
🎮聖剣伝説 LEGEND OF MANA
🏷️1999年7月15日 発売
人気シリーズの『聖剣伝説』の名を冠するものの、新たな要素が盛りだくさんだった本作。
武具生成のシステムや、ランドメイクシステムなど、挙げられるものはいろいろありますが、私がこの作品に惹かれたのはシステムより、あたたかみのある「ドット絵」でした。
というのも、当時はプレイステーションで3Dポリゴンが最盛期という状態。
まだまだ粗いポリゴンで、カクカクしていたころです。
そこに、本作の緻密なドット絵による美しい風景のゲーム画面が、ひと際輝きを放っていました。
しかしながら、当時は遊ぶことができず、発売前の情報や、発売後の攻略情報を雑誌で見るばかり。
やはり憧れだけで、記憶に刻まれているタイトルです。
確かVジャンプの付録に小冊子があり、いまも家にあります。
私はドット絵のゲームが好きなので、雑誌を開いては画面写真を眺めるということをよくやっていました。
2021年には、本作のリマスター版が発売されました。
ただ、そちらもなんとなくプレイできないままです。
かつての届かなかった憧れが強いことで、いまとなっては当時の熱量のままプレイできないことが、およそ自分でもわかっています。
その状態でプレイしても、ふと虚しくなるでしょう。
周囲の友人たちがスーパーファミコンで新作の『FINAL FANTASY VI』を遊んでいるときに、彼らに遊び尽くされたファミコンの『FINAL FANTASY III』を貸してもらい、一人、序盤をプレイしたときの、寒い部屋の空気。
あの言葉にできない枯れた空気を、私は知っています。
逆に、当時夢中でプレイしていた人なら、綺麗にリマスターされたものを、楽しい思い出とともに、より楽しめるものなのかもしれません。
私には、そういったゲームやマンガ、音楽がたくさんありますが、憧れが強かったものほど、あとになって触れることが難しいような気がしています。