悪は存在しないという映画を観にいった。
私たちの身の回りに起こりうる地域社会の発展と自然の没落についての小さな亀裂を見るようなお話だった。
自然と人間の共存共栄は混じり合って仲良くすることではなく境界線を守りあって配慮することなのだと改めて思う。
いや人間同士でさえも仲良くとまでは行かなくてもお互いの領域に干渉せずに、境界線を守って、それでも協力できることを見つけていくことが共存共栄なのだろう。
人間の科学的、経済的価値観は自然の在り方とは利益相反関係のことがほとんどである。
昔ながらの原始的生活をする部族や少数民族は自然を恐れて暮らしの領域を必要以上に広げたり資源を貪るようなことをしない伝統的な規則を守っている。
自然が能動的に戦争をけしかけないだろうけれど、人間が自然の領域をコントロールしようとすれば、今まで守られてきた自然による平和が決壊して科学や経済で解決できぬようなアンバランスな世界になる。

人口が増えることは経済発展には欠かせないことだろうけれど、自然は反比例している。ピウプより。