上海の夜は上海雑技ショーを観に行く。
劇場は客席がすり鉢状のようになっていて舞台は何処からも広々と見ることができる。
観光バスで駐車場は一杯一杯になっていたので、これだけのニーズがあれば雑技のショーは毎晩営業を続けていけるのだろう。
雑技ショーというのはもっと古典的な芸風なのかと思っていた。
チェン・カイコーの映画に出てくるような、孤児たちが雑技団や京劇団に入れられて過酷な訓練と鍛錬の末に芸を極める、というようなイメージ。
昔々のその昔、言う事を聞かない子はサーカスに売られちゃうよ、という子どもに対する脅し文句があった。
今回のショーはシルク・ド・ソレイユ風の物語形式の進行で美しく洗練されたショーであった。
中国は何時も体操競技の技術もオリンピックでトップクラスで、選手の層も厚いだろうと思う。
そんな元体操選手がここで活躍し続けているのかも知れない。
彼らの一糸乱れぬアクロバティックな群舞は老若男女誰が見ても感動してしまうだろう。

鉄筋の丸いカゴの中に次から次へバイクに乗って走行する演技もドキドキだったが、排気ガスがものすごかったのもハラハラした。ピウプより。