
毎日、仕事・家事・育児に追われて、気づけば心も体もクタクタ。
それでも
「正社員だから頑張らなきゃ」
「辞めるなんて甘えだよね」
と、自分に言い聞かせていませんか?
私は育休から復帰してしばらくの間、「ちゃんと働きたい気持ち」と「ちゃんと母でいたい気持ち」の間で、ずっと苦しくなっていました。
- 定時までに仕事が終わらない
- 子どもが熱を出すたびに職場の目が気になる
- 体調不良の娘を見ながら「何のために働いているんだろう」と思ってしまう
「このままじゃ、心が先に壊れるかもしれない」
そう感じて、私が選んだのが「派遣という働き方」でした。
ワーママとして正社員の働き方に限界を感じ、転職や派遣という選択肢を考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
ワーママが今の働き方に悩んでしまう理由と、私が派遣に変えてラクになったリアルな体験をお伝えします。
「今しんどい」と感じているあなたが、少しでもラクになるヒントを見つけられたらうれしいです。
- ワーママが「今の働き方」に悩む理由
- ワーママが「派遣」という働き方を選ぶ理由
- ワーママが派遣を選んでよかった5つの理由
- 知っておきたい「派遣という働き方のデメリット」
- それでも私は「派遣という働き方」を選んでよかった
ワーママが「今の働き方」に悩む理由

①会社側の制度と現場の実情にギャップがある
制度としては「時短勤務OK」と言われていても、いざ復帰してみると「実際に時短勤務が使えるのは子どもが3歳になるまで」と言われるケースは少なくありません。
実際、私も時短勤務は3歳までと言われたので転職しました…。
また、時短を取得できても業務量は以前のままの会社も多く、結局仕事が終わらず家でパソコンを開いたり、睡眠時間を削って対応することもあります。
②子どもの体調不良で休みにくい職場環境がある
私が育休から復帰したとき、誇張なしに娘は毎週熱を出していました。
1歳前後はまだ体温調整がうまくできず、慣らし保育があるとはいえ生活環境がガラッと変わるため、半年ほどは体調を崩しやすい時期が続きます。
これはどの家庭でも起こり得る「当たり前」のことなのですが、職場の理解が少ないと一気に働きづらさが増します。
- 「また休み?」と言われている気がする
- 上司へ連絡を入れなければと思うと朝から気が滅入る
- 在宅ワークでも、子どもを見ながらフルパワーで働くことは不可能
「休むたびに申し訳なさがつのる忙しい仕事環境」は、仕事と子育ての両立が精神的にしんどくなりやすいです。
③育休前と同じ働き方を求められる
子育てへの理解が充分でない職場では、復帰した途端に「産休・育休前と同じパフォーマンス」を求められることがあります。
しかし、復帰直後の現実は全く違います。
- 睡眠不足や体力の低下
- 業務内容を多少忘れてしまっている
- 育休中に社内システムが変わり、一から覚え直さなければならない
- 子どもの体調不良による突発的な呼び出し
- お迎えがあるので原則定時退社
など、以前の自分と同じようには働くことができません。
全部私の実体験です…。毎日保育園からの電話に怯えながら仕事していました。
それでも現場の理解が得られないと、
- 子どもの体調不良で休むたびに評価が下がる
- 忙しい部署からの配置換えがない
- 希望していない部署へ異動になる
といった、望んでいた働き方とかけ離れてしまうケースも珍しくありません。
復帰後のミスマッチは、ワーママの転職理由の上位に入ります。
④業務量が変わらないor調整されすぎてキャリアが止まる
時短勤務を選ぶと、
「業務量はそのままなのに仕事にかけられる時間が短くなる」
という矛盾が起きがちです。
実際、ママたちからは
- 小休憩を削る
- トイレに行くのもためらう
- 昼休みにご飯を食べながら仕事をする
など、「時間をひねり出しながら働いている」という声をよく聞きます。
一方で、突然の呼び出しや休みに備えて「取引先に迷惑をかけないように」と仕事を振ってもらえず、キャリアが止まってしまうケースもあります。(いわゆるマミートラックというもの)
働きたくても残業できないため、結果的に責任ある仕事をさせてもらえない状態になりやすいのです。
「働き方のせいでキャリアが止まる」
「時短なのに負担は増えている」
どちらもワーママが抱える深い悩みです。
これらの問題は、パパの協力があれば改善される部分もあるかもしれません。
ですが、すべての家庭が十分なサポートを受けられるわけではないのが現実です。
⑤夫や祖父母の協力がなければフルタイムとワンオペの両立は物理的に無理
フルタイムで働きながら、保育園の送迎、家事、病院対応、寝かしつけまでをすべて1人で回す「ワンオペ育児」は、正直なところ「気合いでどうにかなるレベル」ではありません。
なかにはできる人もいますが、余程体力があったり精神的に余裕のある人だけです。
- 朝は登園と出社の時間に追われる
- 昼間は仕事、突然の呼び出しに常に気を張る
- 夜ごはん・お風呂・寝かしつけで一気に体力を消耗
これを毎日続けながら、成果も出して、家のことを完璧にこなす。
それは現実的にかなり厳しい働き方です。
パパの協力や、祖父母のサポートがあれば成り立つ家庭もあります。
でも、
- 勤務時間が合わない
- 単身赴任・夜勤・シフト制
- 実家が遠方で頼れない
など、どうしてもワンオペにならざるを得ない家庭が多いのが現実です。
だからこそ、
「気合いで頑張る」のではなく、「無理のない働き方に変える」
という選択肢を考え始めるワーママが増えています。
ワーママが「派遣」という働き方を選ぶ理由

それでも、
「できることなら仕事は続けたい」
「家計のためにも、社会との繋がりのためにも働きたい」
と思っているワーママは、とても多いはずです。
ただ、「今までと同じ正社員の働き方」である必要はありません。
実は、働き方を少し変えるだけで、時間にも心にも余裕が生まれるケースがあります。
私自身、限界まで悩んだ末に選んだのが「派遣」という働き方でした。
ワーママが派遣を選んでよかった5つの理由

①残業がほぼなく、定時で帰れる
派遣の求人は、契約時点で
「○時〜○時まで」と条件がはっきり決まっています。
さらに、残業が発生すると派遣先は派遣会社に支払う金額が一気に増えてしまうため、
基本的には「定時で上がってもらいたい」と考えている会社がほとんどです。
そのため、正社員のように
「今日は忙しいから…」
「みんな残っているから…」
と、空気で残業が決まることがありません。
「定時で帰れる」と分かっているだけで、
お迎え・夕方の家事・寝かしつけまでの流れに、圧倒的な心の余裕が生まれます✨
②子どもの体調不良でも休みやすい
派遣は、面談の時点で
「子どもの体調不良で休む可能性がある」と伝えたうえで雇用契約を結びます。
そのため、正社員の時のように
- 休むたびに罪悪感を抱く
- 職場での空気が気まずくなる
- 「また休み?」と思われていないか不安になる
といったプレッシャーが、かなり軽くなりました。
もちろん、迷惑をかけてしまうことに変わりはありません。
それでも派遣の場合は、「想定内の休み」として受け止めてもらえるため、精神的なダメージがまったく違います。
正社員の頃は、
「また迷惑をかけてしまった…」
と一日中気持ちが沈んでいましたが、
派遣に変わってからは、
「まずは子どもを優先していい」
と心から思えるようになりました。
③業務内容が最初から決まっており、責任を背負いすぎなくていい
派遣の仕事は、契約の時点で「どんな業務をするのか」が契約書に書かれています。
そのため、正社員のように
「これもお願い」
「ついでにこれも!」
「誰もやらないからやっておいて」
と、仕事や責任がどんどん増えていくことがありません。
業務範囲が決まっているからこそ、
- 自分でペース配分ができる
- 持ち帰り仕事が発生しない
- 「自分がやらなきゃ回らない」というプレッシャーを感じにくい
というメリットがあります。
もちろん自分の仕事に責任は持ちますが、責任が重たすぎる仕事を振られることは基本的にないので、
子どもの体調不良や行事があっても休みやすいと感じています。
子どもの行事はその時にしか見られないもの。
だから、何としてでも行きたい!
④働く時間や日数を調整できる
派遣社員は「週5勤務」と思われがちですが、
私の働いている部署には、週3・週4勤務の派遣ワーママが実際に数名います。
小さな子どもがいると、土日は平日に溜まった家事をこなしたり、子どもを公園に連れ出したりと、休む暇がないですよね…。
だからこそ、平日に1日だけでも「溜まった家事を片付けたり、少しでも自分が休める時間」があるだけで、心の余裕はまったく違います。
「休む=罪悪感」ではなく、
「今の仕事・家事・育児の3足のわらじを、無理なく続けるために必要な休み」
そして「ママのメンタルを守るための休み」として働けるのも、派遣の良さだと感じています。
⑤職場が合わなければ「変える」という選択ができる
正社員のときは、
「人間関係がつらい」
「仕事内容が合わない」
と思っても、簡単に環境を変えることはできませんでした。
でも派遣は、契約期間が決まっている働き方です。
もし実際に働いてみて、
- 保育園に預けてからの通勤が想像以上に大変だった
- 仕事内容が思っていたものと違った
- 職場の雰囲気がどうしても合わなかった
という場合でも、「次は別の職場を選ぶ」という選択ができます。
この「一生ここで耐え続けなくていい」という安心感は、想像以上に心を軽くしてくれました。
ワーママは、
仕事だけでなく、家庭・育児・自分の体調など、その時々で優先順位が変わります。
その変化に合わせて「今の自分に合う働き方へ、調整し直せる」
これも、派遣を選んでよかったと感じる大きな理由のひとつです。
知っておきたい「派遣という働き方のデメリット」

派遣はワーママにとって心強い働き方ですが、もちろん「いいことばかり」ではありません。
実際に働いてみて感じたデメリットも、正直にお伝えします。
① 契約期間が決まっているため、雇用が不安定
派遣は基本的に「3ヶ月〜6ヶ月ごとの契約更新」です。
そのため、
- 更新されるかどうか分からない不安
- 「次もここで働けるのかな?」という心配
- 長期的な計画が立てにくい
といった雇用の不安定さはどうしてもあります。
正社員のような「この会社にいればとりあえず大丈夫」という安心感は、正直ありません。
ただし実際には働きぶりに問題がなければ更新されるケースがほとんどですし、
もし更新されなくても派遣会社が次の仕事を探してくれるという安心感もあります。
② ボーナス・退職金がない
多くの派遣社員には、賞与(ボーナス)や退職金がありません。
そのため、「年収ベースで見ると正社員のほうが高くなる」という場合もあります。
ただ、ワーママの場合は
- フルタイムで働くのは難しい
- 残業できないor仕事を持ち帰る
- 子どもの体調不良など、急な休みが多い
という現実があるため、
「収入」だけで正社員と単純比較できないと私は感じています。
③ すべての職場が働きやすいわけではない
派遣だからといって、すべての職場が必ず働きやすいわけではありません。
中には、
- 忙しすぎる職場
- 派遣に理解の少ない社員がいる
- 業務説明がほとんどない
といった職場に当たる可能性もあります。
だからこそ大切なのが
- 派遣会社のフォロー体制
- 担当者の対応力
です。
困ったときに「間に入ってくれる存在がいる」のは、正社員にはない派遣の強みでもあります。
④ 責任ある仕事・昇進を目指しにくい
派遣は、
- 管理職になる
- 大きなプロジェクトを任される
- 出世していく
といったキャリアアップの道は、正社員に比べてかなり限定的です。
「今は仕事より家庭を優先したい」
「責任が重すぎる働き方は避けたい」
という人には向いていますが、
バリバリ昇進したい人には、正直物足りなさを感じる働き方でもあります。
ただ、今の私にとっては、
- 小学生になったら、保育園の頃よりもっと早く帰ってくるようになる
- 学童保育を嫌がるかもしれない
- 子どもが一人でお留守番できるようになるまでは、どうしても親の手が必要
こうした現実を考えると、
「今は仕方がない」と割り切ることも、ひとつの選択肢だと感じるようになりました。
ずっとこの働き方を続ける必要はありません。
でも、子どもが安心して過ごせる時期までは、今のペースで働く。
そう決めたことで、私はずいぶん気持ちがラクになりました。
⑤ 職場で「線引き」を感じることもある
派遣という立場上、
- 一部の会議に参加しない
- 社内の重要情報が入ってこない
- 正社員と明確な区別を感じる
といった場面もあります。
最初は少し寂しさを感じることもありました。
ただ私は、その分「仕事だけに集中できる」「余計な責任を背負わなくていい」というラクさのほうが、今の自分には合っていました。
それでも私は「派遣という働き方」を選んでよかった

派遣には不安定さも、制限も、正直あります。
それでも私は、
- お迎えに間に合う
- 子どもの体調不良で責められない
- 行事に迷いなく行ける
- 必要以上の罪悪感なく休める
この日常を手に入れられたことのほうが、ずっと大きかったです。
「派遣」とひとくちに言っても、
働き方・時短の柔軟さ・サポート体制は会社によって本当に違います。
私自身も、いくつか登録して話を聞いてから今の職場を選びました。
どこがいいかは、家の状況・子どもの年齢・優先したいことによって変わるので、
またリアルな体験談としてまとめますね。


