
テキスト「青春18きっぷって、18歳までしか使えないのかな?」
そんな風に思っている方はいませんか?でも、それは大きな誤解です。青春18きっぷは年齢に関係なく、誰でも使える自由な旅のパスポートなんです。
新幹線では一瞬で通り過ぎてしまう景色を、ゆっくりと車窓から眺める。予定になかった駅で降りて、地元の人しか知らない名店を見つける。そんな偶然の出会いと発見に満ちた旅が、この一枚のきっぷから始まります。
- 青春18きっぷって、一体何?
- 青春18きっぷの魅力は「自由」にあり
- 購入方法と使い方
- 乗れる列車、乗れない列車
- 知っておきたい注意点
- モデルコース:3日間で巡る旅
- 東京発:太平洋沿岸3日間の旅
- 大阪発:瀬戸内・山陰3日間の旅
- まとめ:さあ、冒険に出かけよう
青春18きっぷって、一体何?
青春18きっぷは、全国のJR線の普通・快速列車が乗り放題になる特別なきっぷです。春・夏・冬の年3回、長期休暇に合わせて発売されます。
「18」という数字は、青春の象徴的な年齢と「末広がりの8」を組み合わせたもの。1982年に「青春18のびのびきっぷ」として誕生し、翌年に現在の名前になりました。学生向けに企画された商品ですが、年齢制限は一切ありません。小学生も、社会人も、シニアの方も、誰でも同じ料金で利用できるのです。
料金と種類
2024年冬季のリニューアル以降、青春18きっぷは2つのタイプから選べるようになりました。
| タイプ | 料金 | 利用日数 | 1日あたり |
|---|---|---|---|
| 3日間用 | 10,000円 | 連続する3日間 | 約3,333円 |
| 5日間用 | 12,050円 | 連続する5日間 | 約2,410円 |
※おとな・こども同額
例えば、東京から大阪まで通常の運賃は片道8,910円かかりますが、5日間用の青春18きっぷなら1日あたり約2,410円。長距離移動すればするほど、お得度が増していきます。
2025年冬季の発売・利用期間
| タイプ | 発売期間 | 利用期間 |
|---|---|---|
| 3日間用 | 2025年11月28日~2026年1月10日 | 2025年12月12日~2026年1月12日 |
| 5日間用 | 2025年11月28日~2026年1月8日 | 2025年12月12日~2026年1月12日 |
※公式サイトおトクなきっぷ:JR東日本
青春18きっぷの魅力は「自由」にあり
青春18きっぷの最大の魅力は、なんといっても圧倒的な自由度です。
途中下車し放題の冒険
普通のきっぷなら、途中下車すると追加料金がかかることがあります。でも青春18きっぷなら、気になった駅で自由に降りられます。「あの看板、気になるな」「この駅の雰囲気、良さそう」そんな直感に従って、計画にない街に立ち寄れる。それが青春18きっぷの醍醐味です。
ローカル線の車窓風景
新幹線の速さは便利ですが、青春18きっぷの旅は違います。海沿いを走れば波しぶきが見え、山間を走れば季節の移ろいを感じられる。ゆっくりと流れる景色の中に、日本の美しさが詰まっています。
自分のペースで旅を組み立てる
朝早く出発して夜まで乗り続けるもよし、ゆっくり起きて午後から近場の温泉へ向かうもよし。旅のペースは完全に自分次第。時間に追われない、のんびりとした旅が楽しめます。
購入方法と使い方
どこで買える?
青春18きっぷは、以下の場所で購入できます。
指定席券売機では、トップ画面から「おトクなきっぷ」→「おトクなきっぷの購入」と進むと、青春18きっぷが選択できます。3日間用か5日間用か、利用開始日を選んで購入しましょう。
使い方は簡単!
2024年冬季のリニューアルで、青春18きっぷは自動改札機が使えるようになりました。これが大きな変更点です。
【利用の流れ】
- 購入時に利用開始日を指定
- 自動改札機に通す(通常のきっぷと同じ)
- 連続する3日間または5日間、毎日0時から24時まで有効
- 期間中は何度でも乗り降り自由
自動改札機がない駅では、駅員さんにきっぷを見せて通過します。
1枚のきっぷは1人専用
リニューアル前は、1枚のきっぷを複数人でシェアすることができました。しかし現在は、1枚のきっぷを複数人で使うことはできません。グループ旅行の場合は、人数分のきっぷを購入する必要があります。
乗れる列車、乗れない列車
基本は「普通・快速列車」
青春18きっぷで乗車できるのは、JR全線の普通列車と快速列車の普通車自由席です。これに加えて、以下も利用できます。
- 気仙沼線・大船渡線・日田彦山線のBRT(バス高速輸送システム)
- JR西日本宮島フェリー(別途、宮島訪問税100円が必要)
新幹線・特急列車は基本NG
原則として、新幹線と特急列車には乗車できません。ただし、特例区間では例外的に特急列車に乗車できます。
【特急列車に乗車できる特例区間】
グリーン車は追加料金で
普通・快速列車のグリーン車自由席は、別途グリーン券を購入すれば利用できます。長時間の移動で少し贅沢したいときにおすすめです。
私鉄も一部利用可能
JR線だけでは移動が難しい一部区間では、特例として私鉄も利用できます。
| 路線 | 利用可能区間 | 条件 |
|---|---|---|
| 青い森鉄道 | 青森~野辺地~八戸 | 青森・野辺地・八戸駅に限り途中下車可 |
| あいの風とやま鉄道 | 富山〜倶利伽羅 | 高岡・富山駅に限り途中下車可 |
| IRいしかわ鉄道 | 倶利伽羅〜津幡 | 津幡駅に限り途中下車可 |
| ハピラインふくい | 敦賀~越前花堂 | 敦賀・越前花堂駅に限り途中下車可 |
いずれも「JR線から私鉄を経由して、当日中にJR線へ乗り継ぐ場合」に限り利用可能です。途中下車できる駅も限定されているので、事前に確認しましょう。
知っておきたい注意点
時間はたっぷりかかる
普通列車での移動は、新幹線や特急に比べて圧倒的に時間がかかります。例えば、東京から大阪まで新幹線なら約2時間半ですが、普通列車だと8~10時間程度。余裕のあるスケジュールを組むことが大切です。
乗り換え案内アプリは必須
乗り換えが多いローカル線の旅では、スマートフォンの乗り換え案内アプリが欠かせません。特に「青春18きっぷモード」がある乗換案内アプリなら、普通・快速列車だけのルートを検索できて便利です。
・ジョルダン乗換案内 https://www.jorudan.co.jp/norikae/seishun18.html
繁忙期は座れないことも
春休みや年末年始などの繁忙期は、ローカル線でも混雑することがあります。長距離移動の場合は、早めに並んで座席を確保する工夫が必要です。
有効期間内でも払い戻し不可
一度利用を開始した青春18きっぷは、途中で払い戻しができません。列車が大幅に遅れたり運休しても同様です。天候が怪しい日は、旅程の変更も視野に入れておきましょう。
モデルコース:3日間で巡る旅
青春18きっぷの3日間用を使って、実際にどんな旅ができるのか。東京と大阪、それぞれ出発のモデルコースをご紹介します。
東京発:太平洋沿岸3日間の旅
【1日目:東京→静岡】
【2日目:静岡→名古屋】
【3日目:名古屋→東京】
旅のポイント
- 太平洋沿岸の美しい景色を満喫
- 各地の名物グルメを楽しめる
- 無理のないゆとりあるスケジュール
大阪発:瀬戸内・山陰3日間の旅
【1日目:大阪→岡山】
【2日目:岡山→広島】
【3日目:広島→大阪】
- 広島駅 8:00発 → 宮島口駅 8:30着
- JR西日本宮島フェリーで宮島へ(青春18きっぷで乗船可)
- 厳島神社を参拝
- 宮島口駅 14:00発 → 大阪駅 18:30着
- 山陽本線で瀬戸内海を眺めながら帰路
旅のポイント
まとめ:さあ、冒険に出かけよう

青春18きっぷは、単なる「安い移動手段」ではありません。効率を度外視して、のんびりと日本を旅する。車窓から見える何気ない風景に、思わず心を奪われる。予定していなかった駅で降りて、地元の人と会話する。そんな「余白」こそが、この旅の本当の価値なのです。
確かに時間はかかります。乗り換えも多いです。でも、その分だけ発見と出会いがある。それが青春18きっぷの旅です。
次の連休、スマートフォンに乗り換え案内アプリを入れて、青春18きっぷを握りしめ、ふらりと駅へ向かってみませんか?
年齢も経験も関係ありません。あなただけの冒険が、ホームで待っています。
ではでは、次の旅があなただけの特別な時間になりますように!
(*´∀`*)



