
1. 目的
VBA を使ってエクセルでの簡単な計算を行う方法について記載する。
・目次
2. 行いたいこと
エクセルで以下の計算をVBAを使用して行う:
- 基本的な四則演算(加算、減算、乗算、除算)
- セル間の計算
- 合計と平均の計算
- 数式の入力[:contents]
3. サンプルコード(簡単な計算_加算、減算、乗算、除算)
このサンプルコードでは、VBA を使って基本的な計算を行う方法を示す。 四則演算、セル間の計算、合計と平均の計算を計算する。
Sub SimpleCalculations()
' 変数の宣言
Dim num1 As Double
Dim num2 As Double
Dim result As Double
' 値の設定
num1 = 10
num2 = 5
' 加算
result = num1 + num2
Range("A1").Value = "加算: " & result
' 減算
result = num1 - num2
Range("A2").Value = "減算: " & result
' 乗算
result = num1 * num2
Range("A3").Value = "乗算: " & result
' 除算
result = num1 / num2
Range("A4").Value = "除算: " & result
' セル間の計算
Range("B1").Value = 100
Range("B2").Value = 50
Range("B3").Formula = "=B1+B2"
MsgBox "簡単な計算が完了した!"
End Sub
上記VBAを実行すると、下記が出力される。

4. コードの解説
変数の宣言と値の設定
Dim num1 As Double Dim num2 As Double Dim result As Double num1 = 10 num2 = 5
Dimステートメントで変数を宣言し、Double型を使用して小数点を含む数値を扱う。変数に値を代入して計算に使用する。
Dim:変数や配列、オブジェクトを宣言する為のキーワード。(Dimension(次元)の略)
Dim 変数名 As データ型
- 変数名:任意の名前(例:count, name)
- データ型:Long, String, Double, Boolean, Date, Variant など
複数変数の宣言
複数の変数を1行で宣言出来る。型を省略した場合、Variant型になる。
Dim a As Long, b As String, c As Double Dim x, y As Integer
aはLong型、bはString型、cはDouble型で宣言している。 xはVariant型、yはInteger型で宣言している。
四則演算
' 加算
result = num1 + num2
Range("A1").Value = "加算: " & result
' 減算
result = num1 - num2
Range("A2").Value = "減算: " & result
' 乗算
result = num1 * num2
Range("A3").Value = "乗算: " & result
' 除算
result = num1 / num2
Range("A4").Value = "除算: " & result
基本的な四則演算(加算、減算、乗算、除算)を行い、結果をセルに出力する。
&演算子を使って文字列と数値を結合している。
セル間の計算
Range("B1").Value = 100
Range("B2").Value = 50
Range("B3").Formula = "=B1+B2"
セルに値を設定し、Formulaプロパティを使って数式を入力する。これにより、セル間の計算が可能になる。
5. サンプルコード2(合計と平均の計算)
C1からC5に入力されている合計をC6に、平均をC7に出力する。
Sub CalculateSumAndAverage()
' 合計の計算
Range("C6").Formula = "=SUM(C1:C5)"
' 平均の計算
Range("C7").Formula = "=AVERAGE(C1:C5)"
MsgBox "合計と平均の計算が完了した!"
End Sub
マクロからCalculateSumAndAverageを実行する。
実行結果(C行部分)

合計と平均の解説
値の入力: エクセルの表のC1からC5に値を記載する。
合計の計算:
Range("C6").Formula = "=SUM(C1:C5)"
SUM関数を使って、指定した範囲の合計を計算する。
- 平均の計算:
vba Range("C7").Formula = "=AVERAGE(C1:C5)"AVERAGE関数を使って、指定した範囲の平均を計算する。
6. まとめ
この記事では、VBA での簡単な計算方法について解説した。 主な内容は:
- 変数の宣言と値の設定
- 基本的な四則演算
- セル間の計算
- 合計と平均の計算
これらの基本操作を理解することで、より複雑な VBA プログラムを作成する基礎が身につく。