一番楽しんでいるのは演奏している人たちだろうな!
これは毎回感じることだ
アンコール演奏は緊張感から開放されて
みんなが少しおどけた服装にして、会場もそれに合わせて手拍子を打つ
こうした和やかな雰囲気で幕を閉じた新城吹奏楽団の定期演奏会が
昨日、文化会館で行われた
実は前回の99回目の演奏会の際に会場でクイズがあって
その答えがあっていたので、無料の招待券が2枚手に入り
1枚を友人に譲って出かけたのだった
プログラムはこんな感じ
冒頭の曲は新城吹奏楽団を育て上げた山本家寛さんが作曲したもの
さっさと速歩で指揮台まで歩く山本さんは、毎回のように自作の曲を
取り上げていたのだった(彼は少し前に亡くなった)
彼の曲は現代音楽風の調子がはっきりしないようなもの、奇妙な響きのもの
武満徹みたいな曲が多くてなかなか興味深いものが多かった
昨日は女性の指揮者だったが彼女も速歩で指揮台に向かったり
舞台から見えなくなったりで、早く歩くのはまるで意図的に行っているようで
山本さんを引き継いでいたのだろうかと思ってしまった
真ん中のプログラムはアルフレッド・リードさんの曲
知人に聞いたのだが山本家寛さんはこの吹奏楽の作曲家と親しくしていたとのこと
吹奏楽の作曲に慣れているのか、彼の音楽はとにかくよく響く
プログラムには山本さんの希望もあったと思うが、毎回クラシックの曲が入る
今回はブラームスの大学祝典序曲とチャイコフスキーの序曲「1812年」だった
美味しいものは最後にとっておくのが普通の演奏会
この2曲がメインディシュとなる
でも残念ながら、この二人の作曲家は楽しめるまで好きじゃないのだ
ブラームスは4番の交響曲とクラリネット五重奏曲以外は
なんか堂々巡りしているようで、もやもやした気持ちだけが残ることが多い
チャイコフスキーはいつも「またやってる!」という部分が現れて
その部分が鼻につき、、ちょっと引いてしまうのだ
つまりは相性が良くないということだが、それでも生演奏は
生ゆえの迫力があって時を忘れる瞬間がある
(聴いている最中は作曲家の気持ちとか意図を感じ取ろうとした)
大きな音を浴びるように味わう
それは生理的に心地よかった
やはり生はいい!