pgrobertのブログ

好きな音楽や美術について。ときどき脱線。

ペット・ショップ・ボーイズ「Flamboyant」を和訳。

今回は2003年のベスト・アルバム‘PopArt’用に書かれた新曲のうちの一つ“Flamboyant”を和訳しました。
ニール曰くエルトン・ジョンデヴィッド・ベッカムオスカー・ワイルドにインスパイアされたというこの曲は、派手に生きることを支持して褒め称えつつ、常に着飾っていることの勇敢さと、それをやるスタミナがあることを風刺してもいるそうで、曲のテーマとしては“Shameless”と親類だとのこと。

さて、この曲といえば、日本人にとっては何よりPVが印象的ですね。『欽ちゃんの仮装大賞』がフィーチャーされているビックリな仕様。しがないサラリーマンが、上司に怒られ家族に疎まれながらも、仮装大賞に出場するというストーリー仕立てのPV。
ストーリーの合間には〝日本風のCM〟が流れ、PSBの二人はそこに登場します。で、この〝CM〟に出てくる日本語が、2000年代初頭の全然精度の高くないGoogle翻訳を見ているようで、今見ると一周回って微笑ましいです。(苦笑)
レモネードの〝CM〟では、まず商品名が「りサ中ちミくロ乚开」*1なのかな?
そして
「私は飲むことを愛する PET SHOP BOYS酔った人々は支配する神はベットショップの男の子を救うDRINK゚」
という謎の文字列。

車の〝CM〟では
「この車は(???)を得なかった日本語は安全で寿司しかし悪い状態でよい(???)それは私は日本語を話すことができないことをあなたが忘れていた冗談である」
「それによってが願いプロダクトであるフランス車を買ってはいけない、それは私は日本語を話すことができないことをあなたが忘れていた冗談である」
「電池なしであなたの車は働くことができない」
Pet Shop Boysを聞き、乗車を楽しみなさい」

そして合間合間に出てくる「私はそれ愛情のある」「゚ロマンス死んでいるがある!」……

ぜひ、不思議な「日本観」をご堪能あれ。

youtu.be

You live in a world of excess
where more is more
and less is much less
A day without fame
is a waste
and a question of need
is a question of taste

君は多ければ多いほどよくて
少なければ少ないほど悪いっていう
過剰な世界に生きている
名声のない日なんて
無駄なのさ
必要性の問題は
センスの問題だ

You’re so flamboyant
the way you look
It gets you so much attention
Your sole employment
is getting more
You want police intervention
You’re so flamboyant
the way you live
You really care that they stare
And the press deployment
is always there
It’s what you do for enjoyment

君の見た目は
とても華やかで
たくさんの注目を集めている
君の唯一の関心事は
もっと注目を集めること
警察の出動さえ望んでる
君の生き方は
とても華やかで
人々の視線を浴びることを心から気にしてる
報道時の配置は
常に整っている
それは君が楽しみのためにやってること

You live in a time of decay
when the worth of a man
is how much he can play
Every day
all the public must know
where you are, what you do
’cause your life is a show and

男の価値が
どれだけ遊べるかで決まるっていう
退廃の時代に君は生きてる
日々
世間の誰もが知るべきだ
君の居場所も行動も
だって君の人生はショーだから そして

You’re so flamboyant
the way you live
and it’s not even demeaning
You’re so flamboyant
It’s like a drug
you use to give your life meaning
You’re so flamboyant
the way you look
It gets you so much attention
Your sole employment
is getting more
You want police intervention

君の生き方は
とても華やかで
卑下するほどのことですらない
君はとても華やかで
人生に意味を与えるために使う
ドラッグみたいなもの
君の見た目は
とても華やかで
たくさんの注目を集めている
君の唯一の関心事は
もっと注目を集めること
警察の出動さえ望んでる

Every actor needs
an audience
Every action is
a performance
It all takes courage
You know it
Just crossing the street
well, it’s almost heroic
You’re so flamboyant

役者にはみんな
観客が必要で
全ての行動は
演技なのさ
すべては勇気が必要なんだ
分かってるだろ
ただ道を渡るだけでも
まあ、ほとんど英雄的だね
君は本当に華やかだ

There you are
at another preview
In a pose
the artist and you
To look so loud
may be considered tacky
Collectors wear black clothes
by Issey Miyake

君は別の
プレビュー会場にいる
アーティストと並んで
ポーズをとる
派手で目立つ格好は
悪趣味と思われるかも
コレクターたちはイッセイ・ミヤケの
黒い服を着ている

You’re so flamboyant
the way you look
It gets you so much attention
Your sole employment
is getting more
You want police intervention
You’re so flamboyant
the way you live
You really care that they stare
And the press deployment
is always there
It’s what you do for enjoyment

君の見た目は
とても華やかで
たくさんの注目を集めている
君の唯一の関心事は
もっと注目を集めること
警察の出動さえ望んでる
君の生き方は
とても華やかで
人々の視線を浴びることを心から気にしてる
報道時の配置は
常に整っている
それは君が楽しみのためにやってること

You’re so flamboyant
You’re so flamboyant

君は本当に華やかだ
君は本当に華やかだ

*1:これは外国の方からすると日本語なんでしょうけど、日本人からすると「日本語ではない日本語的な何か」ですね……

ペット・ショップ・ボーイズ「これを聴け!」80選。

いよいよ2019年の「Superツアー」以来7年ぶりにペット・ショップ・ボーイズが来日します。
そのライブ前に、今回は「PSBにはあんな曲やこんな曲があるよ!」*1という紹介をしたく、「個人的ペット・ショップ・ボーイズ名曲選」を送ります。思いついた順なので、順番に特に意味はありません。(笑)


1. It’s a sin、2. Go West

pgrobert.hatenablog.com pgrobert.hatenablog.com まずはペット・ショップ・ボーイズを象徴するこの2曲から。
ニール・テナントがカトリック学校に通っていたころの抑圧された気持ちを歌ったのが“It’s a sin”。
そしてヴィレッジ・ピープルのオリジナルを大胆にカバーした“Go West”。
オリジナルをさらに派手なディスコ・ヴァージョンにしただけと見せかけて、「東側諸国の崩壊」を皮肉ったり、ゲイたちのユートピアと思われた場所が(エイズのせいで)実はユートピアではなかったことへの悲嘆が込められていたり、二重三重に張り巡らされたメッセージが凄い。

3. New York City boy

pgrobert.hatenablog.com ヴィレッジ・ピープル式「〇〇賛歌」を作ろう、ということで作られた曲。自分が初めて知ったPSBの曲。

4. It’s alright

pgrobert.hatenablog.com 元々は‘Acid Tracks’というコンピレーションに入っていたスターリング・ヴォイドの曲。今のご時世にはメッセージが鋭く突き刺さる。

5. Dreaming of the Queen

アルバム‘Very’収録。女王とダイアナ妃の出てくる夢を見た、という曲。この曲の背景にもエイズあり。

6. The survivors

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Bilingual’収録。これも、「(エイズからの)生存者」ということで、背景にエイズあり。*2歌詞にface the musicとありますが、ミュージシャンとして文字通り「音楽と向き合う」ことと、イディオムの「受け入れがたい状況と向き合う」ことの二重の意味がかけられていると思っていつも聴いています。「受け入れがたい状況」とはもちろん、エイズの蔓延。

7. Leaving

ニールが両親の死に影響を受けて書いた歌詞。内省的な曲の多いアルバム‘Elysium’の中でもぶっちぎりの内省度。

8. Only the dark

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Hotspot’収録。初めて聴いた時からアルバムの中で一番好きな曲。

9. Before

アルバム‘Bilingual’の中でも屈指のダンサブル度。この曲をプロデュースしたダニー・テナグリアをはじめ、大量のリミックスが作られました。ニールの知り合いについての歌。クリスはこの曲の歌詞が一番好きだそう。

10. Baby (Demo)

元々ベスト盤‘PopArt’のために書かれ、後にスウェーデンの男女混合ユニットであるアルカサールに提供されました。男女の会話形式で進むこの曲はPSB版「木綿のハンカチーフ」と言えるかもしれません。

11. Numb

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Fundamental’からシングルカットされた、ダイアン・ウォーレン作のバラード。PVは古いロシアのニュース映像をコラージュして作られていて、『戦艦ポチョムキン』との繋がりも感じさせます。

12. Integral

pgrobert.hatenablog.com これもアルバム‘Fundamental’収録。日本でいうマイナンバーカードがイギリスで登場する際に、反対を表明するために書かれました。でもそんな政治的事情は関係なくアンセムとして名作。

13. Decide

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Hotspot’からのシングル“Burning the heather”のカップリング曲。クリスがボーカルを取る「関係の終わり」についての曲。

14. New boy

pgrobert.hatenablog.com これも‘Hotspot’からのシングル“I don’t wanna”のカップリング曲。“Rent”と同時期に書かれたPSBの中でも古い曲で、‘Please’や‘Actually’に入っていてもおかしくないアレンジになっています。

15. We all feel better in the dark

pgrobert.hatenablog.com クリスがラップ調のボーカルで歌う、シングル“Being boring”のカップリング曲。歌い出しの‘The secret...’はクリスがとある食料品店で購入したビデオがアイデアの元だそう。

16. The night I fell in love

アルバム‘Release’収録の、「同性愛嫌い」で有名だったエミネムとファンの男の子とのワンナイト・ラヴを描いた曲。曲中でエミネムの名前が出てくる訳ではないですが、“Stan”の歌詞を引用し、Dr. Dreも登場することで、曲中のラッパーがエミネムであることが示唆されています。

17. Being boring

アルバム‘Behaviour’からシングルカットされた、PSBの歴史の中でも最重要曲の一つと言ってもいいであろう曲。ゼルダフィッツジェラルドが引用され、エイズにより亡くなった友人との思い出について歌っています。

18. The dictator decides

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Super’収録。「独裁者でありたくないのに独裁者でいなければならない」人物になりきって歌われた、PSBらしい皮肉が効いた曲。

19. Sad robot world

これも‘Super’収録。ロボットを擬人化して歌っています。

20. The Sodom and Gomorrah show

pgrobert.hatenablog.com 旧約聖書でお馴染みのテーマを元に現代社会について歌った、アルバム‘Fundamental’収録曲。

21. Delusions of grandeur

pgrobert.hatenablog.com シングル“A red letter day”カップリング曲。ヴェートーベンのソナタ「月光」のメロディを使った、かつて自分を虚仮にした人々へ復讐しようとする人物の歌。

22. King’s Cross

アルバム‘Actually’収録。今や『ハリー・ポッター』でおなじみになったキングス・クロス駅ですが、かつての上野駅のように、地方からロンドンへの玄関口となる駅でした。一方で浮浪者が溜まることも多く、サッチャリズムの「犠牲」になった人々について歌ったのがこの曲で、だからこそこの寂しげな曲なんですね。

23. On social media

pgrobert.hatenablog.com 前回の来日直前にリリースされたEP‘Agenda’に収録。タイトル通り、SNSに振り回される人々を皮肉った曲。リリックビデオは旧Twitterを模したなかなかの秀作。

24. The forgotten child

pgrobert.hatenablog.com 同じくEP‘Agenda’から、「忘れられた子ども」についての曲。これといった特定の子どもを指すわけではなく、難民危機が念頭にあったよう。

25. Happiness is an option

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Nightlife’収録。ラフマニノフの「ヴォカリーズ」のメロディにラップ調というか歌っているというよりは語っているニールのヴォーカルが乗った異色作。歌詞の中身はもはや哲学。

26. The way it used to be

アルバム‘Yes’収録。喪われた恋を思い出し感傷的になる歌。

27. One-Way street (Demo)

pgrobert.hatenablog.com 再発盤‘Fundamental / Further listening: 2005–2007’に収録。バナナラマに提供されるはずでしたがお蔵入りになり、‘Further listening’のボーナストラックとして初お目見え。これも哲学的。

28. Fugitive

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Fundamental’リリース時ののボーナスディスク‘Fundamentalism’に収録された曲。自爆テロに向かうテロリストの兄弟もしくは姉妹の視点から歌われている。

29. In denial

アルバム‘Nightlife’収録。カイリー・ミノーグとのデュエット。

30. Metamorphosis

アルバム‘Bilingual’収録。ニールが自らのセクシュアリティについて赤裸々にラップする歌。

31. Burn

アルバム‘Super’収録。クールでかっこいい歌。

32. More than a dream

アルバム‘Yes’収録。we can change という歌詞はオバマのキャッチフレーズ“Yes, we can”を彷彿とさせる。

33. Will-o-the-wisp

アルバム‘Hotspot’の1曲目。タイトルはいわゆる「鬼火」。歌詞の内容はクリストファー・イシャーウッドと恋人に関するニールの作り話で、最初はアルバムに入らない可能性もありました。

34. Lies

アルバム‘Nightlife’からのシングル“You only tell me you love me when you’re drunk”のカップリング曲。数少ないクリスが「普通」に歌う曲。クリス本人は自分の歌声が好きじゃないらしいですが、かっこいい声なのにもったいない。

35. It couldn’t happen here

アルバム‘Actually’収録。エンリオ・モリコーネとの共作。この曲の歌詞の背景にもエイズあり。

36. Footsteps

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Nightlife’収録。温かみのあるサウンドがとても好きです。

37. Building a wall

アルバム‘Yes’収録。ニールとクリスの掛け合いが聞ける珍しい曲。

38. Where the streets have no name (I can’t take my eyes off you)

PSBのキャリア史上一番の「問題作」。U2の「約束の地」とディスコでおなじみ「君の瞳に恋してる」をハイ・エナジー・メドレーにしてしまうという荒業。そりゃボノもブチ切れるよ。(苦笑)

39. Up against it

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Bilingual’収録。WWII直後のイギリスが舞台の歌。ギターとコーラスにジョニー・マーが参加。

40. Closer to Heaven

アルバム‘Nightlife’収録。同名タイトルのミュージカルの曲でもある。この曲のかっこよさに衝撃を受けたのは今でも覚えています。

41. Breathing place

アルバム‘Elysium’収録。退避できる場所があること、についての歌。

42. I’m with stupid

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Fundamental’からシングルカットされた、ブレアとブッシュの関係を恋愛関係に置き換えて皮肉った歌。

43. The last to die

アルバム‘Electric’収録。ブルース・スプリングスティーンのカバー。原曲の泥臭さは消えたものの、カバーとしては一級品だと思います。

44. Thursday

アルバム‘Electric’からシングルカットされました。ラッパーのExampleがフィーチャーされています。なのにラジオ・エディットの中にはラップがカットされているものも……

45. Love comes quickly

アルバム‘Please’からのシングルカットされた、本当に美しい、誠実な曲。

46. Between two islands

アルバム‘Release’からのシングル“I get along”のカップリング曲。曲の終盤の歌詞とメロディにマーヴィン・ゲイの“I Want You”が引用されています。

47. I will fall

pgrobert.hatenablog.com EP‘Lost’収録。fallはfall in loveのことなので、ある意味歌詞の内容は“Love comes quickly”と似てるかも。

48. Miracles

pgrobert.hatenablog.com ベストアルバム‘PopArt’からのシングルカット。恋をすると世界が変わって見えるということを歌った歌。アン・ダドリーによるオーケストラアレンジが美しい。

49. Twentieth century

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Fundamental’に収録。20世紀というものをシニカルに捉えた歌。そしてクリスがアルバム中一番嫌いな歌。(苦笑)

50. King of Rome

アルバム‘Yes’収録。ナポレオン2世について歌った美しいバラード。

51.I’m not scared

元々はエイス・ワンダーに提供した曲のセルフカバーで、アルバム‘Introspective’に収録。

52. If Jesus had a sister

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Nonetheless’からのシングル“Dancing star”カップリング曲。ユダの視点で「イエスを止める妹さえいたら……」と嘆く曲。ある意味問題作。

53. Jack the lad

アルバム‘Please’からのシングル“Suburbia”のカップリング曲。アラビアのロレンスやキム・フィルビーが登場する、多分に歴史的な曲。

54. This must be the place I’ve waited years to leave

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Behaviour’収録。“It’s a sin”の内容をさらに推し進めて、ニールが学んだカトリック学校は「ずっと離れたかった場所」だと歌った曲。

55. One and one make five

アルバム‘Very’収録。

56. The samurai in autumn

アルバム‘Release’収録。アコースティックな曲が多い同アルバムの中でもエレクトロに振っている曲。‘Nightlife’期の金髪かつらと袴姿をドイツの新聞に「秋のサムライ」と書かれたのがインスピレーション元。

57. This used to be the future

アルバム‘Yes’の初回限定盤‘Yes, etc.’に収録。ゲストボーカルにヒューマン・リーグのフィル・オーキーが参加。ニール・クリス・フィルの3人で掛け合いながら曲が歌われます。

58. A face like that

アルバム‘Elysium’収録。「あまりにも美しすぎ相手ゆえに恋に落ちてしまう」という歌。

59. Left to my own devices

アルバム‘Introspective’からのシングルカット。ニールの自伝的な歌詞。

60. You know where you went wrong

シングル“It’s a sin”カップリング曲。クリスがコンヴェント・ガーデンを歩いている時に浮浪者が言っていたセリフがインスパイア元。

61. Miserablism

シングル“Was it worth it?”カップリング曲。ニールがモリッシーになりきって作った歌。

62. A certain “Je ne sais quoi”

アルバム‘Elysium’からのシングル“Winner”カップリング曲。元々カイリー・ミノーグに提供しようと作られた曲。ニールの弾くエレキギターがクールです。

63. Dreamland

アルバム‘Hotspot’からのシングル。イヤーズ&イヤーズをフィーチャー。難民について歌われているけど、“Go West”なんかと同じように「理想郷」について歌われているように感じます。

64. One night

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Elysium’からのシングル“Memory of the future”カップリング曲。これもカイリー・ミノーグに提供しようとして作られた曲。

65. Do I have to?

シングル“Always on my mind”カップリング曲。当時のクリスの口癖から取られたタイトル。

66. The pop kids

アルバム‘Super’からのシングルカット。「ポップ・キッズ」と呼ばれていたニールの友人と恋人についての歌。結果的にはポップ・ミュージックそのものを称える歌になっています。

67. Memory of the future

アルバム‘Elysium’からのシングルカット。「未来の記憶」という矛盾すら受け入れられるほどの愛する人の存在についての歌。

68. The lost room

EP‘Lost’収録。 ローベルト・ムージルの小説『士官候補生テルレスの惑い』と、それに基づいたドイツ映画“Young Törless”を題材にした歌詞。*3ダークな曲。

69. Minimal

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Fundamental’からのシングル。ただただポップ。

70. In slow motion (Demo)

再発盤‘Elysium / Further listening: 2011–2012’に収録。スローモーションで生きているように感じている人の歌。

71. Bullet for Narcissus

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Nonetheless’に収録。軽蔑している相手を守るために命を落とさなければならないSPの歌。「軽蔑している相手」とは、トランプ大統領

72. New London boy

pgrobert.hatenablog.com アルバム‘Nonetheless’からのシングル。“Being boring”の2番と3番の間の出来事を歌っています。

73. All the young dudes

pgrobert.hatenablog.com デヴィッド・ボウイが提供したモット・ザ・フープルの曲のカバー。アルバム‘Nonetheless’のExpanded editionに収録、シングルにもなった。名カバー。

74. What have I done to deserve this?

アルバム‘Actually’からのシングル。ダスティ・スプリングフィールドとのデュエット。

75. Paninaro ’95

B面曲集‘Alternative’からのシングル。原曲“Paninaro”はシングル“Suburbia”のカップリング曲でした。クリスがヴォーカルを取り、中間部のラップでは恋人を喪った悲しみが歌われています。

76. West End girls

PSBのデビュー曲。全てはここから始まりました。リリースから40年経っても全く色褪せません。

77. Sorry (PSB Maxi-Mix)

ここからは他アーティストとのコラボレーション系。
まずはマドンナのアルバム‘Confessions on a Dance Floor’からのシングルのリミックス。ニールが新たにボーカルを乗せています。アルバムのライブではこのリミックス音源を使ったパフォーマンスが行われました。

78. Hallo Spaceboy (Pet Shop Boys remix)

デヴィッド・ボウイのアルバム‘1.Outside’からのシングルのミックス。これはもはやニールがボウイとデュエットしていて、TV番組などでも二組が一緒に出てパフォーマンスしていました。

79. Innocent Money (PSB King of the World Remix)

プライマル・スクリームのアルバム‘Come Ahead’収録曲のミックス。ミックスなのに、アルバムヴァージョンよりも短い。これも、ニールがヴォーカルを乗せています。

80. Disappointed

バーナード・サムナー(ニュー・オーダー)とジョニー・マーによるユニット、エレクトロニックにニールが参加したもの。ただただPSBの曲。(笑)

open.spotify.com

*1:ちなみに公式サイトに歌詞が載っているのは全部で326曲。ただし、これは純粋に曲名を数えた結果です。mix違いでも歌詞が載っている曲もあります。

*2:と自分は思っていますが、ニールによればそういう訳でもないらしい。

*3:PVに映像が使われています 。

ポルノグラフィティのライブに行った。【12月31日~1月1日ぴあアリーナMM公演】

〈以下、ネタバレ感想を含みます。〉


ポルノグラフィティのライブ「みなとみらいロマンスポルノ’25 ~THE OVEЯ~」のカウントダウン公演に行ってきました。
去年ポルノのライブは「FANCLUB UNDERWORLD 6」KT Zepp Yokohama公演にも行きましたが、今回の会場だったぴあアリーナMMとは数百メートルの距離です。びっくりするくらい近い。(笑)

それではまずセトリから。


1. THE DAY (THE WAY ver.)
2. Search the best way
3. Montage
4. ヴィヴァーチェ
5. Shake hands
6. 言伝―ことづて―
7. 惑星キミ
8. 空想科学少年
9. 夕陽と星空と僕
10. 風波
11. ラック
12. 悪霊少女
13. 鉄槌
14. 2012Spark
15. Before Century
16. ハネウマライダー
17. スロウ・ザ・コイン
18. 極上ランディング
19. Century Lovers
20. 幸せについて本気出して考えてみた
21. THE REVO

アンコール
22. はみだし御免
23. アゲハ蝶
24. ジレンマ


では、簡単に感想です。

1. THE DAY (THE WAY ver.)

まさかまたライブで聴けるとは思いませんでした。今回のライブの本編ラストは「THE REVO」だろうから、当然「THE DAY」もやるだろうとは思っていましたが、THE WAY ver.とは、完全に意表を突かれました。その歌詞が今回は冒頭にきていたのは「反転」ってことだったのかな?
そしてレーザーの光が綺麗だったなあ。

2. Search the best way

「THE DAY」のアウトロからギターの演奏が続き、この曲のイントロに。まさかこの曲がくるとは……これは「THE WAY」からの「the best way」ってこと?

3. Montage

『BUTTERFLY EFFECT』のツアーぶりに聴きました。改めてライブ映えする曲だなと思ったからもっとやればいいのに、とも思いました。

ここでMC。「わしらがポルノグラフィティじゃ!」のくだり。
「2025 最後の年」って昭仁が言った瞬間に晴一が天を仰いでたのが面白かった。
そんな晴一が「普段大人しい我々ジャパニーズが羽目を外していいのは盆と暮れと正月で、そのうち二つがくるのが今日なんだから大いに盛り上がろう!」って甘噛みしながら言ってたのも面白かった。(笑)

4. ヴィヴァーチェ、5. Shake hands

で、盛り上がる曲を二連発。「Shake hands」ってこのロマンスポルノでライブ初披露のはずなのに、サビでウェーブが綺麗に揃うラバッパー恐るべし。

6. 言伝―ことづて―

「今年配信リリースして僕たちにとってとても大切になった曲」という前振りから始まったこの曲、ワズビルでの「アビが鳴く」もそうだったけど、アニメーションとの相乗効果もあり、生で聴くとすごく圧倒されて、ずっと鳥肌立ちっぱなしでした。
こうやってカウントダウンを祝える平和な日本で本当に良かったという気持ちを噛み締めながら聴いていました。この日の昭仁の少し調子の悪い掠れ声がかえってその気持ちを増幅していて得も言われぬ気持ちになりました。
この日曲後の拍手はこの曲が一番長かったですね。響きまくったもんな……

軽くMC。ここのパートは「色々な夏を見せる」というコンセプトだったそう。「ここからまた違った世界を見せます。懐かしい曲も」と言われ……

7. 惑星キミ

いやあ、それでこれがきますか……びっくりしちゃった。
皆川さんのヴォコーダーコーラスも最高でした。

8. 空想科学少年

晴一の「1, 2, 3, 4」の掛け声とともに、ドラムの豊夢さん以外のサポメンが全員前に出てきて長いイントロを奏でたのち、「FCUW 6」アレンジによるこの曲。
個人的にはこの曲、ライブの定番曲と言われながら全然聴く機会がなかったのに、ワズビル・FCUW・今回とこの数年で何回も聴けて嬉しい曲です。

9. 夕陽と星空と僕

「UNFADED」ぶりだからけっこう久しぶりなんですよね。曲名通りオレンジ色の柔らかい照明が素敵でした。

10. 風波

最近大好きなこの曲が聴けて喜びもひとしおです。好きすぎるあまりCメロに入る時の「そう」がないのに違和感。(苦笑)
そういえばアウトロの英語ってなんて言ってるんですかね?

MC。
「サイバーな世界やオーガニックな世界から反転、反転、反転でガラッと違った世界に皆さんを連れていく」と宣言されて、

11. ラック

またまたびっくり。ダークサイド・ポルノのターンに突入。バックの映像も何と言うか凝ってましたね。

12. 悪霊少女

怪しげな館のアニメーションから始まったこの曲、またLIVEで聴けるとは思わなかったです。ダークサイド系の中でもライト寄りですね。とか思ってたら、

13. 鉄槌

ゴリゴリにヘビーなのがきて度肝を抜かれました。生で聴くと重低音半端じゃないですね……そして赤い照明がヘビーさをより強調させていました。

14. 2012Spark

「鉄槌」のアウトロから繋がる形でインタールードが演奏され、そのインタールードと繋がる形でそのまま曲に流れ込み。コロナ禍で開催されたロマンスポルノ「REUNION」で「2020の街に生きるしかない」と変えられた歌詞は「2025の街に生きるしかない」とアップデート。
思えばこの曲がリリースされた時ってまだスマホの黎明期でありながら「気楽なアプリ」と歌詞に入れた晴一はすごいなと思いますが、スマホも当たり前になった昨今だと「気楽なアプリ」の意味も変わってきてる気がします。
皆川さんの間奏のシンセが格好良かった。Sparkだけに特効で火花が上がってたのも格好良かった。

15. Before Century

感想をエゴサするというMCの途中でカウントダウンまであと3分というタイミングになり「Before Century」。やっぱり「Fu Fu」は盛り上がる。

16. ハネウマライダー

年明け一発目は午年ということで「ハネウマライダー」。Cメロの「他にいる誰かと、いや、ここにいるお前らと!」でしか得られないものがある。

17. スロウ・ザ・コイン

これも「The dice were cast」ぶりだから10年ぶりくらい?
年が明けてお賽銭投げるわけだし、ここでやらないわけにはいかないですよね。

18. 極上ランディング

そしてライブ完全初披露のこの曲、なんで初披露なのに振りが完全に揃うの?(笑)

19. Century Lovers

ほぼ原曲通りのアレンジでやるの相当久しぶりでは?

20. 幸せについて本気出して考えてみた

多幸感に満ち溢れた空間になってましたね、本当に。

21. THE REVO (THE OVEЯ ver.)

「あなた方はわしらの原動力です。あなた方がいるからわしらは前に進めます。これから大きな革命なのか小さな革命なのか分からないけど、そんなものをたくさんポルノグラフィティ、起こしていこうと頑張っていきたいと思います」
そんなファンへの感謝から本編ラストのこの曲。「神聖なMOVE SILENT VOICE THE DAY HAS COME」をみんなで合唱できるなんて!
そして終わったかと思ったら最後に歌詞が追加され、さらにみんなでシンガロング。「THE DAY」から始まった本編が、「REUNION」の歌詞じゃないけど、「完全な円に閉じられた」のを感じました。


そしてアンコール。
昭仁のスペインの友人が2日前にライブを見たそうで、「この人たちはなんでこんなに手拍子とかが揃うんだ? どこかにコンダクターでもいるのか?」と言われたとのこと。(笑)

22. はみだし御免

再びアニメのタイアップがついた新曲。今までのポルノにあったようでなかったようで、ハードボイルドな世界観がただひたすら男臭くて格好良い。また新たなアンセムになりそう。

晴一曰く、「はみだし御免」のイントネーションは「斬捨て御免」と同じだとのこと。
そして「FCUW 6」の映像作品がloveup!の生産受注でリリースが決定したということで「売切れ御免!」がハモる二人。(笑)

23. アゲハ蝶

この曲のクラップとシンガロングは本当に気持ちいいですね。

ここでメンバー紹介。
今回昭仁はサポメン全員にコメントを求めて、その中で皆川さんが「昭仁くんがファンのみんなが力をもらうって言ってたけど、僕は、ファンの皆もそうだと思うんだけど、ポルノから力をもらっていて、要するに最近年を取るのも悪くないなと、ポルノと年を取れて嬉しいなと思いました」と言っていたのがすごくじーんときました。
そして晴一の挨拶では「種」「水」「果実」の真意の説明が。種に水をやったら果実になるからそういうEP/ツアー/アルバムのタイトルなんだろうなと漠然と思っていた自分は全然甘かったです。(苦笑)

24. ジレンマ

ソロ回しで豊夢さんが手でドラム叩くとは思わなかったし、寛雄さんのベース格好良すぎだし、tasukuさんの「今宵、月が見えずとも」皆川さんの「サウダージ」は渋かったし。
「love up journeyman」のところを口ずさんでる晴一が印象的でした。


そんなわけで、最高の新年の滑り出しでした!
今年も一年、頑張ります!

ペット・ショップ・ボーイズ「One night」を和訳。

youtu.be

It begins like this
A crowded room
a sudden glance

こんな風に始まる
混みあった部屋で
突然の視線

One night
can turn your head around
One night
your feet are off the ground
One night
can change your life forever
One night
Just one night

たった一夜で
人生が変わることもある
たった一夜で
心が舞い上がることもある
たった一夜で
人生が永遠に変わることもある
たった一夜で
ほんの一夜で

One night can change your life
can take you by surprise
Tonight’s your only chance
so grab it with both hands
One night
you’re gonna find
the night has changed your mind
It’s written in your eyes
Tonight you came alive

たった一夜で人生が永遠に変わることもある
驚かせるようなことをするのさ
今夜が唯一のチャンスだ
だから両手でしっかり掴んでおきなよ
ある夜に
君は気付くのさ
その夜が君の心を変えたと
君の目に書いてあるよ

Your eyes meet
and catch the light
Your heart beats
too fast tonight
And when somebody says don’t talk to strangers remember sometimes they’re the ones to aim for One night

二人の視線が交わり
光を捉える
今夜、君の心臓は
鼓動を速める
そして誰かが「見知らぬ人とは
話しちゃダメだ」と言ったら
時にはそういう人こそが
目指すべき相手なのだと覚えておいて
ある夜に

One night can change your life
can take you by surprise
Tonight’s your only chance
so grab it with both hands
One night
you’re gonna find
the night has changed your mind
It’s written in your eyes
Tonight you came alive

たった一夜で人生が永遠に変わることもある
驚かせるようなことをするのさ
今夜が唯一のチャンスだ
だから両手でしっかり掴んでおきなよ
ある夜に
君は気付くのさ
その夜が君の心を変えたと
君の目に書いてあるよ

You feign surprise
but in your eyes
you’re waiting
for the next move
One night
can last forever
One night
You’re one half of
together

君はは驚いたふりをするけれど
その瞳には
次の展開を
待ち望む気持ちが映っている
たった一夜が
永遠に続くように感じられる
たった一夜
君は二人のうちの
片割れ

KREVAのライブに行った。【12月24日東京文化会館公演】

〈以下、ネタバレ感想を含みます。〉


KREVAのライブ「billboard classics『KREVA Premium Orchestra Concert』~produced by 武部聡志」の東京文化会館公演に行ってきました。
KREVAのライブは2019年の「成長の記録」ぶりです。しかも今回はライブの数日前に仕事が休みになることがわかり、駆け込みでの参戦でした。そんなわけで見切れ席での鑑賞でしたが、少し身を傾けたらステージ全体が見れる座席だったのでよかったです。

それではまずセトリから。


1. Overture
2. Forever Student
3. 基準
4. No Limit
5. C'mon, Let's go
6. 居場所
7. 瞬間speechless
8. アグレッシ部
9. EGAO
10. 成功
11. 国民的行事
12. もらい泣き×Link
13. Expert
14. イッサイガッサイ
15. 音色

<アンコール>
16. クリスマス・イブRap
17. Na Na Na


では、簡単に感想です。

1. Overture
クリスマスらしく、「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」の演奏を含んだOvertureでした。演奏の終わりに白根さんのドラムソロがあって、

2. Forever Student
この曲のイントロが流れると同時にKREVAと武部さんの二人が登場。ついに生でこの曲を聴けた(しかも生のオーケストラの演奏で!)喜びもひとしおでした。

3. 基準
オーケストラアレンジによってよりスリリングに、攻撃的になっていたような気がします。

4. No Limit
そしてこの曲で畳み掛け。元々2分もない短い曲ですが、生で聴くとそれ以上に短くあっという間に感じました。


5. C’mon, Let’s go
「できかかった壁なんてキック」で実際にキックのモーションをしたところで、自然と拍手が起こりました。 もちろん自分もその中の一人。 そして5、6秒ぐらいは演奏もピタッと止まった。 その時間がKREVAとオーケストラの阿吽の呼吸という感じで、見ていてとても気持ちが良かったです。

6. 居場所
この曲の「包み込んでくれてる感」がオーケストラアレンジによってさらに増幅されてるようでとても身にしみました。

7. 瞬間speechless 8. アグレッシ部
この2曲は元々シンフォニックな部分があるので、オーケストラとはもう相性ばっちりでした。 両方とも「フルオーケストラだとこうなる」っていう完璧な正解を提示されたような、そんなアレンジでした。

ここで20分の休憩。

9. EGAO
休憩明け最初の曲は武部さんのピアノがリードするこの曲。音源版よりも深く重くなっていたような。これも生演奏の醍醐味ですね。

10. 成功
ハープが導くイントロから始まったこの曲、全体的に聞き心地がよくて他の曲よりも聴き入っていました。でも「さくらさくら」には気付けず、残念。
最後は指揮&アレンジの岩城直也さんが鍵盤ハーモニカで、武部さんがピアノでソロ演奏回し。これもすごいよかった。

11. 国民的行事
今回クラシックがテーマなのに、この曲が演奏されるであろうということを全く予期していなかった自分が不覚でした。サンプリング元の「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」から流れるように「国民的行事」へ繋がる流れは見事と言うしかないアレンジでした。そしてフックをオペラ歌手よろしく歌うKREVAに会場大喜び。(笑)

ここでMC。*1「武部サンタ」からのプレゼント第一弾、ということで、この武部さんがプロデュースするbillboard classicsでは、参加した歌手*2に、武部さんがプロデュースした曲を歌ってもらっているから、KREVAにもぜひお願いしたいと。
で、以前一緒に出たイベントで「ハナミズキ」にオリジナルのラップ乗せて歌ってもらった、その歌詞が感動的だったから、今回も同じ一青窈の「もらい泣き」にラップをつけてもらったと武部さん。

12. もらい泣き×Link というわけで「もらい泣き」のメロディ「Link」のラップを乗せるというマッシュアップ、これを生でやるというびっくりな展開に。歌詞も含めて初めからこのために書かれたんじゃないかと思うくらい自然なハマり具合で、すごく胸に響きました。

13. Expert
KREVAさんのバイブスと武部さんのバイブス、僕らオーケストラのバイブス、それが重なったらいいものが生み出せると思う」という岩城さんに「(ドラムなしでやるのは)やっぱり緊張する」と返したKREVA。それに岩城さんが「大丈夫ですよ、だってKREVAさん、“Expert”だから」と宣言して、白根さんのドラムなしで届けられたこの曲。あえてドラムを外すという選択ができるのも生だからこそ。
「歌うようにラップする」KREVAが堪能できて、音源版よりもエモーショナルでした。

14. イッサイガッサイ 15. 音色
最後は代表曲を2曲。「音色」の2019 Ver.にはストリングスみたいな音も入ってるし、ドンピシャなアレンジだったと思います。

<アンコール>
演奏開始前にMC。ここで「武部サンタ」からのプレゼントその2ということで、「自分はKREVAのグループ時代からのファンなんです。今日やるならあの曲しかないだろう、という曲を今からやります!」

16. クリスマス・イブRap
ということで、まさかのサプライズでした。KICK THE CAN CREWのライブは一度も行ったことがないので、初めて生で聴きました。しっかりカノンの旋律も入って、KREVAがサビを歌った後で「まだ消え残る~」のメロディを楽器隊が奏でたりして、本当にスペシャルな時間でした。

17. Na Na Na
最後は「普段」のKREVAのライブのように、声出し&スタンディング。ザ・大団円でした。

*1:実際にはこの前にも何回かMCがありましたが今回の記事では割愛しています。

*2:初回が薬師丸ひろ子、2回目が川崎鷹也、そして3回目が今回KREVA

ペット・ショップ・ボーイズ「Up against it」を和訳。

‘Bilingual’収録の“Up against it”を和訳しました。
ギターとコーラスにジョニー・マーが参加しているというちょっぴり贅沢な曲です。


youtu.be


News in this city
breaks without pity
Long after the war has ended
we’re still in fatigues

この街のニュースは
容赦なく流れている
戦争が終わってからずっと経ったけど
僕たちはまだ軍服を着ている*1

Up against it
The higher you fly
the further you fall
Up against it
wondering why
we fought after all

逆境に立たされて
高く飛べば飛ぶほど
より遠くまで落ちる
逆境に立たされて
結局、なぜ戦ったのか
疑問に思う

Such a cold winter
with scenes as slow as Pinter
Synchronise your watches
There’s still time to kill

ピンターの劇と同じくらい
ゆっくりとした情景のあるこんなに寒い冬
時計を合わせて
まだ暇つぶしの時間はある

Up against it
Drinking this swill
to sweeten the pill
Up against it
The more that it hurts
the less that it works

逆境に立たされて
錠剤の苦味を消すために
深酒をして
逆境に立たされて
痛みが強ければ強いほど
効果は薄れる

Wrapped in nostalgia
to queue for a show
Back to Trafalgar
One kiss then I’ll go

懐かしさに包まれて
ショーの列に並ぶ
トラファルガーに戻って
キスを一つしたら僕は行くよ

So deep in quicklime
the bones of an old crime
I knew a man who raked them over
He’s still suffering

生石灰のとても深いところに
昔の罪の骨が埋まってる
それをかき集めた男を知っている
彼は今も苦しんでいる

Up against it
Buried so deep
it gives me the creeps
Up against it
The longer you hate
the more that it grates
Up against it
Look left then right
and run for you life

逆境に立たされて
地中深くに埋められていて
それは僕をぞっとさせた
逆境に立たされて
憎む時間が長ければ長いほど
不快感が増していく
逆境に立たされて
左、それから右を見て
自分の人生のために走るんだ

The more that it hurts
the less that it works

痛みが強ければ強いほど
効果は薄れる

*1:日本盤対訳だと「僕らは疲弊しきってる」となっていますが、その場合の‘fatigue’は不可算名詞で「疲労」という意味です。しかし今回は‘fatigues’と複数形になっているため、可算名詞です。そして‘in fatigues’なので「軍服を着ている」と訳しました。

ペット・ショップ・ボーイズ「The survivors」を和訳。

youtu.be

Cross a windy bridge
one winter night
Past Embankment Gardens
enter warmth and light

ある冬の夜
風の強い橋を渡り
エンバンクメント・ガーデンを通り抜けて
暖かさと光の中へ入っていく

Face the music
(it’s never easy)
Forget the chill
Face the future
(it’s never easy)
Find the will

自分のしでかしたことは甘んじて受け入れて
(簡単なことじゃないよ)
寒さは忘れて
将来と向き合って
(決して簡単じゃないさ)
意志を見つけるんだ

If life is worth living
it’s got to be done
One might be forgiven
for thinking
it’s a life on the run
Many roads will cross through many lives
but somehow you survive

人生に生きる価値があるなら
やらなきゃいけない
逃げ回る人生だと思っても
許されるかもしれない
たくさんの道がたくさんの人生と交差するだろう
けどそれでも君は生き残る

Look around
Picture what’s in store
Is this the final edit
or is the subject now a bore?
Don’t shrug your shoulders
(it’s always easy)
You can’t ignore

周りを見回して
待ち受けるものを想像するんだ
これは最終版か
それとももう退屈になった話題なのか?
肩をすくめないで
(それはいつでも簡単さ)
無視なんかできないよ

That life is worth living
It’s still worth a damn
One might be forgiven
for thinking
it’s something of a sham
Many words may make it sound contrived
but somehow we’re alive

人生が生きるに足るってこと
まだそれは価値がある
それは
ちょっとしたごまかしだと
考えるのは無理もない
言葉で説明するとわざとらしく聞こえるかもしれない
けどそれでも僕らは生きている

(The survivors)
Our heads bowed
(The survivors)
At memorials
for other faces in the crowd

(生き残った人たち)
僕らは頭を下げた
(生き残った人たち)
群衆の中
追悼式典で他の人たちのために

Teachers and artists
(it’s never easy)
and Saturday girls
in suits or sequins
(it’s never easy)
or twinsets and pearls

教師に芸術家
(決して簡単じゃない)
サタデー・ガール
スーツやスパンコールを身につけてる
(決して簡単じゃない)
あるいはツインセットとパールをまとってる

If life is worth living
it’s got to be run
as a means of giving
not as a race to be won
Many roads will run through many lives
but somehow we’ll arrive
Many roads will run through many lives
but somewhere we’ll survive

人生に生きる価値があるなら
勝つための競争としてではなく
与える手段として
実行されなくては
たくさんの道がたくさんの人生と交差するだろう
けどどうにかしてたどり着く
たくさんの道がたくさんの人生と交差するだろう
けどどこかで生き残る