
🏷️1997年1月31日 発売
そのシリーズ初のプレイステーション作品であり、それまでのドット絵とはまるで違う、最新の技術で構築された、まったく新しい「ファイナルファンタジー」でした。
当時、友人たちがこぞってプレイしていたのは、言うまでもありません。
私も、周囲に遅れてはいたもののスーパーファミコンのFF5やFF6を友人に貸してもらい、それからすっかりFFが好きだったので、彼らと楽しみを共有したかった……のですが、例によってプレイステーション本体を持っておらず、みながFF7に湧くなか、特に登下校はずっと蚊帳の外でした。

これは購読していた『Vジャンプ』の緊急増刊号。

FF7発売前に刊行されたものです。

当時のVジャンプの付録も、何度も読み返していました。
ゲームはプレイできなくても、せめてどんなものか少しでも知りたかったんですね。

カプセルトイのピンバッジ。
実際、当時の人気ぶりは凄まじいものがありました。
いまでもアンケートなどで「人生に影響を与えた一作」として、FF7を挙げる人も少なくありません。


現在もリメイク作品がリリースされていますし、今日に至るまでに数多くのスピンオフ、関連作品が制作されていることからも、そのコンテンツの強さをうかがい知ることができます。


2006年、2007年に発売されたスピンオフ作品では、GACKTさんが楽曲提供と、キャラクターとして登場するという展開もありました。
しかし私は結局、周囲のFF7に対する熱狂が完全に落ち着いてしまうまで、プレイすることは叶いませんでした。
ずいぶん経ってから、本体入手後に貸してもらってプレイしたのですが、そのころ友人たちはすでに誰もプレイしておらず、あれほど楽しそうにああだこうだと話していた彼らの、登下校の話題にもなりません。
彼らが夢中になる共通の話題は、いつも最新の作品。
それが当然とは思うものの、冷たいものです。多感な思春期ですしね。
そして私は、途中でやめてしまい、ソフトを返しました。
ゲーム内容がつまらなかったわけではなく、夜、一人でFF7をやっていることに、なにかとてつもない哀しさを感じてしまい、続けられなくなったのです。
大勢に「人生に影響を与えた」と言われるほどの作品。
きっとあの時代の、あの時期にしか得られなかったものがあると思います。
無理にでもクリアしておくべきだったかなとも思うのですが、私には無理でした。
いまでもFF7の話題に触れるたび、当時のことを思い出します。