ペンギン先生のブログ

個人レッスンプロ ペンギン先生の「学び」ブログ

給料アップを勝ち取るために必要なこと

給料アップや待遇改善に必要なものとは

みなさんに質問です。

 

「今の給料に不満だ」「こんな待遇じゃやっていられない」
と思った時、どうやってこの問題を克服しますか?

 

いくつか方法が考えられますね。

1.学歴をつける

2.資格を取る

3.転職する

などなど

 

でも私が思うに、給料アップや待遇改善に最も重要なことが、実は見過ごされがちだと思うんですね。

 

そこで、私が以前同じ会社で働いていたセールス・マネージャーのお話しをしましょう。

 

彼は南部ドイツ出身のドイツ人で、高校を卒業すると2年間の兵役に就きました。
除隊後、大学に進学することなく日系大手繊維会社の欧州支社に入社。セールス担当としてキャリアをスタートさせます。
なぜ彼の経歴について詳しいかというと、彼はIndeed上で自分の経歴をオープンにしているので、いつどこでどんな仕事をしてきたのか、丸裸なのです。

セールスの人は特に、キャリアアップのため転職を繰り返すので、履歴書が華やかになります。彼も例に漏れず数年に一度職を替えてはポジションを確実に上げてきました。

 

そんな彼と同じ会社で働くようになったのは、私が40代前半の頃です。彼は私より4つほど年下でした。
正直言って、頭キレッキレの秀才という感じではなかったです。
陽気でほがらかな性格なのですが、ちょっと「5時から男」タイプの人でした。

私は経理マンなのでずっと事務所にいます。しかし彼はセールス・マネージャーなので、しょっちゅうビジネストリップで海外に出かけていました。

人懐こい性格で、初対面の人から気に入られるタイプ。彼の仕事っぷりは知りませんが人は良かった。

 

でも、他の社員たちから陰でボロクソ言われていました。
その原因が、学歴
大卒資格を持っている万年平社員の女性が「私よりも学歴が低いのにマネージャーだなんて許せない」とか、「兵役しか経験がない人がマネージャーなんて務まるわけない」とか、言いたい放題悪口を言っていました。
たしかに彼は3年ものの職業研修Ausbildungもやっていないし、ギムナジウム(高校)も差して優秀な成績ではなかった(本人談)。
だから大学へは進学しない道を選んだのでしょう。

 

しかし、彼に対する私の評価はまったく異なるものでした。

それは、

彼は自分の売り方を知っている

というもの。

 

彼はおそらく座学がそれほど好きではなかったのでしょう。
なので、高校を卒業後すぐには就職せず、モラトリアムの期間を兵役という形で過ごしたのだと思います。

彼の賢いところは、日系企業に入れば学歴はそれほど問題にならないことを知っていたこと。

この話を聞くと「嘘言え、日本だって学歴社会じゃないか!」と言われるでしょう。
しかし内向きな日本人は、国内では学歴社会バリバリで差別しているのに、英語やドイツ語を話す外国人には妙におとなしいのです。その内弁慶さにビックリするほどです。
そうした日本人の性格をどうやって知ったのか分かりませんが、彼は意図的に日系企業だけを歩んできました。社名は敢えて書きませんが、いずれも日本の一流大企業の欧州支店で、長年正社員として働いてきたのです。

 

それほど高い能力を持っているとは思えない彼が、セールスの一般社員から、ジュニアマネージャーとなり、マネージャーへと昇格し、統括マネージャーとなっていったのです。履歴書を見る限り、まさに順調に出世していました。

 

彼と一緒に働いた期間はたったの2年で幕を閉じました。
なぜかというと、彼はイギリスのコンサルタント系企業からヘッドハンティングされたからです。給料は当時受け取っていた額の倍以上と本人から聞きました。
夢のようなお話ですね💓

彼の話し方や振舞いを見ると、成功するために必要なものが見えてきます。

それは、

 

「どうすれば自分自身を高く売れるか」を知っている

 

という言葉に尽きます。

 

彼と話していると、ネガティブなことは一つも出てきません。どんなに厳しい状況でも常にポジティブであり、どんな人にも嫌な顔一つせずに対処できるのです。

あれだけ陰でボロカスに言う同僚にも、嫌な顔一つせず上手に乗り切っていました。そういう姿をさりげなく周囲に伝えるのが上手かった。

そしてもう一つ、彼の最大の長所が

人懐こい

ところ。

彼は当時家族と離れてケルンに独り暮らししていましたが、週末も繊維系企業やモード系会社の上役さんたちと会食をしていました。
その請求書が経理に回ってくるので、仕事のない日も彼が取引先の人と会食しているのが手に取るように分かりました。

そのことを彼に伝えたら、「交際費で落とすなってこと?」とちょっと不安そうな顔をして尋ねてきたので、「〇〇ってモード系の大企業でしょ。相手はそのセールス担当役員なんですよね?ならばもっと良いお店に招待してあげたら?」と返したら驚いた表情をして、それからいろいろな話をしてくれるようになりました。

私は交際費について、取引を拡大するための飲食代ならば大いに使ったらいい、というスタンスです。
ドイツにある日系企業には、取引先企業の日本人と接待の順番制負担にして会社のカネで飲み食いしている人が山といる。まさか私がそのことを知らずに経費処理しているとはだれも思いますまい。
こういうカネのけち臭い使い方をしているから、部下から尊敬されないのです。
私は能力はともかくも、このセールスマネージャーのことが好きでした。
そして彼は交友関係を確実に広げており、その中の一社からヘッドハンティングを受けたのです。

 

いいですか、出世に最も必要なのは学歴とか資格とかではないと思います。
これらは確かに持っておいて損がない。しかし、一番大切なのは自分の売り方を知るということ。それはすなわち、自己分析がよくできているということです。
彼は社交的で、身内以外の人とも気さくに会食を楽しめる性格でした。そこで相手の話に耳を傾け信頼関係を築いていきました。
自分の社交性・人間好きな性格を前面に出して、キャリアアップの転職を繰り返してきたのだと思います。

 

日本人は控え目な人が多く、自分の強みを語るよりも弱さに目を向けがち。

「私にはそんな大役は荷が重すぎる」とか「〇〇は多少できます」とか、自分から自分を下に見せてしまうことが多い。日本では美徳なのかもしれませんが、ヨーロッパでは完全に損です。自分の弱みにはあえて触れず、強みや得意なものを前面に押し出して好待遇を勝ち取っています。

 

今の職場に不満がある、今の待遇に納得がいかないという人がいたら、私はぜひ伺いたい。
あなたにはどんな強みがあるのか?

と。

胸を張って語れる強みがあるなら、その強みをどうやったら上手に売り込むことができるかを戦略的に考えるべきです。

現状に愚痴を言っても始まらない。自分を大いに売り込んで好待遇を勝ち取りましょう。

学歴コンプレックスを払しょくするには学士号取得が一番

いまだ根強く残る学歴主義




昨年の春、東京通信大学を卒業しました。私は学び直しの一環で3年次編入しましたが、この大学の学生は大きく2種類に分かれます。

すなわち、私のように既に一度大学を卒業しもう一度大学生をする人と、高校卒や短大・専門学校卒で大卒資格を得ようとする人です。

SNSなどを通じて同じ大学の学生さんの投稿を見てきましたが、今のところいかに学歴主義が根強くこの社会に残っているのか、改めて考えさせられました。

大卒でないことを職場で馬鹿にされるというSNSを見て、「これは本当に2020年代の日本の話か?」と思ったほどです。

「人間の評価は学歴で決まるものではない」と主張したところで、学歴を重んじる人たちが考えを改める可能性はゼロです。

大卒でないことで損をしていると感じている方に、私は通信制大学を強く勧めます。

一言で通信制大学といっても、攻略し易い大学から、通学制の大学よりも卒業がしにくい大学までさまざまあります。

私は東京通信大学を卒業後、別の大学の学生をやっていますが、ハッキリ言って今在籍している大学の方が格段に卒業しにくいと感じています。

 

通信制大学を考える場合、卒業のし易さは以下のポイントにかかっていると考えます。

  • 必修科目の多さ
  • オンディマンド型講義で完結か、それともスクーリングが必須か
  • 提出したレポートの合格をもって科目認定試験を受けられるのか、それともオンラインの講義を受講すればダイレクトに科目認定試験を受けられるのか
  • 卒論が必須か

 

通信制大学に4年間通ったとしても、果たして卒業できるのか?」と不安を抱いているようなら、まずは卒業までのハードルが低い大学を選ぶべきです。

慶應や中央大の通信課程を卒業するのは半端なく難しい。
「何がなんでも大学を卒業するんだ」という強い意志と、4年間ストイックに学ぶ覚悟、そして学業以外の要素をできる限り切り落とす勇気がなければ、ほぼほぼ卒業できません。

以上のことを知って「これは無理だ」とあきらめずに、ハードルの低い大学を選びましょう。

上記ポイントでいうと

  • 必修科目が少ない
  • スクーリングが不要
  • オンディマンド型講義を視聴したら単位認定試験の受験が可能
  • 卒論は任意

の条件がそろえば、大卒にかなりの確率で手が届くと思います。

私は卒業生として東京通信大学をお勧めします。

在籍した情報マネジメント学部4期生(現在は8期生が在籍しています)までは必修科目が76単位もあり(124単位で卒業できる)、苦手な科目から逃げることはできませんでした。

しかし現在、卒業に必要な必修科目はたったの24単位です。東京通信大学のホームページで確認しましたが、単位修得が極めて困難な科目は見当たりませんでした。これだけ必修科目が少ないということは、履修してみたものの「自分には向かなかった」と気づいた科目の単位修得をあきらめればよいということ。

情報マネジメント学部 情報マネジメント学科|東京通信大学(通信制大学)

☞ 卒業要件のpdfファイルを開いてみて下さい。

 

東京通信大学では履修科目の選択の仕方を工夫すればスクーリングは不要です。卒論は義務ではなく、単位認定試験の際に講義資料の参照も可能。日々の学習に生成系AIをも無料で活用できる時代に突入しました。
卒業できないわけがない。
求められるのは地頭の良さとか基礎的な知識とかではなく、お金と時間です。

 

お金の問題ですが、東京通信大学なら情報マネジメント学部の場合、一年次入学で約130万円の出費となります。大卒になればコンプレックスが払しょくできるのです。一生モノの財産ですから、高過ぎるとは思いません。
毎朝缶コーヒーから一日が始まる人は、4年間我慢しましょう。スタバ、ドトールもやめです(笑)
金はなくてもTDLUSJは別腹という人も、ここは我慢。飲み会も3回に1回の出席にしましょう。夢の実現のためです。

時間ですが、社内の付き合いを捨てればかなり捻出できます。「大卒でないことを馬鹿にされたくないので大学に通っています」と言ってしまう手もある。もう二度と強制的に誘われません。

私の場合はもっとキッパリ「この会社は給料が低いので、大卒後は転職する」と公言していました。実際に転職しましたが、前の職場の給料よりも200万円上がりました。どうです、周囲から何と思われようと年俸が200万円上がる方が良くないですか?

 

私が今学生生活をやり直すとしたら真っ先に通信制大学を選びます。卒業のハードルの低い大学を4年間で卒業し、学びのコツがつかめたら、より知名度の高い慶應か中央大の通教に3年次編入すればいい。ここで学業にコミットして学士号を経て転職、給料を引き上げます。可能なら、お金を貯めて大学院に進学するという手もあります。
もっとも、私は日本の大学ではなく欧州の学費が無料の国で学ぶ道を選ぶと思います。これもまた上手にやれば、お金をさほど掛けずに学士号を取得できます。

日本で暮らす以上、当分学歴主義はなくならないでしょう。ならば大卒資格を得ておくことは、給料や待遇を改善するための手段として有効です。

 

大変興味深いことに、「4年間の在籍でもうお腹いっぱい」とか「大学の学びでこんなに大変なのだから大学院なんてとてもとても」と言っていた人たちが、東京通信大学を卒業後に他の大学で学びを継続させていたり、大学院に進学して修士号を手に入れようと頑張っていたりします。

行動すると勢いがつく、ということなのでしょう。

私はそもそもプログラミングやIT技術に弱く、それでもSNSマーケティングや動画配信などに興味があったので、東京通信大学の情報マネジメント学部に編入学しました。

3年間通い136単位取得して(単位認定分を除く)卒業しましたが、結論として「私には情報系のアカデミックな学びは向かない」ということでした。大学院には進学せず、現在は実践重視でSNSマーケティングを学んでいます。

東京通信大学での学びは、単位をたくさん取得することに終始してしまったので深みが足りませんでした。しかし後悔はありません。

新しい挑戦をする喜びを知ったので、卒業後もいろいろな挑戦にためらうことなく踏み出せるようになりました。

結果的にそれが学士号以上の財産だと感じています。

 

学位記は一生モノの財産

 

嫌がる子どもを塾通いさせる意味はあるのか

子どもの気持ちを聞いてみましょう

個人指導を通じて、これまで600人を超す生徒さんを指導してきましたが、今回は次の質問に答えようと思います。

 

「勉強することが大嫌いな子どもに無理やりでも家庭教師をつけたり、学習塾に通わせたりすることに意味があるのか?」

 

私は19歳で家庭教師を始めて以来、かれこれ20年以上レッスンをやっています。大手進学塾の専任講師として集団授業を担当していた経験もあります。

嫌々学習塾に通っていた生徒さんもたくさん見てきましたし、親は子どもが学ぶことに大変熱心なのに、当の子どもはちっともヤル気がない、というお子さんも見てきました。

さすがに指導歴も20年を超えると、個人レッスンや学習塾を卒業した生徒さんのその後の情報を集めることができます。

 

そして私が辿り着いた結論は、

 

良かれと思って無理やりに学習塾に通わせたり、家庭教師をつけたりしても、嫌がる子どもが勉強を好きになることはない

 

ということ。

 

とっても残念な書きぶりでショックを受けた方もいらっしゃるでしょう。

 

ちょっと話は逸れますが、みなさんはジェットコースターが好きですか?それとも嫌いですか?

世の中にはジェットコースターのスリルが大好きな人と、なんであんな怖いものにわざわざ金を払ってまで乗るのか?と嫌がる人の2種類います。

なぜでしょうか?

 

理由として考えられるのが、ジェットコースターに乗ることでいつ喜びを感じるかという点です。

 

ジェットコースターが好きな人は、走行中のスリルを楽しんでいるので、降りるとすぐに「また乗りたい!」という気持ちになります。これに対して、ジェットコースターを嫌がる人は走行中必死に恐怖と戦い、コースターを降りた時に「ああ、もう乗らなくていいんだ、良かった!」と喜びを感じるのです。

ジェットコースターに乗らない時に安堵感や喜びを感じるのですから、自分からは二度と進んで乗りたいという気持ちにならないのです。

 

この考え方が「無理やり勉強」にも当てはまると見ています。

 

学習塾で自分の知らないことを学べるのが楽しいと感じる子どもは、親がとやかく言わなくてもすんなり塾通いします。しかし、自分の意志に反して無理やり塾に通わされた子どもは、そもそも塾で学ぶことが苦痛だったので、それを卒業すると「もう二度と勉強しなくてすむ。ああ、良かった」となってしまう。

こうなったらもはや生涯にわたる大損失です。なぜなら、学ぶことを苦痛に感じる土壌が、しっかりできあがってしまったのですから。

 

親が子どものことを想って塾通いさせる気持ちは分かりますが、嫌々通った学習塾での学びを将来心の底から感謝する子どもはまずいない。

 

特に学習塾に通っていた当時、講義中に大騒ぎしたり馬鹿笑いしたりして授業をストップさせていた生徒さんは、残念ながらその後もほとんど学ばないで大きくなっています。「ビックリするほど大変身!今では進んで学ぶ子になりました!」なんてお子さんを私は見たことがありません。

こう言うと「大きくなってから勉強する子もいますよ」と反論されます。しかし、その子が必死に学んだのは自分の中で危機感を抱いたから、あるいは何かを実現するために学ぶ必要を感じたからであって、決して幼い頃無理やりにでも勉強させられた経験が生きたから、ではありません。

 

では学ぶのが大嫌いというお子さんをそのまま放置しておいて良いのでしょうか?

 

もちろん放置してはいけません。

 

ここからが大切です。

人間にとって座学が至上のものではありません。

おとなしく塾に通い、授業を聞くことや問題を解くことに文句を言わず、重要なことはノートに書き留め、実力判定テストも淡々とこなす子どもに生まれれば手も掛からず安心ですが、そのような子どもに我が子が生まれなかったことを悲観してはいけません。

 

その子が楽しいと思えるもの、他のことはさておき、そのことになると無我夢中になって取り組めるものを一緒になって見つけることが大切です。

 

親に言われるまま名門高校に進学したけれど、「自分は絵を描くのが好き。だから美大に行く」と決意して普通の大学に進むのを取りやめ。高校3年生になっていきなり進路変更し、学年でただ一人美大を受験して見事合格。現在画家として活躍している教え子がいます。

塾通いしていた頃、休み時間になるとノートに絵を描いていて、熱中するあまり授業が再開したことを忘れてしまうような生徒さんでした。

彼から直接話を聞きましたが、進学校での勉強漬けの毎日の中で、ふと「こういうことがしたいんじゃない。このままでは自分のやりたいことができない」と感じたそうです。彼には「絵を描きたい」という強い気持ちがありました。そして両親を説得し、美大を卒業した後画家になりました。

 

本当の教育とは、嫌がる子どもを無理やり塾に通わせることではないと思います。

子どもが夢中になって取り組むものを、親も一緒になって見つけることが大切だと思います。

 

子どもが何に興味を抱き、どんなことなら夢中になって取り組むのかを探し出すことは容易ではありません。

私は小学生の頃、浮世絵が大好きで朝から美術図鑑を飽かず眺めている変わった子でした。そんなある日、父親が「お前は何が面白くてそんな絵ばかり見ているんだ。さぁ、さっさと学校に行く支度をしなさい」と言ったものの、週末わざわざ熱海にあるMOA美術館に連れていってくれました。
父親は美術鑑賞にまったく興味のない人で、なぜそこまでして美術館に連れていってくれたのか?いまだに不明です(笑)
しかし、53歳になった今でも私の記憶にこの思い出は深く刻まれており、だからゆえに今、美大の学生をしているのです。

私は残念ながら画家になる道を見つけられず普通のサラリーマンになってしまいましたが、父親のあの時のアクションに感謝しています。

もしもお子さんが学習塾に通ったり、家庭教師についたりすることを必死になって抵抗するなら、ぜひその子の想いに耳を傾けてみましょう。
もしかすると、ほかに取り組みたいものがあるのかもしれませんよ。
漠然と嫌がるなら、無理に説得するのではなく、興味を抱くかもしれないものを探す旅をしましょう。

 

個人レッスンを長くやっている私が言うのもなんですが、

座学がすべてではない

と思っています。

 

 

 

 

『国語』の読解力を伸ばすたった2つの方法

『国語』の読解力を伸ばす方法はたったの2つ


個人レッスンで指導している科目は、
・国語
・数学
・英語
・社会
・理科
・作文
・小論文
・面接対策
・志望理由書の作成補助
エントリーシートの作成補助
(・成人向けドイツ語もあり)
ですが、これまでで一番受講生が多いのは断トツ『国語』です。
指導している対象は専ら日本人です。

 

なぜ母国語である国語が苦手なのでしょうか?
お子さんが国語が苦手で困っている、という親御さんは実に多い。

今回は国語の苦手な学生さんが多い理由をお伝えします。
これ、学習塾や予備校はばらされちゃうと嫌がるだろうな。。。

まず国語が苦手なお子さんに、学校の国語の教科書を開いて声を出して読ませてみましょう。そしてその様子をつぶさに観察してください。

ちっとも読めない、何度もつっかえて一向に先に進めない、なんてお子さんはいないと思います。読めているんです。
ついでにその内容を口頭で説明するように言ってください。
教科書レベルの内容については、程度の差こそあれ解説できます。「書いてあることがさっぱり分からない」なんていうお子さんを見たことがありません。

では次にどこかの中学入試か高校入試の国語の問題をインターネットで探してみましょう。中学入試なら、神奈川県の桐光学園の問題なんていかがでしょうか?

入試問題・過去問/受験生の皆様へ|桐光学園 中学校・高等学校 - 神奈川県川崎市の私立中学・高校

高校入試は、東京都立高校の共通入試問題をダウンロードしてみましょう。

令和5年度都立高等学校入学者選抜 学力検査問題及び正答表|都立高等学校入学者選抜 学力検査問題及び正答表等|東京都教育委員会

小説の問題ではなく説明文の問題を印刷してお子さんに解かせてください。
制限時間を設ける必要はありません。

さあ、結果はどうなりましたか?

 

きっと国語の苦手なお子さんは「さっぱり分からん」と言うでしょう。

 

ではなぜ教科書は読めるのに入試問題は読めないのでしょうか?
理由は二つあります。ちょっと考えてみてください。


では理由を書きましょう。
1.入試で出題されるような説明文・論説文を学校の授業で読む機会がない。

2.入試問題に登場する語彙が分からない。

 

要するに、慣れの問題です。
授業でも読んでいないような問題を入試でいきなり「読んで答えよ」と言われて読めるわけがない。

そして語彙が足りないから、文章の内容を理解する段階まで到達できない。

 

ここまで理解できればやるべきことは2つ。

1.入試に出題されるような説明文・論説文を読むことで、この手のタイプの文章に慣れる

2.文章を読む中で不明なことばを見つけたら、コツコツと辞書で調べて語彙を増やす

たったこれだけ。

「アホなことを言うな」「その程度のことで国語の読解力が上がるなら学習塾も予備校も要らんじゃないか!」と叱られそうです。

いや、たったこれだけです(笑)

これを知られたら学習塾や予備校は金もうけができなくなります。だから『読解のためのテクニック』なるものを伝授しようとするのです。

 

ハッキリ言います。テクニックに溺れるとかえって読めなくなるんです。
受験対策の小手先のテクニックを身に着けるのではなく、読書は一生モノですから、一生のお付き合いができる読み方を手に入れましょう。

 

「ではお前のレッスンも不要じゃないか」と言う方がいらっしゃるでしょう。
実はそうです。
ですが、私は国語のレッスンで文章読解のテクニックを教えているのではなく、国語の入試問題という優れた教材を使ってさまざまなテーマに対する知識をお伝えしています。
普遍的なテーマ(言語、コミュニケーション、こころ、生態系、歴史など)と最新のトピック(人工知能、宇宙開発、ナノテクノロジー、医療、生命倫理など)について生徒さんに情報を提供し、一緒に問題点や将来の課題・可能性などについて考えます。
それは国語の読解力の養成につながるとともに、小論文対策になり、面接対策になり、将来の進路設計にもつながっていくように考えられています。

 

国語とは、総合科目なのです。

 

こんなにすばらしい科目はないですし、これ以上教え甲斐のある科目は他にありません。

国語のレッスンをやっていると度々時間を忘れてしまいます。
国語が苦手なはずの生徒さんも「いつの間にか80分も経っていた。しかも休み時間なしで!」と驚くことがしばしばです。

こんなに面白い科目はない、私は断言できます。

 

国語が苦手で困っているというお子さんがいらっしゃるなら、ぜひ一度私のレッスンを受けてみてください。

『国語』という科目に対する考えが変わると思いますよ。

 

生成系AIの脅威を感じる

事務職の多くはAIに代替されると予想される

前回のブログでは、これまでの人材採用方式、学歴主義では10年後に行き詰ると書きました。

なぜそう思うのか実体験に基づいて書いていきます。

私は現在、日系でもドイツ系でもない外国企業で経理マンをしています。
基本的にどんな経理(買掛金・売掛金・固定資産・給与計算)でもできますが、現在の職務は買掛金の経理全般です。
現在の勤め先はAI搭載のロボットを製造販売しているメーカーですが、ここ数年ものすごい勢いで成長を続け、毎年前年比で20%程度売り上げを伸ばしている新興企業です。
セールスやマーケティング部門は売り上げによるインセンティブが与えられているので、職員のモティベーションは非常に高く、若い社員が多いのも相まって活気ある雰囲気に包まれています。

ただ、私のような事務職は売り上げに直接貢献していないので、業績がボーナスなどにそれほど反映されません。
また、経理職の方なら分かると思うのですが、「経理は大したことをやっていない。ただ請求書を記帳しているだけ」と思われがちで、社内で尊敬もされません。

私にとって会計の仕事は給料を得る手段であり、残りの時間を個人レッスンに当てるためのものなので大して気になりません。
自分の信念に基づいたレッスンを続けるためには全面的に個人指導を収入源にしない方がよいとの結論に至り、現在二足の草鞋生活をを続けています。

さて、経理職員としてリスペクトされない状況や、インセンティブに乏しい給与待遇に不満を抱いていたトルコ人の同僚がいきなり会社を辞めました。

私が買掛金サイドの会計を担当しているのに対し、彼が売掛金サイドの経理を担当していました。
当然職員が一人減ったので、新たに一人、売掛金担当の職員が補充されると信じていました。ところが一向に人探ししている気配が感じられない。
上司に尋ねたところ「現状のままやっていくらしい」との返事を聞いて耳を疑いました。これまでも経理は3人でいっぱい一杯の状態でやってきたのに、このまま2人でやっていく???と。
本社の人間を一人経理に回す案もあったようですが、本国とドイツでは税制や会計の制度が違うので、思うように記帳もできません。当たり前といえば当たり前のこと。
結局このアイディアも一週間で消えていきました。そして、その後誰も補充されていません。

では本社はこれまで一体なにをやっていたのかというと、AIで業務を代替させようと密かに試行錯誤が続けられていたことに私は気付いたのです。

私の勤める会社には独自のAI技術があり、ソフトも従業員に解放されています。本国で使われている言葉が私には理解できないので、英語に訳して使わなければならず、これが私には上手く使いこなせない。
しかし、本社ではAI活用研修会が毎週のように開かれており、今後は世界的に拡大する事業にAIを投入することが示唆されているのです。

もうお分かりかと思います。私の働く会社では、今後事務職は駆逐されます。私のクビが跳ぶのも時間の問題でしょう。
今の時点では売掛金サイドの業務、しかも本国から離れたドイツ支店の業務をAIで代替させることには失敗しましたが、近い将来、それもさほど遠くない将来、事務職はAIに取って代わられます。心の準備をし、来るべき時期にジタバタしないよう対策を施さねばなりません。

会社の仕事に真面目に取り組み、100%奉仕するような態度ではいけないのです。
自分なりにAIが事務職を駆逐していく時代に合わせて必要となる知識なり、働き方なりを身に付けないと、アッという間にお払い箱になります。

こういう危機感に乏しいホワイトカラーの人があまりに多くて驚きます。
私は現在53歳。60歳でサラリーマン生活を終わりにしたいと考えて行動していますが、残りあと7年でも危機感は半端ないです。それなのに、30代・40代のホワイトカラーが「大手企業で地道に努力していれば生涯安泰だ」なんて、どこをどう考えたらそうなるのかサッパリ分からない。

今日からでも危機感を抱いて新たなことを学び始め、しかるべき大量解雇時代に備えなければなりません。

私が「偏差値を1や2引き上げて志望校のランクアップを図ろうと努力することにどれほどの意味があるのか?」と書いた意味が分かっていただけたかと思います。

「私は中年だから最新の技術のことは分からない」なんて言い訳にならない時代がもうすぐそこに迫っています。
実際に姿を現した時点で慌ててもすでに手遅れです。
危機感を抱いたら今すぐ行動あるのみです。