東南アジアでは欧州危機といってもピンとこない
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朝食をとりながら Bangkok Postを見ていたら、こんな見出しの記事がありました。
「欧州危機?危機って何よ?そんなのあんたがどう定義するか次第だろ」(意訳)
リーマン・ショック後、回復もままならないうちに欧州債務危機に直面し、厳しい状態が続くいち日本人投資家としては、えらく強気に見えます。
記事には強気材料が並び、欧州危機などどこ吹く風です。
なんとなく、「これはタイ人のんびりした気性のせいなのかな?」と思いましたが、インデックス投資家たるもの何事もデータで確認するのが大切だ!とばかりに、暑さでボケた頭を回転させて調べてみました。
すると、なるほどなデータが見えてきました。

これがリーマン・ショック後のタイと日本の株価指数の動きです。
(青い線がタイSET指数、ピンクの線がTOPIX)
タイはリーマン・ショック後は右肩上がりトレンドなのに対して、日本は右肩下がりです。
国を問わず人は良くも悪くも、ホームカントリーバイアスを持っていますので、世界経済の状況認識についても自国経済の状況に引っ張られがちです。
タイの右肩上がりの株価指数を見ると、タイ人が欧州危機を危機として認識していなくても、分かるような気がしますね。
タイだけでなく、マレーシアやインドネシアなど、東南アジアの株価指数は総じて堅調のようです。
今は欧州がダメで東南アジアが堅調という状況ですが、長期的にはどの地域が伸びるのかは分かりません。やはり国際分散投資しておくのがいいなと思いました。
P.S
一時期、「グローバル化により世界の相関が高まり国際分散投資の意味はもはやなくなった」という言説が流行しましたが、最近はあまり見かけません。お元気ですか?
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