高島野十郎〈蠟燭〉とともに
2025年の最後のブログになりました。
今も折に触れ目に浮かぶのは高島野十郎の〈蝋燭〉
その温かさを感じながら静かな大晦日を送っています。
今年 唯一鑑賞した美術展「没後50年 高島野十郎 展」 福岡県立美術館で開催されました。この方が描いた〈蝋燭〉を観るために足を運びました。
福岡県久留米市出身、洋画家の高島野十郎(1890~1975)は独学で絵の道に入り、どの画壇にも属さず ひたすら写実を追求した「孤高の画家」と呼ばれています。
生前は ほぼ無名でしたが、1986年に福岡県立美術館で開催された初の回顧展で再評価されました。
私が高島野十郎を知ったのは いつだったか過去の NHK「日曜美術館」でした。
小さな絵画の真ん中で 小さく揺らいで灯る蝋燭。その温もりまで感じる作品は琴線に触れて、いつか実際に観てみたいと思っていました。
会場はほとんどの作品の撮影が出来ました。
温かい空気が流れるギャラリー、特にその前から離れがたかった〈蝋燭〉を写真に収めました。
炎のゆらぎに温かさと匂いまで感じてしまいます。
蝋の透け感、机の木目、灯りが落とす優しい影、目が離せません。
〈蝋燭〉は何点も描かれています。それは売るための作品ではなく 贈るために描かれたものでした。
お世話になった方々にお礼の気持ちを込めて〈蝋燭〉を描きました。
炎の眩しさが特に印象に残った〈蝋燭〉
今回の展覧会では 17点の〈蝋燭〉が展示されていました。
「孤高の画家」と呼ばれていますが、心を込めて〈蝋燭〉を贈った多くの人々との関係にも視点をおいた展覧会になっていました。
〈蝋燭〉を贈られた方々の幸せが羨ましかったです。
高島野十郎と言えば〈蝋燭〉としか知らなかったのですが、これが、その写実性に見入ってしまって時間が足りないほどの展覧会でした。
これはまた年を超えて・・
今年も拙い自己満足ブログを訪問いただきありがとうございました。
2026年はどんな年になるのでしょう、あちこちで笑顔があふれる、皆が笑い合える一年になりますように・・
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