図書館で、映画になった小説特集ってのをやってて、たくさん展示されてて、
つい借りちゃった中の二冊目。
塩田武士「騙し絵の牙」

大泉洋主演で映画になっています。

当初から映像化を視野に入れて企画され書かれた本だそうです。それはもちろん大泉洋主演。ネット見ると、大泉洋を当て書き、とありました。そういうのを当て書きというのですね。
大泉洋をイメージされているらしい主人公の速水は、カルチャー誌「トリニティ」の編集長。
「トリニティ」は、昨今の出版不況で、廃刊の危機に立たされていた。雑誌存続のために奔走する速水。奇策といっても良いほどの働きを見せたが、、、しかし、彼の努力むなしく、、というお話です。
題名がなんともハードなので、もっと、過激な内容を期待して読み始めたんだけれど、出版社社員の速水が大物作家にこびを売ったり、スポンサーと作家の間を取り持って太鼓持ちのようにふるまったり、得意の物まねでテレビ局への営業活動を成功させたりするのが、なんとも浅ましく、さっぱり「牙」という感じがしなくって、がっかり。
だからか、読んでる途中にもかかわらず、ネットであらすじを先に調べてしまいました。あらすじだけ知ればいいか、って感じで。
あらすじ読んだら、ますます、がっかり。
ネットで他の方の感想を読んでみると、ラストに感動したとか驚いたとか、そんなのが多く、人それぞれ、好みなのでなんとも断言はできないけれども。
以下↓、ちょっとネタバレふくみます☆良かったら読んでください。
編集者である速水が、自分の個人的な過去を理由に、人々を騙すというかはぐらかすというか、そんな行動をするのは、フェアじゃない気がする。そもそも活字離れ、印刷物離れは、個人の思いだけではどうしようもないし。
自分の作戦を誰にも悟られることなく成功させ、お、頭いいなあ速水、かっこいい!って、なる?
小説として、あんまり好きじゃあないなあ。←個人の好みです。
今時の小説を理解できない、古くさい頭になってきたのかなあ、アタシ。とほほ。
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ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 感想