりしているようです。
2018年9月7日 ビットコインのメルトダウン、改善する前に悪化の見込み - Bloomberg
→ビットコインは昨年12月のピークから65%値下がり
→ユーリカヘッジの仮想通貨ヘッジファンド指数は年初来、約50%低下
仮想通貨であるビットコインが、需給によって上がったり下がったりするのは必然です。当面どうなるかわかりません。投機としてタイミング投資をする分には面白い投資対象だと思います。
複数の仮想通貨に投資できる「仮想通貨ETF」が米国で承認するのされないのというニュースもさかんに取り上げられています。
仮想通貨取引所コインベースがETFを検討か?BlackRockに助言を求めたと報道 | CoinChoice
他の投機対象と同様に、仮想通貨を投機として売買する人がいることは、かまわないと思います。どうぞご自由にという感じです。
私が気になるのは、「ウォール街のランダム・ウォーカー」や「敗者のゲーム」といった、株や債券を投資対象としたインデックス投資のバイブルを引き合いに出して、仮想通貨で長期投資や分散投資をしましょう、といった情報がちらほら出てきていることです。
「ウォール街のランダム・ウォーカー」も「敗者のゲーム」も、株式や債券への投資を前提とした話であって、仮想通貨でも同じ理屈があてはまるというのは誤りです。
仮想通貨の価格は上がったり下がったりしますが、本質的には、需要と供給だけで価格が決まるものです。理屈上の期待リターンはプラスマイナス0といったところでしょうか(詳細に調査・分析したわけではありませんが)。
それに対して、株式や債券は、本質的に生産活動に資本を投じて余剰価値を生み出すという価値の拡大が見込めます。期待リターンが何%かは別にして、プラスであることが見込めます。
長期投資にしても分散投資にしても、投資対象は株式や債券など「期待リターンがプラス」であるアセットクラスであることが大前提です。
期待リターンがゼロやマイナスで、リスクだけあるアセットクラスをいくら組み合わせて長期保有しても、プラスのリターンは期待できません。
たとえば、以前からあるコモディティETF(金やプラチナや原油に分散投資するETF)に長期投資しても、必ずしもプラスになるとは言えないのと同じ構図です。
もし、仮想通貨ETFが出てきたとしても、それを長期・分散・積み立て投資したからといって、株式や債券のように長期的にプラスのリターンが期待できるわけではないことを、ハッキリと意識しておきたいところです。
繰り返しになりますが、仮想通貨を投機として売買する人がいることは、いっこうにかまわないと思います。既存のインデックス投資の情報と、勝手にひもづけないでほしいというだけです。
仮想通貨を対象にしたインデックス投資情報にご注意ください。
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