ぴかイチ今日の一曲

いい音楽との出会いは人生を豊かにする

Run-D.M.C. - Walk This Way (1986)

先日は最後にラッパーに転身するという見事な展開。。

もとい、イカれた締めくくりで幕を閉じました。

これもペットロスによるものということで、ご容赦ください (何でもかんでもペットロスのせいにするなYo!)

イカれついでに、たまにはラップでもかけてみようと考えましたが、hiphopとかほとんど聴かないため、あまり知ってる曲がない。

ちょ待てよ、これがあった!

私の知る数少ないラップの一つ、Run-D.M.C.の “Walk This Way” にしYo! (しつこい上に読みづらい)

 

これは当時かなり流行りましたが、私がこの曲を知ったきっかけは、当時ファンだった南野 Yo! 子

(またしても勢い余った、南野陽子でした)

の『ナンノこれしきっ』というラジオ番組で使われてたことでした。

ま、洋楽より日本のアイドルにうつつを抜かしていたってことですね。。

 

Run-D.M.C.は、アメリカはニューヨーク出身の3人組ヒップホップグループ。

その名を世に知らしめたのが、この “Walk This Way” です。

イントロを始め曲の根幹をなすエレキギターのリフが強烈な印象を残します。

オリジナルはエアロスミスが1975年にリリースした3rdアルバム “Toys in the Attic” に収録、シングルカットもされてTOP10入りするヒットを記録 (邦題は衝撃の迷訳『お説教』)

 

ラップ/ヒップホップでは過去の音源のサンプリングが常套手段として用いられますが、この曲の特徴は、本家エアロスミスのボーカルのスティーヴン・タイラーとギターのジョー・ペリーがリアルに歌い弾いていることです。

さぞ彼らのエアロスミス愛が強いのかと思いきや、Run-D.M.C.の面々は、プロデューサーから言われて、「こんなダセーのやりたくねえ」とのたまう始末。レコーディングでスティーヴンとジョーを目の前にしても、ローリング・ストーンズかと思ったという逸話が残っているそうです。

クソ生意気な若造ですね。

しかし、こういうヤツらが新しい時代を切り開くんでしょうね。

事実、今やロックとラップの融合を遂げた歴史的な一曲として爪痕を残しています。

 

もう一つの功績として、当時低迷していたエアロスミスがこの曲によって復活の狼煙を上げ、1980年代後半から90年代へかけての再ブレイクへとつながったことも見逃せません。

 

この流れで今週のお題『チャレンジしたいこと』と問われたら、やはりラップと答える以外ないでしょう。

そうと決まれば早速ラップバトルを仕掛けるぜ!(誰と戦うん?)

 

いいか俺の話をよく聞け

甘酸っぱい青春の思い出

そんな記憶も今や古(いにしえ)

過去の歴史は水に流して

 

俺のlyric意味不明でmo

これはもう聴くしかないYo!

 

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The Doobie Brothers - China Grove (1973)

今年は馬年。しかも、60年に一度の丙午ですよ。

何を隠そう、私は丙午世代。自分は早生まれなので未年なのですが、当時、丙午生まれの女性は気性が荒いとか忌み嫌われて出生数が大幅に低減、自分たちの学年だけ人数が少なかったのです。

おかげで、大学受験の時、上の学年が来年はチャンスだからと浪人する人も増えたとか、こっちはいい迷惑だったことも。

まさに不適切にもほどがある迷信による人口減、さすがに令和の現代では起こらないと信じていますが、果たして。。

 

何の話だっけ?

そうそう、馬年にちなんだ曲をと考えていたのでした。

自分がすぐ思いつく、Americaの “A Horse with No Name” とか、The Rolling Stones の “Wild Horses” とかはきっと巷に出尽くされてることでしょう。

困ったな。。

そう言えば、The Doobie Brothers (ドゥービー・ブラザーズ) の “Stampede” というアルバムのジャケット、馬に乗ってる写真だったな。しかし、この中の “Slat Key Soquel Rag” の手札はすでに使ってしまってるし。

そんな時

ん?ドゥービー(ブラザーズ)の名盤 “The Captain and Me” のジャケ写にも馬車みたいなのが写ってるではないか!これだ!

曲はどうする?

“Long Train Runnin'” は大好きだが、鉄道と馬車は相容れないな (テキトーな選曲のくせに変にこだわる奴)

ならば、“China Grove” だ!(やっぱりテキトー)

 

ずいぶん長い前フリで遠回りしましたが、ようやく曲に辿り着きました。。

“China Grove” (『チャイナ・グローヴ』) は前述の通り、ドゥービー・ブラザーズ3枚目のアルバムにして名盤と称される “The Captain and Me” からシングルカットもされた名曲。

イントロのギターのリフ聴いた時点で、「これ絶対うまいやつ!」と言いたくなりませんか?

私がこの曲を初めて知ったというか認識したのは、大学の軽音の先輩が練習の時にすごく楽しそうにこれ弾いてたんですね。曲名とか知らなかったけど、何か聞いたことあってノれる。この曲を聞くと、今でもあの教室の光景が目に浮かびます。

最近(なのかな?)では、日テレの『シューイチ』のオープニング曲として聞いたことのある方も多いでしょう。

やはりドゥービーは、トム・ジョンストン(Tom Johnston) の豪快なギターとボーカルが最高だ!

1983年リリースのフェアウエルツアーライヴ盤では、最後にトム・ジョンストンが登場、場の空気を一変させ、観客を熱狂の渦に巻き込む様子が聴けます。そしてラストを飾るのがこの『チャイナ・グローヴ』!

 

シンプルながらも抜群のグルーヴを醸し出す彼の生み出したギターリフは、多くのギター小僧を虜にしてきました。

Don't think, feel.

これからの人々にも、このギターを感じて、弾いてほしい。

 

馬年とほとんど関係ありませんでしたね。

実はというか、勘のいい方ならお察しついたかもしれません。

はてなブログ今週のお題「馬」に合わせて書き始めたんですが、今見たら「冬の楽しみ」に変わってました。。

これでもお題の条件クリアしてるのかな?

邪道中の邪道。限りなくインチキに近い便乗。。

せっかくだから、冬の楽しみに『チャイナ・グローヴ』をどうぞ。

なんて書いても何の脈絡もないですね。。

こんなことばかりしてると、通報されて追放だYO YO (今年の目標ラッパーになる(嘘だYO))

 

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Asia - Don't Cry (1983)

毎年書いてるような気もしますが、自分は一年の計画とか意気込みを語るのが苦手な (考えてない) 計画性の無いタイプでして。。

2026年今年も何しようとか特にないんですが、昨年ペットを失くしこれまでとは生活が大きく変わってしまったため、リスタートを切るのにふさわしい曲を探していました。

 

思考停止でチャッピー (ChatGPT) にも聞いてみたんですが、あまりピンと来るものがない。

そんな時降りてきた、というと大袈裟ですが、ふと脳裏に浮かんだのが、Asia (エイジア) の “Don't Cry” (『ドント・クライ』)

 

エイジアはイングランド出身のプログレッシブ・ロックバンド。高校の頃すごく流行ってました。

と言っても、洋楽シロートの高校生の私は、ヒット曲『ヒート・オブ・ザ・モーメント』とこの『ドント・クライ』しか知りませんでした。

甲乙つけがたいですが、どちらかというと『ドント・クライ』の方がわかりやすくて好きでした。

 

キーボードとギターのイントロに、存在感のあるドラムが絡むド派手な展開。

疾走感のあるヌケのいいサウンド、キャッチーなメロディー、サビのコーラス。

80年代ロックの魅力が詰まった一曲と言っていいでしょう。

 

奇しくも2025年最後の投稿へのアンサーソング的な意味合いになっているのは、単なる偶然ではなく潜在意識がもたらした必然なのかもしれません。

改めてちゃんと聴くと、次に向かって進んで行ける気がしてくる、そんな曲です。

 

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MISIA - アイノカタチ feat. HIDE Greeeen (2018)

[まえがき]

今年の漢字は「熊」だそうですね。

たしかにその関連のニュースは多かったですが、メディアは大体「クマ」と表記していたようなカンジがしますね。。

例年なら今年の漢字について語ることなどほとんどしないのですが、今年に関しては即答で頭に浮かんだものがあり、便乗(?)させていただきました。

 

前回諸般の事情でクリスマス気分にならんと意味深な書き方をしました。その「諸般の事情」について、書くべきかどうか、ずっと決めかねていましたが、このブログに無関係でもないため、一区切りつける意味でもここに記すことにします。

 

[本編:今年の漢字「泣」]

ぴかイチ家の愛犬ぷーこが、この世を去った。

きょうのわんこ』を乗っ取る野望は、ついに叶わなかった (以下ぷーこ登場回参照)

pika1song.hatenablog.com

それにしても、この筆舌に尽くしがたい喪失感と虚無感は何だ?

ペットロスとはこんなにも過酷なものなのか。

心の空白埋めようと山のような仕事抱え込んで凌いでる J.BOY な平日はいいが、休日になるとどうもいけない。家にいても居場所を探してしまうし、何をするにもぷーこと一緒に行動することしか思い浮かばないのだ。

 

そんなある時、ふと娘ぴかちゅうのスマホから流れてきた、

♪あのね 大好きだよ

と語りかけるMISIAの歌声に涙が滲み、

♪ずっと ずっと大好きだよ

の熱唱に堪えきれず涙腺が崩壊した。

この曲は、自分もソロギターで弾いてるお気に入りの曲だ。それがこんな風に自分の心にグサグサ刺さってくるとは思いもしなかった。

 

最後のお別れの前に、ぷーこがこれまで幾度となく聴いて歌ってきた、イチロー(息子)とぴかちゅうのピアノ演奏を捧げようと妻が提案した。自分もソロギターアレンジではあるが一応弾けることが考慮されて、曲は『アイノカタチ』に決まった。ピアノ連弾とアコギのセッションだ 。

ちなみに、子供たちのピアノに合わせてぷーこが歌うことは多くあったが、自分のギターでぷーこが歌い出したことは一度もない。おまけというより、お呼びでないといったところか。。 (そんなことないと言ってくれ、ぷーこ)

自分のギター歴も子供のピアノ歴もそれなりに長いが、子供たちのピアノと一緒に弾くのは初めてのことだ。こんな機会でもなければ実現することはなかっただろう。そういう意味でも、このような機会を与えてくれたぷーこには感謝しかない。

演奏は素晴らしいとは言い難いが、我々にしかできない、それぞれの想いのこもったものであることだけは間違いない。

 

同じ曲でも、弾いてる時は演奏に集中してるせいか、涙腺が緩むことはなかった。

今でもソロギターで弾き続けているが、弾いてる時に感情が爆発することはない。

しかし、流れてくるMISIAの歌声を耳にすると、堪えきれない想いが溢れ、涙腺が崩壊する。

それでもこの曲が好きなことに変わりはなく、これからも聴き、弾き続けるだろう。

 

どうあがいても、この喪失感を埋めることはできない。

心はからっぽで身体は抜け殻のようだ。

それでも人生は続く。

これからは、ぷーこのいない日々を歩んでいく。

ぷーこ、かけがえのない時間をありがとう。

いつか虹の橋のたもとでまた会おう。

 

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Vaughn Monroe - Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! (1945)

気がつくと、12月も半ばを過ぎ、クリスマスまであとわずか。

今年は諸般の事情でクリスマスという気分にもならず、このままクリスマスソングについて書くこともないまま、終わってしまうのか?

(そんな気分じゃないのに何言っちゃってんの?)

ここのところ、映画のエンディングに関する話題が2回続いたこともあり、「映画」「クリスマス」「エンディング」で自分の頭に検索をかけると、ヒットしたのは、『ダイ・ハード』のエンディングに流れていた “Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!”

 

自分ではなんとなくフランク・シナトラが歌ってるイメージが強く、実際多くのカバーが存在しますが、『ダイ・ハード』で使われていたのは、ヴォーン・モンロー (Vaughn Monroe) という人が歌っていて、これがオリジナルらしいです。

 

映画『ダイ・ハード』はご存知の方も多いと思いますが、続編も複数作られた人気作で、最初の2作のエンディングでこの曲が使われていました。

私は1作目は会社の先輩からレーザーディスク借りて見てすっかりハマってしまい、2作目は珍しく劇場に観に行きました。

そのエンディングで流れてきたこの曲が、とても印象に残ってるんですね。

本編はクリスマスを舞台にした息をもつかせぬアクション映画なのですが、最後になんかホッとするというか心温まるようなオールディーズな楽曲が流れて、いい映画だったな感がより深まった気がします。

一見アクション映画には似合わないと思われるんですが、不死身のスーパーマンながら人間味あふれる主人公のイメージと、クリスマスという季節にピッタリ合ってましたね。

 

でもこの曲の出来た背景は、そうではなかったようです。

酷暑の最中に涼しさを求めて書かれたもので、ホリデーシーズンに関することも描かれていないとのこと。

音楽あるあるではありますが、こうして作り手の事情とは関係なく、曲は聴き継がれていくんですね。

 

こっからは完全な余談ですが、「ダイ・ハード」って言葉、大部分の人は馴染みなかったですよね。

最初聞いた時、「大ハード」で “very hard” 的な和製英語なのかと勝手に思っていました (「ハードな高校生」もこっから連想してるかも)

さらに余談ですが、「アンラッキー」という単語も、最初「暗ラッキー」という造語だと思ってましたね。

どういう頭してんじゃい!という話ですが、そう思っちゃったんだからしょうがない (と開き直る)

 

脱線、暴走が止まらなくなってきたので、そろそろ終わりにします。。

クリスマスと歌わなくても、映画とも合わせてクリスマスを感じられる不朽の名作。

是非『ダイ・ハード』のエンディングを味わっていただければと思います。

ん?どっかで見たことある文章だな?

前回と題名しか変わってない?

ならば、こうだ。

いやぁ、映画って本当にいいもんですねえ

それではみなさん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ

(今度はパクリかい!)

 

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Queen - Don't Stop Me Now (1978)

前回は映画のエンディングでモヤモヤした話でしたが、今回は泣けた話です。

クイーンのフレディ・マーキュリーの半生を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』は、社会現象にもなった名作でした。

クライマックスのライヴ・エイドでのパフォーマンスはもちろん素晴らしいのですが、今回ご紹介するのはエンディングの “Don't Stop Me Now” です。

 

なぜこれかというと、冒頭にも書いた通り、これが泣けたから。

聴くとわかりますが、軽快で疾走感溢れるノリノリな曲です。

なのに、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のエンディングでこの曲が流れてきた時、どうしてこんなに切ない気分になるんだろう?と思えて仕方ありませんでした。

心の動きに理由なんかないのですが、描かれていたフレディの生涯と重なって、人生というものを思い知らされたからなのでしょうか。。

 

泣けるという意味では、この後に流れる “Show Must Go On” の方がコテコテのマイナー調で泣かせに来てる感強めですが、自分には “Don't Stop Me Now” が流れてきた時の胸が締めつけられるような感覚が忘れられません。

 

歌詞対訳を見ても、快楽に浸ってる感じで、基本泣ける要素ないですよね。

強いて言えば、性的な意味合いに全振りしてる和訳サイトがあって (興味のある方はコチラ)、それ見たら笑い過ぎて涙が出るかもぐらい。

歌詞聞き取れてないから説も否定しませんが、破滅への道をひた走るフレディの姿とこの曲を、知らず知らずのうちに重ね合わせていたのかもしれません。

 

泣けるかどうかはそれぞれに委ねるとして、クイーンの魅力が詰まった一曲であることは間違いないので、是非『ボヘミアン・ラプソディ』のエンディングを味わっていただければと思います。

自分も歌詞の意味を知った今でもまだ泣けるのか?

ボヘミアン・ラプソディ』もう一度見直してみようかな

 

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Bruce Springsteen - Born in the U.S.A. (Electric Nebraska) (1982)

映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』(原題 “Deliver Me From Nowhere”) を観てきました。

ライヴも久しぶりでしたが、映画も久しぶりで、たぶん『ボヘミアン・ラプソディ』以来。

 

オアシスのライヴはチケット代を鑑みて気安く誘うのは躊躇われましたが、映画ぐらいなら配偶者の分も出していいかと思って話してみたら、「何それ?面白いの?」と一蹴され (ボスに失礼だろ)、誘ってない娘にも 「面白くなさそう」とさらに追い打ちをかけられ (ボスに失礼すぎる)、通常運転で孤独のマイウェイを行くことに。

ここからは、劇中の音楽中心に話を進めたいと思いますが、今回の投稿の性格上、映画の内容に触れずにはいられないため、ネタバレが気になる方は読み飛ばしてください。

 

この映画は、スプリングスティーンのアルバムの中でも最も異質で内省的なアルバム “Nebraska” (『ネブラスカ』) についての話ということで、ヘヴィな内容であることは大体予想ついたのですが、観終わった後もモヤモヤが残る結末でした。

 

劇中音楽として、まず特筆すべきは、白熱のライヴ、“Born To Run” の演奏シーン。

主演のジェレミー・アレン・ホワイトのステージパフォーマンスは、本物を見ているかのような素晴らしい熱演でしたが、Eストリートバンドのメンツはと言うと、モノマネかパロディを見せられているかのような、残念な印象を拭えませんでした。

ボヘミアン・ラプソディ』の時はそんなに感じなかったんですが、クイーンのライヴ映像はあまり見てなかったのに対し、スプリングスティーンのライヴは結構見てるんで、違和感を感じやすいのはあったかもしれません (ボヘミアン〜のブライアン・メイの再現度が高すぎた?)

 

ネブラスカ』収録曲の歌唱シーンは、ベッドルームでラフに弾き語ってる感じなのでビジュアル的には地味なんですが、曲ができた背景を知った上て字幕で歌詞の内容見ながら聴くと、アルバム『ネブラスカ』も違った捉え方になるのかなと思い直しました。

ネブラスカ』って劇中でもありましたが、「今時こんなフォークのアルバム誰が聴くんだ?」とか「これがずっと続くのか?もういい止めてくれ」といった台詞に象徴されるように、アコースティックアレンジ好きの自分ですら、最後までちゃんと聴き続けるのが至難の業と思えるようなアルバムなんですよね。リリースされた頃の自分の周りの反応もほぼそんな感じだったと思います。

なんですが、知らぬ間に伝説の名盤扱いになってたみたいです。観終わった後、『ネブラスカ』聴き直してみようと思いましたが、やはり心してかからないと聴けないな、という気持ちは変わらないですね。

 

そしてモヤモヤの原因となったエンディング。

字幕一枚で腑に落ちない終わりを告げられ、気持ちの整理がつかないところに流れてきたのが、“Atlantic City” のエレクトリックバージョン。

「え?」

さっきブルースが「ベッドルームで録音したものをそのまま出してくれ」って言ってたじゃないか!

なのになぜにここでバンドサウンド

1982年オリジナル版の “Atlantic City” のヒリヒリするようなアコギストロークの方が、ブルースの心情にも映画のテーマ的にも合ってるんじゃね?と思ったのは私だけでしょうか?

 

今回取り上げた “Born in the U.S.A.” (Electric Nebraska) に関しては、実は劇中には出てきません (ずっと映画について書いてきてこれかい?)

映画では、アコギによるデモバージョンからあのインパクトのあるバンドサウンドへの変貌を遂げ、これだけでアルバムヒット間違いなし、と絶賛されていました。

なのになぜにこのバージョン?

タネを明かすと、日本での映画公開前にこの “Born in the U.S.A.” Electric Nebraskaバージョンが YouTube で公開され、それに一目惚れ (一耳惚れ?) してしまったからなんですね。個人的な好みで言えば、このブルージーなギターロックの方がいい。詞の内容にも合ってますよね。

このアレンジだったらたぶん今みたいに売れなかったんだろうけど、愛国心を高揚する歌として政治利用されることもなかったでしょうね。

 

ということで、さんざん映画について語りながら映画には登場しない “Born in the U.S.A.” Electric Nebraskaバージョンのご紹介でした。

え?この話題でこの選曲はないだろってモヤモヤする?

なんも言えねー

 

youtu.be

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