「コール・ポーター/Cole Porter」(1891年6月9日-1964年10月15日)というアメリカの音楽家がいます。多分JAZZの好きな人なら知らない人はいないといえるくらい有名な作詞・作曲家です。ミュージカルや映画音楽の分野で、多くのヒット曲を残し、その多くがスタンダード・ナンバーとして、いまだに多くのミュージシャンに演奏されている。ちょっと思い出すだけで、「Anything Goes」、「Love For Sale」、「Night And Day」、 「Begin The Beguine」、「I Love Paris」 、「You'd Be So Nice To Come Home To」、「So In Love」、「It's Alright With Me」・・・・・などがすぐ浮かんできます。
今宵のピアノ、「ビギン・ザ・ビギン/Begin The Beguine」です。まずは、「エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins」のトリオ演奏から。アルバムは、「アモール/Amor」(2006)から。「Essential Standards Best」(2009)にも。パーソネルは、「エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins - piano」、「ショーン・スミス/Sean Smith - bass」、「ジョー・アシオーネ/Joe Ascione - drums」。
「歌ものを弾かせたらこの人」と思うのは、「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」。彼が率いる「ニュー・ヨーク・トリオ/New York Trio」の演奏で。アルバムは「Begin the Beguine」(2005)。パーソネルは、「ビル・チャーラップ(p)」、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart(b)」、「ビル・スチュアート/Bill Stewart(d)」。
今宵の曲、ボッサの名曲から、「プレリュード(前奏曲)のサンバ/Samba em prelúdio」。かの「バーデン・パウエル/Baden Powell」と「ヴィニシウス・ヂ・モライス/Vinícius de Moraes」の手になる甘美でとても美しい曲。ギターによるインスツルメンツもあるが、男女のデュエットも多い曲である。
まず、私がこの曲を知った、「セバスチャン・タパジョス/Sebastião Tapajós」のギター演奏から。1944年生まれ、ブラジル出身のギタリストで作曲家。「バーデン・パウエル」の陰に隠れて目立たなかった感があるが、速弾きのギターの名手である。いまから40数年前LPレコードでよく聴いていたが、その当時は、「バーデン・パウエル」を凌ぐ技量の持ち主と思っていた。いつしかそのLPは私の手元から離れたため、その後ずっと長い間CDを探していた。諦めかけた頃、偶然、復刻版CDを見つけたといういわくつきのアルバム、「Brasil-El Arte de la Guitarra(ブラジル-ギターの芸術)」(2004)から。
まずは、独唱で。デンマーク出身の女性ヴォーカリスト、「クララ・ヴースト/Clara Vuust」のデビュー・アルバム、「Here's to Love」(2013)から。ピアノの「フランチェスコ・カリ/Francesco Calì」との相性も抜群、ベース、クラリネットを加えたドラムレスという変則トリオをバックに、ゆったりと、優しく聴く人を包み込む。
今宵のピアノは、「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」。曲は、「宮城道雄」の「春の海」を。 アルバムは、日本の曲、2曲を含む「祈り-春の海/Pray~Spring Sea」(2012)。パーソネルは、「マーク・ヴァン・ローン/Marc van Roon (p) 」、「フランス・ホーヴァンFrans van der Hoeven(b) 」、「ロイ・ダッカス/Roy Dackus (ds) 」。