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Lizard Queen 20250410版

  • オリジナル:JHS Lizard Queen
  • エフェクターのタイプ: ファズ
  • マニア度: ちょいマニア
  • 基板のサイズ: 50mm x 40mm / ケース: 1590Bタイプ
  • 提供法: 基板頒布

JHS Pedals と electro-harmonix のコラボレーションで生まれたペダル Lizard Queen を作る基板です。ゲインとハイパスを同時に調整する Balance つまみ、オクターブのかかり具合を調整する Octave つまみで音作りをする面白いオクターブ・ファズです。前段は Bazz Fuss 回路、後段は Push Me Pull You 回路で構成されています。ということは Lizard Queen で音作りするだけでなく、前段の Bazz Fuss を調整することでも音作りを楽しめそうですね。

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使用するトランジスタは 2N2222、2N5088、2N3906 です。2N2222 と 2N3906 はまだ秋月電子通商さんで入手可能(2N3906も無くなってしまいました)です。他店にも 2N5088 がない場合は 2SC1815 の BL クラスで代用してもいいのではないでしょうか。というか試作では 2SC1815-BL を使っています。ピン配列が異なるので注意して取り付けます。チップ版の MMBT5088 を使うときは部品面から取り付け、脚が一本の方を基板の3番端子に取り付けます。


www.youtube.com

部品リスト

一般的なペダルの形で作る場合の部品リストです。基板の頒布なので部品のランクや値は好みで変更してください。

部品番号 備考
R1 1M 茶黒緑
R2 ※1 30k 橙黒橙 パイロットランプLED用
R3 100k 茶黒黄
R4 1M 茶黒緑
R5 10k 茶黒橙
R6 470k 黄紫黄
R7 10k 茶黒橙
R8 10k 茶黒橙
R9 470k 黄紫黄
C1 100u 電解
C2 47p 470 セラミック
C3 100n 104 フィルム
C4 100n 104 フィルム
C5 10u 電解
C6 100n 104 フィルム
C7 100n 104 フィルム
C8 100n 104 フィルム
D1 1N4148 回路保護用
D2 ※2 LED パイロットランプ
D3 1N4148
RV1 1k Bカーブ balance
RV2 100k Bカーブ octave
RV3 100k Aカーブ volume
Q1 PN2222
Q2 ※3 2N5088
Q3 PN2222
Q4 2N3906
3PDTフットスイッチ
6.3mm ジャック 入出力ジャック各1個
2.1mm DCジャック +9V 電源

※1 R2 は LED の電流制限抵抗です。LED はそれぞれ明るさが異なります。抵抗値を変えると流れる電流を調整でき好みの明るさにすることができます。抵抗値を大きくすると暗くなります。パイロットランプ LED を使わない場合は省略できます。

※2 LED はパイロットランプです。ケースで仕上げる場合はケースに取り付けて基板の LED 端子から導線でつなぎます。ケースではなく基板上の D6 に直接取り付けることもできます。そもそも無くても動作します。

※3 手に入らない場合は 2SC1815-BL で代用します。

※ フィルムコンデンサは Faithful Link 社製のサイズで作ってあります。他社のものを使うときはスペースが足りるか確認してください。

基板の端子

端子名
J1 電源端子 2.1mm DCジャック 9Vを給電します
J4 LED端子 パイロットランプをケースに取り付けるときに使います
J3 フットスイッチIN 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J5 フットスイッチLED 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J2 フットスイッチGND 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J6 フットスイッチOUT 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
RV1 balance つまみ
RV2 octave つまみ
RV3 volume つまみ

作り方

作例

  • コンデンサ は F2D を使いました。
  • Q2 は 2SC1815-BL を使っています。脚の配列が 2N5088 とは違うのでシルクの向きとは違う方を向いています。
  • パイロットランプ D2 は基板に付けています。

事前準備

特になし

基板に部品を取り付ける

抵抗など背の低いものから順番に取り付けていきます。

パイロットランプ用の LED はケースに取り付けと基板に取り付けを選べます。基板に取り付けるときは D2 に取り付けます。四角いランドの方がカソードです。ケースに取り付ける場合は J4 端子から導線で取り付けます。後ほど出てくる配線図を参考にしてください。

パイロットランプ用の LED は使わないというのであれば R2 も不要です。

極性に注意

  • 電解コンデンサ(C1、C5)は極性があります。コンデンサの白い帯(マイナス)側を基板の白塗り側に取り付けます。
  • ダイオードには極性があります。基板上の帯と部品の帯を一致させます。LED は四角いパッドのほうがカソードです。
  • トランジスタは基板の絵柄にあわせて取り付けてください。部品表と異なるトランジスタを使う場合は仕様書を調べて足の配列に注意してください。

ボリューム類の配線

可変抵抗の配線を下図のようにします。可変抵抗は正面から見て左の足から 1 番、2 番、3 番です。図は裏面から見ています。基板上では四角いパターンが 1 番です。

配線の仕方は Guv'nor の「ボリューム類の配線」を参考にしてください。リード線の長さがちょうどよくなり、ケースに収めるときもスマートです。

スイッチ類の配線

下図のように配線します。

+9V +/- には電源を、LED K/A にはパイロットランプ用の LED をつなぎます。 フットスイッチ用基板を使う場合は J3、J2、J5、J6 の端子を上のようにフットスイッチ基板の端子につなぎます。

フットスイッチ用の基板を使わない場合は次のようにしてください。

  • 入力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J3(IN)につなぐ。GND は J5(GND)に。
  • 出力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J6(OUT)につなぐ。GND は J5(GND)または入力ジャックの GND に。
  • J2(LED)は J5(GND)に。

演奏中フットスイッチで切り替えないのであればフットスイッチを省略できます。かなりのコストダウンになります。頑丈なケースも必要なくなるので100均のプラスチックケース(3個セットの保存パックなど)にするとさらにコストダウンできます。

仕上げる前に

仮組み・通電までしてまずは電源まわりのチェックをします。

  • J1 の電圧(約9V)を測る。→電源から J1 までに問題。
  • パイロットランプLEDの点灯を確認。→LED の向き、LED、R2 のはんだ付けを確認。フットスイッチ用基板の接続を確認。基板を使わない場合は J2 と J5 の接続を確認。
  • GND と Q1 のコレクタ間の電圧を測る。0.8V。→Q1、R3、D3 のはんだ付けを確認。
  • GND と Q2 のコレクタ間の電圧を測る。2SC1815-BLの場合は RV1を時計回りに回しきって 2.5V。→Q2、R4、R5、RV1、C5 のはんだ付けを確認。
  • GND と Q3 のコレクタ間の電圧を測る。5〜5.3V。→Q3、R6、R7、R8 のはんだ付けを確認。

問題なければギターか発振器を入力につないで音出ししてみます。ケースに入れて完成です。

お買い物リスト

一応のお買い物リストです。部品の省略やパラメータの選択で変更してください。秋月電子さんの部品番号を書いています。部品調達の参考にしてください。廃番になることもあります。

部品番号 数量 秋月販売コード
R1, R4 1M 2 125105
R2 ※1 30k 1 125303
R3 100k 1 125104
R5, R7, R8 10k 3 125103
R6, R9 470k 2 125474
C1 100u 1 117877
C2 47p 1 103622
C3, C4, C6, C7, C8 100n 5 114597
C5 10u 1 117897
D1, D3 1N4148 2 100941
D2 LED 1 111577
RV1 1k (B) 1 118291
RV2 100k (B) 1 131195
RV3 100k (A) 1 116477
Q1, Q3 PN2222 2 109406
Q2 ※2 2SC1815-BL 1 113491
Q4 ※3 2N3906 1 105963
3PDT 1 117590
6.3mm ジャック 2 114813
2.1mm DCジャック 1 117108

※1 LED の電流調整用の抵抗です。LED ごと、好みの明るさで変わってきます。適当なものを選んでください。

※2 2N5088 の代用で 2SC1815-BL を載せておきます。

※3 販売終了となってしまいました。東芝のそっくりチップ TMBT3906 や TO-92 であれば 2N5401L-B-T92 などいかがでしょう。試してないですが。TMBT3906 を取り付ける場合は部品面に取り付け、脚が一本の方を基板の3番端子に取り付けます。

頒布について

メルカリにて頒布予定です。「【自作用PCB】Lizard Queen 20250410版」というタイトルで出品します。ヤフオクでも頒布します。

2段JFET凶暴Fuzz Fairfield Circuitry ~900 を作ろう

  • オリジナル:Fairfield Circuitry ~900
  • エフェクターのタイプ: ファズ
  • マニア度: ちょいマニア
  • 基板のサイズ: 50mm x 50mm / ケース: 1590Bタイプ
  • 提供法: 基板頒布

JFET を使った2段ゲインステージがあるファズ。バイアスと広いゲインレンジを調整でき多彩なサウンドを作れます。オリジナルのサイトでは ferocious (凶暴な)と紹介されています。YouTube でデモを観てもそんなに凶暴には感じませんでしたが……一度お試しあれ。

J201 は既にチップ版しか手に入らないのでチップ版で基板は作っています。2N3904もチップ版にしちゃいました。2N3904 はエミッタフォロワで出力バッファとして使われているので他の似たようなチップトランジスタに交換可能です。ピン配列は事前に確認してください。

部品リスト

一般的なペダルの形で作る場合の部品リストです。基板の頒布なので部品のランクや値は好みで変更してください。

部品番号 備考
R1 1M 茶黒緑
R2 3.3k 橙橙赤
R3 3.3k 橙橙赤
R4 47k 黄紫橙
R5 4.7M 黄紫緑
R6 10k 茶黒橙
R7 1k 茶黒赤
R8 47 黄紫黒
R9 270k 赤紫黄
R10 10k 茶黒橙
R11 2.2k 赤赤赤
R12 470 黄紫茶
R13 150k 茶緑黄
R14 470k 黄紫黄
R15 1k 茶黒赤
R16 ※1 30k 橙黒橙 パイロットランプLED用
R17 47 黄紫黒
C1 220p 221 セラミック
C2 22u 電解
C3 10n 103 フィルム
C4 100n 104 フィルム
C5 100n 104 フィルム
C6 22u 電解
C7 100n 104 フィルム
C8 220p 221 セラミック
C9 1u 電解
C10 220u 電解
C11 100n 104 セラミック
D1 ※2 LED パイロットランプ
D2 1N5817 回路保護用
RV1 1M Aカーブ INPUT
RV2 100k Aカーブ FUZZ
RV3 50k Bカーブ BIAS
RV4 10k Aカーブ VOLUME
Q1 MMBFJ201
Q2 MMBFJ201
Q3 MMBFJ201
Q4 MMBT3904
3PDTフットスイッチ
6.3mm ジャック 入出力ジャック各1個
2.1mm DCジャック +9V 電源

※1 R16 は LED の電流制限抵抗です。LED はそれぞれ明るさが異なります。抵抗値を変えると流れる電流を調整でき好みの明るさにすることができます。抵抗値を大きくすると暗くなります。パイロットランプ LED を使わない場合は省略できます。

※2 LED はパイロットランプです。ケースで仕上げる場合はケースに取り付けて基板の LED 端子から導線でつなぎます。ケースではなく基板上の D1 に直接取り付けることもできます。そもそも無くても動作します。

※ フィルムコンデンサは Faithful Link 社製のサイズで作ってあります。他社のものを使うときはスペースが足りるか確認してください。

基板の端子

端子名
J3 電源端子 2.1mm DCジャック 9Vを給電します
J5 LED端子 パイロットランプをケースに取り付けるときに使います
J1 フットスイッチIN 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J6 フットスイッチLED 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J4 フットスイッチGND 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J2 フットスイッチOUT 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
RV1 INPUT つまみ
RV2 FUZZ つまみ
RV3 BIAS つまみ
RV4 VOLUME つまみ

作り方

作例

  • ケースに組み込む前は1個1円で手に入れたチップLEDを使っています。テストが終わってケースに組み込むときに外しました。

事前準備

特になし

基板に部品を取り付ける

チップ版のJFET、トランジスタを始めに取り付けます。 抵抗など背の低いものから順番に取り付けていきます。

パイロットランプ用の LED はケースに取り付けと基板に取り付けを選べます。基板に取り付けるときは D1 に取り付けます。四角いランドの方がカソードです。ケースに取り付ける場合は J5 端子から導線で取り付けます。後ほど出てくる配線図を参考にしてください。

パイロットランプ用の LED は使わないというのであれば R1 も不要です。

極性に注意

  • 電解コンデンサ(C2、C6、C9、C10)は極性があります。コンデンサの白い帯(マイナス)側を基板の白塗り側に取り付けます。
  • ダイオードには極性があります。基板上の帯と部品の帯を一致させます。LED は四角いパッドのほうがカソードです。
  • JFET、トランジスタはパターンにあわせて取り付けます。

ボリューム類の配線

~900 は横配置の個性的なつまみレイアウトです。オリジナル配置を意識した配線をしてみます。 可変抵抗の配線を下図のようにします。可変抵抗は正面から見て左の足から 1 番、2 番、3 番です。基板は裏面から見ています。基板上では四角いパターンが 1 番です。ケースに収めるときは基板を折り返して、可変抵抗の背中と基板のはんだ面が向きあるようにします。ショートしないように絶縁をしてください。

折りたたむと下の写真になります。

配線の仕方は Guv'nor の「ボリューム類の配線」を参考にしてください。リード線の長さがちょうどよくなり、ケースに収めるときもスマートです。

スイッチ類の配線

下図のように配線します。

+9V +/- には電源を、LED K/A にはパイロットランプ用の LED をつなぎます。 フットスイッチ用基板を使う場合は J1、J6、J4、J2 の端子を上のようにフットスイッチ基板の端子につなぎます。

フットスイッチ用の基板を使わない場合は次のようにしてください。

  • 入力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J1(IN)につなぐ。GND は J4(GND)に。
  • 出力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J2(OUT)につなぐ。GND は J4(GND)または入力ジャックの GND に。
  • J6(LED)は J4(GND)に。

演奏中フットスイッチで切り替えないのであればフットスイッチを省略できます。かなりのコストダウンになります。頑丈なケースも必要なくなるので100均のプラスチックケース(3個セットの保存パックなど)にするとさらにコストダウンできます。

仕上げる前に

仮組み・通電までしてまずは電源まわりのチェックをします。

  • J3 の電圧(約9V)を測る。→電源から J3 までに問題。
  • パイロットランプ LED の点灯を確認。→LED、R16 のはんだ付けを確認。フットスイッチ用基板の接続を確認。基板を使わない場合は J6 と J4 の接続を確認。

JFET とトランジスタの各端子の電圧を測ります。使った部品で若干変わってくるはずです。試作機では下記のようになりました。GND はジャックなど適当なところを使ってください。Q3 は BIAS つまみで変化します。

D S G
Q1 8.6 4.3 3.0
Q2 3.9 19m 0
Q3 7.8-0.22 170m-72m 0
B E C
Q4 4.5 3.8 8.6

問題なければギターか発振器を入力につないで音出ししてみます。ケースに入れて完成です。

お買い物リスト

一応のお買い物リストです。部品の省略やパラメータの選択で変更してください。秋月電子さんの部品番号を書いています。部品調達の参考にしてください。廃番になることもあります。

部品番号 数量 秋月販売コード
R1 1M 1 125105
R2, R3 3.3k 2 125332
R4 47k 1 118208
R5 4.7M 1 114293
R6, R10 10k 2 125103
R7, R15 1k 2 125102
R8, R17 47 2 125470
R9 270k 1 104159
R11 2.2k 1 125222
R12 470 1 125471
R13 150k 1 116663
R14 470k 1 125474
R16 ※1 30k 1 125303
C1, C8 220p 2 108106
C2, C6 22u 2 117899
C3 10n 1 114592
C4, C5, C7 100n 3 114597
C9 1u 1 114602
C10 220u 1 102718
C11 100n 1 113582
D1 LED 1 111577
D2 1N5817 ※2 1
RV1 1M (A) 1 117280
RV2 100k (A) 1 116477
RV3 50k (B) 1 131197
RV4 10k (A) 1 129553
Q1, Q2, Q3 ※3 MMBFJ201 3
Q4 MMBT3904 1 105969
3PDT 1 117590
6.3mm ジャック 2 114813
2.1mm DCジャック 1 117108

※1 LED の電流調整用の抵抗です。LED ごと、好みの明るさで変わってきます。適当なものを選んでください。

※2 1N5817 は秋月さんでは取り扱いがないので、他店で入手してください。秋月さんだと SBM245L(117439)などが使えるかもしれません。または電圧降下(順方向電圧 Vf)の小さいものを選びます。

※3 秋月さんには取り扱いがありません。

頒布について

メルカリにて頒布予定です。「【自作用PCB】MMBFJ201付き FC~900 Fuzz 20251122版」というタイトルで出品します。ヤフオクでも頒布します。

TS系の最高峰? Eternity 20241230版 を作ろう

  • オリジナル: Lovepedal Eternity
  • エフェクターのタイプ: オーバードライブ
  • マニア度: 普通
  • 基板のサイズ: 5cm x 5cm / ケース: 1590Bタイプ
  • 提供法: 基板頒布

Lovepedal Eternity を作る基板。Eternity の褒めどころはネットにたくさんあるのでそちらを参照してもらうとして、問題は時期々々で部品が違って音も違うというところ。ここでは、ネットにあった回路図からノーマルとバーストの2つのパラメータ載せておきます。後、オペアンプは型番は削ってあるとのことでソケットで作るのが良いかもしれません。

部品リスト

一般的なペダルの形で作る場合の部品リストです。基板の頒布なので部品のランクや値は好みで変更してください。

部品番号 無印 Burst 備考
R1 1M 1M 茶黒緑
R2 1M 1M 茶赤緑
R3 1k 1k 茶黒赤
R4 10k 10k 茶黒橙
R5 1k 1k 茶黒赤
R6 470 330 黄紫茶
R7 1k 1k 茶黒赤
R8 ※1 30k 30k 橙黒橙
R9 390 390 橙白茶
R10 10k 10k 茶黒橙
R11 10k 10k 茶黒橙
C1 55n 47n 553 フィルム
C2 220n 220n 224 フィルム
C3 150n 150n 154 フィルム
C4 150n 220n 154 フィルム
C5 22u 10u 電解
C6 47u 47u 電解
C7 47u 47u 電解
D1 ショート 1N914 クリッピング
D2 1N914 ※3 1N914 クリッピング
D3 1N914 1N914 クリッピング
D4 1N914 1N914 クリッピング
D5 ※2 LED LED パイロットランプ用
U1 ※4 不明 不明
RV1 100k (B) 500k (B) ゲインつまみ
RV2 5k (B) 5k (B) Tone つまみ
RV3 100k (A) 500k (A) volume つまみ
3PDTフットスイッチ
6.3mm ジャック 入出力ジャック各1個
2.1mm DCジャック +9V 電源

※1 R8 は LED の電流制限抵抗です。LED はそれぞれ明るさが異なります。抵抗値を変えると流れる電流を調整でき好みの明るさにすることができます。抵抗値を大きくすると暗くなります。パイロットランプ LED を使わない場合は省略できます。

※2 LED はパイロットランプです。ケースで仕上げる場合はケースに取り付けて基板の LED 端子から導線でつなぎます。ケースではなく基板上の D5 に直接取り付けることもできます。そもそも無くても動作します。

※3 1N914 と 1N4148 は同じです。

※4 オペアンプは削られてて不明だそうです。

※ フィルムコンデンサは Faithful Link 社製のサイズで作ってあります。他社のものを使うときはスペースが足りるか確認してください。

基板の端子

端子名
J3 電源端子 2.1mm DCジャック 9Vを給電します
J5 LED端子 パイロットランプをケースに取り付けるときに使います
J1 フットスイッチIN 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J6 フットスイッチLED 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J4 フットスイッチGND 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J2 フットスイッチOUT 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
RV1 Drive つまみ
RV2 Glass つまみ
RV3 Level つまみ

作り方

作例

  • Burst を作りました。
  • D1〜D4 は 1N4148 を使いました。
  • U1 は NJM4558 を使いました。
  • パイロットランプはオンボードにしています。

事前準備

特になし

基板に部品を取り付ける

抵抗など背の低いものから順番に取り付けていきます。

パイロットランプ用の LED はケースに取り付けと基板に取り付けを選べます。基板に取り付けるときは D5 に取り付けます。四角いランドの方がカソードです。ケースに取り付ける場合は J5 端子から導線で取り付けます。後ほど出てくる配線図を参考にしてください。

極性に注意

  • 電解コンデンサ(C5、C6、C7)は極性があります。コンデンサの白い帯(マイナス)側を基板の白塗り側に取り付けます。
  • ダイオード(D1、D2、D3、D4)には極性があります。基板上の帯と部品の帯を一致させます。LED(D5) は四角いパッドのほうがカソードです。
  • オペアンプ U1 は四角いパッドが 1 番ピンです。

ボリューム類の配線

可変抵抗の配線を下図のようにします。可変抵抗は正面から見て左の足から 1 番、2 番、3 番です。図は裏面から見ています。基板上では四角いパターンが 1 番です。

配線の仕方は Guv'nor の「ボリューム類の配線」を参考にしてください。リード線の長さがちょうどよくなり、ケースに収めるときもスマートです。

スイッチ類の配線

下図のように配線します。

+9V +/- には電源を、LED K/A にはパイロットランプ用の LED をつなぎます。 フットスイッチ用基板を使う場合は J1、J6、J4、J2 の端子を上のようにフットスイッチ基板の端子につなぎます。

フットスイッチ用の基板を使わない場合は次のようにしてください。

  • 入力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J1(IN)につなぐ。GND は J4(GND)に。
  • 出力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J2(OUT)につなぐ。GND は J4(GND)または入力ジャックの GND に。
  • J6(LED)は J4(GND)に。

演奏中フットスイッチで切り替えないのであればフットスイッチを省略できます。かなりのコストダウンになります。頑丈なケースも必要なくなるので100均のプラスチックケース(3個セットの保存パックなど)にするとさらにコストダウンできます。

仕上げる前に

仮組み・通電までしてまずは電源まわりのチェックをします。

  • J3 の電圧(約9V)を測る。→電源から J3 までに問題。
  • パイロットランプLEDの点灯を確認。→LED、R8 のはんだ付けを確認。フットスイッチ用基板の接続を確認。基板を使わない場合は J6 と J4 の接続を確認。

問題なければギターか発振器を入力につないで音出ししてみます。ケースに入れて完成です。

お買い物リスト

一応のお買い物リストです。部品の省略やパラメータの選択で変更してください。秋月電子さんの部品番号を書いています。部品調達の参考にしてください。廃番になることもあります。

■ 無印 Eternity

部品番号 数量 秋月販売コード
R1, R2 1M 2 125105
R3, R5, R7 1k 3 125102
R4, R10, R11 10k 3 125103
R6 470 1 125471
R8 ※1 30k 1 125303
R9 390 1 125391
C1 ※2 47n 1 114596
C2 220n 1 114599
C3, C4 150n 2 114598
C5 22u 1 117899
C6, C7 47u 2 117403
D2, D3, D4 1N4148 3 100941
D5 LED 1 111577
RV1 100k (B) 1 131195
RV2 5k (B) 1 131196
RV3 100k (A) 1 116477
U1 ※3 NJM4558DD 1 111236
3PDT 1 117590
6.3mm ジャック 2 114813
2.1mm DCジャック 1 117108

■ Eternity Burst

部品番号 数量 秋月販売コード
R1, R2 1M 2 125105
R3, R5, R7 1k 3 125102
R4, R10, R11 10k 3 125103
R6 330 1 125331
R8 ※1 30k 1 125303
R9 390 1 125391
C1 47n 1 114596
C2, C4 220n 2 114599
C3 150n 1 114598
C5 10u 1 117899
C6, C7 47u 2 117403
D1, D2, D3, D4 1N4148 4 100941
D5 LED 1 111577
RV1 500k (B) 1 116475
RV2 5k (B) 1 131196
RV3 500k (A) 1 111420
U1 ※3 NJM4558DD 1 111236
3PDT 1 117590
6.3mm ジャック 2 114813
2.1mm DCジャック 1 117108

※1 LED の電流調整用の抵抗です。LED ごと、好みの明るさで変わってきます。適当なものを選んでください。

※2 55n の取り扱いが無いので 47n を選びました。

※3 U1 は不明なので NJM4558 を選びました。

頒布について

メルカリにて頒布予定です。「【自作用PCB】TS系の最高峰? Eternity 20241230版」というタイトルで出品します。ヤフオクでも頒布します。

轟音 Fuzz War Ver.2 20250409版

  • オリジナル:Death by Audio FUZZ WAR
  • エフェクターのタイプ: ファズ / ディストーション
  • マニア度: ちょいマニア
  • 基板のサイズ: 50mm x 55mm / ケース: 1590Bタイプ
  • 提供法: 基板頒布

唸れビースト!轟音ファズ Death by Audio の FUZZ WAR トランジスタ4個バージョンを作る基板です。FUZZ WAR Ver.2 というやつです。でっかい音で楽しみたいですね。

FUZZ WAR の回路はほぼ Big Muff Pi です。ですが BMP の基板そのままでは作れなかったので専用の基板を作りました。さて部品の選択です。オリジナルのトランジスタ 2N5088 は一応まだ売ってますが、生産終了の3本足版は高いし、チップの SOT23 版は入手難しいです。 なので似ていて入手が簡単な 2SC1815-BL で作ってみました。hFE 的にはちょうどいいし、fT も 2SC1815 の方が高いし、NF も 2N5088 は low noise と謳うものの 2SC1815 と同等だし、これでいいんじゃないでしょうか。トランジスタは 2N5088 の EBC 配列でも 2SC1815 の ECB 配列でも基板に取り付けられるようにしています。EBC の場合は Q5〜Q8、ECB の場合 Q1〜Q4 に取り付けてください。

部品リスト

一般的なペダルの形で作る場合の部品リストです。基板の頒布なので部品のランクや値は好みで変更してください。

部品番号 備考
R1 ※1 30k 橙黒橙 パイロットランプLED用
R2 1.5k 茶緑赤
R3 100k 茶黒黄
R4 2.2k 赤赤赤
R5 6.8k 青灰赤
R6 10k 茶黒橙
R7 430k 黄橙黄
R8 33k 橙橙橙
R9 470k 黄紫黄
R10 390 橙白茶
R11 15k 茶緑橙
R12 8.2k 灰赤赤
R13 15k 茶緑橙
R14 100k 茶黒黄
R15 470k 黄紫黄
R16 100k 茶黒黄
R17 470k 黄紫黄
R18 15k 茶緑橙
R19 8.2k 灰赤赤
R20 100k 茶黒黄
R21 100 茶黒茶
R22 390 橙白茶
R23 1k 茶黒赤
R30 1M 茶黒緑
R31 43k 黄橙橙
C1 100n 104 フィルム
C2 100n 104 フィルム
C3 100n 104 フィルム
C4 100n 104 フィルム
C5 100n 104 フィルム
C8 100n 104 フィルム
C9 2.2n 222 フィルム
C10 470p 471 セラミック
C12 470p 471 セラミック
C13 100n 104 フィルム
C14 47u 電解
C15 100n 104 セラミック
C30 100n 104 フィルム
C31 680p 681 セラミック
C32 6.8n 682 フィルム
D1 1N60 クリッピング
D2 1N60 クリッピング
D5 1N4001 回路保護用
D6 ※2 LED パイロットランプ
RV1 100k Bカーブ FUZZ
RV2 100k Bカーブ TONE
RV3 100k Bカーブ VOLUME
Q1 2SC1815-BL
Q2 2SC1815-BL
Q3 2SC1815-BL
Q4 2SC1815-BL
3PDTフットスイッチ
6.3mm ジャック 入出力ジャック各1個
2.1mm DCジャック +9V 電源

※1 R1 は LED の電流制限抵抗です。LED はそれぞれ明るさが異なります。抵抗値を変えると流れる電流を調整でき好みの明るさにすることができます。抵抗値を大きくすると暗くなります。パイロットランプ LED を使わない場合は省略できます。

※2 LED はパイロットランプです。ケースで仕上げる場合はケースに取り付けて基板の LED 端子から導線でつなぎます。ケースではなく基板上の D6 に直接取り付けることもできます。そもそも無くても動作します。

※ フィルムコンデンサは Faithful Link 社製のサイズで作ってあります。他社のものを使うときはスペースが足りるか確認してください。

基板の端子

端子名
J3 電源端子 2.1mm DCジャック 9Vを給電します
J5 LED端子 パイロットランプをケースに取り付けるときに使います
J1 フットスイッチIN 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J6 フットスイッチLED 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J4 フットスイッチGND 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J2 フットスイッチOUT 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
RV1 FUZZ つまみ
RV2 TONE つまみ
RV3 VOLUME つまみ

作り方

作例

  • C32 は F2D を使いました。
  • 430kΩ(R7)、43kΩ(R31)は手元になかったので 470kΩ と 47kΩ を使いました。
  • パイロットランプ D6 はケースに付ける予定なので付けてません。

事前準備

特になし

基板に部品を取り付ける

抵抗など背の低いものから順番に取り付けていきます。

パイロットランプ用の LED はケースに取り付けと基板に取り付けを選べます。基板に取り付けるときは D6 に取り付けます。四角いランドの方がカソードです。ケースに取り付ける場合は J5 端子から導線で取り付けます。後ほど出てくる配線図を参考にしてください。

パイロットランプ用の LED は使わないというのであれば R1 も不要です。

極性に注意

  • 電解コンデンサ(C14)は極性があります。コンデンサの白い帯(マイナス)側を基板の白塗り側に取り付けます。
  • ダイオードには極性があります。基板上の帯と部品の帯を一致させます。LED は四角いパッドのほうがカソードです。
  • トランジスタは前述のように ECB 配列も EBC 配列も取り付けられますが、それぞれ Q1〜Q4 と Q5〜Q8 と異なるので間違えないように。SMD 版を使う場合ははんだ面から取り付けられます。足の配列に注意してください。

ボリューム類の配線

可変抵抗の配線を下図のようにします。可変抵抗は正面から見て左の足から 1 番、2 番、3 番です。図は裏面から見ています。基板上では四角いパターンが 1 番です。

配線の仕方は Guv'nor の「ボリューム類の配線」を参考にしてください。リード線の長さがちょうどよくなり、ケースに収めるときもスマートです。

スイッチ類の配線

下図のように配線します。

+9V +/- には電源を、LED K/A にはパイロットランプ用の LED をつなぎます。 フットスイッチ用基板を使う場合は J1、J6、J4、J2 の端子を上のようにフットスイッチ基板の端子につなぎます。

フットスイッチ用の基板を使わない場合は次のようにしてください。

  • 入力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J1(IN)につなぐ。GND は J4(GND)に。
  • 出力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J2(OUT)につなぐ。GND は J4(GND)または入力ジャックの GND に。
  • J6(LED)は J4(GND)に。

演奏中フットスイッチで切り替えないのであればフットスイッチを省略できます。かなりのコストダウンになります。頑丈なケースも必要なくなるので100均のプラスチックケース(3個セットの保存パックなど)にするとさらにコストダウンできます。

仕上げる前に

仮組み・通電までしてまずは電源まわりのチェックをします。

  • J3 の電圧(約9V)を測る。→電源から J3 までに問題。
  • パイロットランプLEDの点灯を確認。→LED、R1 のはんだ付けを確認。フットスイッチ用基板の接続を確認。基板を使わない場合は J6 と J4 の接続を確認。
  • GND と Q1 のコレクタ間の電圧を測る。2SC1815-BLの場合は 3.9V。→Q1、R9、R13、R14、R22、C10 のはんだ付けを確認。
  • GND と Q2 のコレクタ間の電圧を測る。2SC1815-BLの場合は 4.4V。→Q2、R16、R17、R20、R21、C12 のはんだ付けを確認。
  • GND と Q3 のコレクタ間の電圧を測る。2SC1815-BLの場合は 4.9V。→Q3、R10、R11、R15、R16、R31、C30、D1、D2 のはんだ付けを確認。
  • GND と Q4 のコレクタ間の電圧を測る。2SC1815-BLの場合は 4.4V。→Q4、R3、R4、R6、R7 のはんだ付けを確認。

問題なければギターか発振器を入力につないで音出ししてみます。ケースに入れて完成です。

お買い物リスト

一応のお買い物リストです。部品の省略やパラメータの選択で変更してください。秋月電子さんの部品番号を書いています。部品調達の参考にしてください。廃番になることもあります。

部品番号 数量 秋月販売コード
R1 ※1 30k 1 125303
R2 1.5k 1 125152
R3, R14, R16, R20 100k 4 125104
R4 2.2k 1 125222
R5 6.8k 1 125682
R6 10k 1 125103
R7 430k ※2 1 125474
R8 33k 1 125333
R9, R15, R17 470k 3 125474
R10, R22 390 2 125391
R11, R13, R18 15k 3 107840
R12, R19 8.2k 2 125822
R21 100 1 125101
R23 1k 1 125102
R30 1M 1 125105
R31 ※3 43k 1 118208
C1, C2, C3, C4, C5, C8, C13, C30 100n 8 114597
C9 2.2n 1 114589
C10, C12 470p 2 108130
C14 47u 1 117887
C15 100n 1 113582
C31 680p 1 108131
C32 6.8n 1 110338
D1, D2 ※4 1N60 2 取り扱いなし
D5 1N4007 1 100934
D6 LED 1 111577
RV1, RV2, RV3 100k (B) 3 131195
Q1, Q2, Q3, Q4 2SC1815-BL 4 113491
3PDT 1 117590
6.3mm ジャック 2 114813
2.1mm DCジャック 1 117108

※1 LED の電流調整用の抵抗です。LED ごと、好みの明るさで変わってきます。適当なものを選んでください。

※2 430kΩ の取り扱いがないので 470kΩ の販売コードを書いています。

※3 43kΩ の取り扱いがないので 47kΩ の販売コードを書いています。

※4 秋月さんには取り扱いがありません。同型番のショットキーバリアダイオードがあるのでご注意。

頒布について

メルカリにて頒布予定です。「【自作用PCB】轟音 Fuzz War Ver.2 20250409版」というタイトルで出品します。ヤフオクでも頒布します。

Pete Cornish TB-83 風トレブルブースターを作ろう 20250819版

  • オリジナル:Pete Cornish TB-83
  • エフェクターのタイプ: ブースター
  • マニア度: 定番
  • 基板のサイズ: 33mm x 33mm / ケース: 1590Aタイプ
  • 提供法: 基板頒布

高級エフェクターで知られる Pete Cornish のブースターです。オリジナルが何を使ってるか分かりませんが、ネットで見られる回路図で使われてるドランジスタはBC549というもので現在生産されていません。特徴としては小信号低雑音です。よくあるトランジスタで似たようなものを挙げてみると代替品は簡単に見つけられそうです。試作では BC549C と 2SC1815-BL を使っています。また、ネットでは hFE がおよそ 550 の BC239C の方がおよそ 350 の 2N3904 よりよかったという書き込みもありました。基板は ECB と CBE/EBC のどちらも取り付けられるようにしています。CBE と EBC はひっくり返して取り付ければ OK です。

hFE NF (dB) ピン配列
BC549B 200〜450 1.4〜4.0 CBE
BC549C 420〜800 1.4〜4.0 CBE
2SC1815-GR 200〜400 1〜10 ECB
2SC1815-BL 350〜700 1〜10 ECB
2N5088 300〜900 〜3.0 EBC
2N5089 400〜1200 〜2.0 EBC

オリジナルにはつまみ類が一切なくボリュームもありません。後段につながるアンプかエフェクターのことを考えると入力レベルを調整できた方が便利かなということでボリュームを付けました。もちろんオリジナルと同じボリューム無しでも作れます。

部品リスト

一般的なペダルの形で作る場合の部品リストです。基板の頒布なので部品のランクや値は好みで変更してください。

部品番号 備考
R1 120k 茶赤黄
R2 100 茶黒茶
R3 100k 茶黒黄
R4 1k 茶黒赤
R5 22k 赤赤橙
R6 6.8k 青灰赤
R7 2.4k 赤黄赤
R8 ※3 47k 黄紫橙
R9 ※1 30k 橙黒橙 パイロットランプLED用
C1 10n 103 フィルム
C2 100u 電解
C3 1n 102 フィルム
C4 47u 電解
C5 47n 473 フィルム
C6 4.7n 472 フィルム
D1 ※2 LED パイロットランプ
RV1 ※3 50k Bカーブ Volume
Q1 ※4 CBE/EBC 型トランジスタ
Q2 ※4 ECB 型トランジスタ
3PDTフットスイッチ
6.3mm ジャック 入出力ジャック各1個
2.1mm DCジャック +9V 電源

※1 R9 は LED の電流制限抵抗です。LED はそれぞれ明るさが異なります。抵抗値を変えると流れる電流を調整でき好みの明るさにすることができます。抵抗値を大きくすると暗くなります。パイロットランプ LED を使わない場合は省略できます。

※2 LED はパイロットランプです。ケースで仕上げる場合はケースに取り付けて基板の LED 端子から導線でつなぎます。ケースではなく基板上の D1 に直接取り付けることもできます。そもそも無くても動作します。

※3 ボリュームを取り付ける場合は R8 は不要です。逆に取り付けないときは R8 が必要です。

※4 Q1 と Q2 はどちらかを取り付けてください。ECB と CBE/EBC の両方に対応できるように基板は作られています。基板の Q1 の図柄は BC549 のCBE 型用です。EBC を取り付けるときは向きを逆にしてください。

※ フィルムコンデンサは Faithful Link 社製のサイズで作ってあります。他社のものを使うときはスペースが足りるか確認してください。

基板の端子

端子名
J3 電源端子 2.1mm DCジャック 9Vを給電します
J5 LED端子 パイロットランプをケースに取り付けるときに使います
J1 フットスイッチIN 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J6 フットスイッチLED 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J4 フットスイッチGND 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J2 フットスイッチOUT 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
RV1 Volume つまみ

作り方

作例

  • フィルムコンデンサ には Faithful Link 社製ではなく F2D シリーズを使いました。
  • パイロットランプはオンボードにしています。
  • 後ほどボリュームを取り付けるために R8 はどっかから取り外してきた 1/6W

事前準備

ボリュームを付けない場合は、はんだ面の SW1 をショートさせて、RV1 の 1 番ピンと 3 番ピンのところに R8 を取り付けます。

はんだ面、SW1 はこちら側にあります。

基板に部品を取り付ける

抵抗など背の低いものから順番に取り付けていきます。

パイロットランプ用の LED はケースに取り付けと基板に取り付けを選べます。基板に取り付けるときは D1 に取り付けます。四角いランドの方がカソードです。ケースに取り付ける場合は J5 端子から導線で取り付けます。後ほど出てくる配線図を参考にしてください。

極性に注意

  • 電解コンデンサ(C2、C4)は極性があります。コンデンサの白い帯(マイナス)側を基板の白塗り側に取り付けます。
  • LED には極性があります。四角いパッドのほうがカソードです。
  • トランジスタには向きがあります。ECB 配列は Q2 に、CBE 配列は Q1 に、基板の絵の形に合わせて取り付けてください。EBC 配列は Q1 ですが、絵とは逆向きに取り付けてください。

ボリューム類の配線

ボリュームをつける場合は、可変抵抗の配線を下図のようにします。可変抵抗は正面から見て左の足から 1 番、2 番、3 番です。図は裏面から見ています。基板上では四角いパターンが 1 番です。

ボリュームを付けない場合は不要です。その代わり SW1 をショートさせて RV1 の 1 番品と 3 番ピンに R8 を取り付けます。

配線の仕方は Guv'nor の「ボリューム類の配線」を参考にしてください。リード線の長さがちょうどよくなり、ケースに収めるときもスマートです。

スイッチ類の配線

下図のように配線します。

+9V +/- には電源を、LED K/A にはパイロットランプ用の LED をつなぎます。 フットスイッチ用基板を使う場合は J1、J6、J4、J2 の端子を上のようにフットスイッチ基板の端子につなぎます。

フットスイッチ用の基板を使わない場合は次のようにしてください。

  • 入力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J1(IN)につなぐ。GND は J4(GND)に。
  • 出力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J2(OUT)につなぐ。GND は J4(GND)または入力ジャックの GND に。
  • J6(LED)は J4(GND)に。

演奏中フットスイッチで切り替えないのであればフットスイッチを省略できます。かなりのコストダウンになります。頑丈なケースも必要なくなるので100均のプラスチックケース(3個セットの保存パックなど)にするとさらにコストダウンできます。

仕上げる前に

仮組み・通電までしてまずは電源まわりのチェックをします。

  • J3 の電圧(約9V)を測る。→電源から J3 までに問題。
  • パイロットランプLEDの点灯を確認。→LED、R9 のはんだ付けを確認。フットスイッチ用基板の接続を確認。フットスイッチ用基板を使わない場合は J6 と J4 の接続を確認。
  • Q1 と Q2 はどちらかにしか取り付けてないので、開いてる方でコレクタ(C)の電圧を測る。適度なバイアスがかかっているか確認。2SC1815-BLの場合は 6.1V でした。→Q1、Q2、R5、R6、R7、C3、C4 のはんだ付けを確認。

問題なければギターか発振器を入力につないで音出ししてみます。ケースに入れて完成です。

お買い物リスト

一応のお買い物リストです。部品の省略やパラメータの選択で変更してください。秋月電子さんの部品番号を書いています。部品調達の参考にしてください。廃番になることもあります。

部品番号 数量 秋月販売コード
R1 120k 1 125124
R2 100 2 125101
R3 100k 2 125104
R4 1k 1 125102
R5 22k 1 125223
R6 6.8k 1 125682
R7 2.4k 1 125242
R8 ※1 47k 1 118208
R9 ※2 30k 1 125303
C1 10n 1 114592
C2 100u 1 102724
C3 1n 1 114587
C4 47u 1 117887
C5 47n 1 114596
C6 4.7n 1 114591
D1 LED 1 111577
RV1 ※1 50k (B) 1 131196
Q 2SC1815-BL 1 113491
3PDT 1 117590
6.3mm ジャック 2 114813
2.1mm DCジャック 1 117108

※1 R8 か RV1 のどちらかしか使いません。

※2 LED の電流調整用の抵抗です。LED ごと、好みの明るさで変わってきます。適当なものを選んでください。

頒布について

メルカリにて頒布予定です。「【自作用PCB】Pete Cornish TB-83風 20250819版」というタイトルで出品します。ヤフオクでも頒布します。

簡単な回路なのにめっちゃ歪む Bazz Fuss 20250312版

  • オリジナル:ROG Bazz Fuss
  • エフェクターのタイプ: ファズ
  • マニア度: マニア
  • 基板のサイズ: 23mm x 31mm / ケース: 1590BBタイプ
  • 提供法: 基板頒布

YouTube で Bazz Fuss を検索してみてください。市販されていないエフェクターなのにこのデモ映像の数。シンプルな回路でこの音!超シンプルな回路の Fuzz といえばトランジスタを2個使う Fuzz Face が有名ですが、さらにシンプルでトランジスタ1個で歪みまくります。しかも Fuzz Face はトランジスタ探しに苦労します。ファズを作ってみたい方、初めての電子工作でエフェクターを作るならこれがいいかもしれません。市販されてないので作るしかないです。

home-wrecker.com

こちらのサイトに詳しく紹介されています。バージョンはいくつかあり、使われているトランジスタは 2N3904 から始まって 2N5088、MPSA13 と変わっていきます。ダーリントントランジスタ(超高hFE)の MPSA13 はより音がくっきりすると言っています。トランジスタ、入力コンデンサ、出力コンデンサダイオード、色々替えてみると楽しいです。音が変わるので自分のギターにあった好みの音を作れます。 この基板では MPSA13 のようにトランジスタダーリントン接続(トランジスタ2つで高hFE)できるようにしています。


www.youtube.com

部品選び

入力コンデンサを小さくするとディストーションぽく、大きくするとファズっぽくなります。歪の粒具合、シャープさなど調整できます。

上のサイトではトランジスタは MPSA13 が紹介されてます。秋月さんでも手に入るのでそれを使えばいいのですが、手元にたくさん転がってる 2SC1815 を使いたくなるのは抑えられません。MPSA13 の hFE が 10,000〜 となっているので、 2SC1815 の Y ランクでダーリントン接続(あちゃー2石になってしもうた!)にしてみます。GR や BL も試したところ hFE が上がると歪の粒が細かく感じました。ファズなら荒々しいのがエエやろということで Y がよさそうです。ダーリントン接続ではなく MPSA13 や上のサイトで紹介されている 2N5088、2N5089 などを単体で使う場合は初段 Q1 にのみトランジスタを取り付け、後段 Q2 はベース・エミッタ間をショートさせればよいです。ダーリントン接続でない場合はコレクタ抵抗を 100kΩ にします。また、2SC1815 と 2N5088/2N5089 では足の並びが異なります。2SC1815 が ECB に対して後者は EBC です。基板は ECB で作っていますので EBC の場合は工夫して差し込んでください。

Q1 と Q2 のマークがないのでこの基板の文字を参考にしてください。

部品リスト

一般的なペダルの形で作る場合の部品リストです。基板の頒布なので部品のランクや値は好みで変更してください。

部品番号 備考
R1 10k 茶黒橙 1石の場合は 100k
R2 ※1 30k 橙黒橙 パイロットランプLED用
C1 470n 474 フィルム
C2 47n 473 フィルム
C3 470u 電解
D1 1N4148 回路保護用
D2 ※2 LED パイロットランプ
RV1 100k Aカーブ Volume
Q1 2SC1815-Y
Q2 2SC1815-Y
3PDTフットスイッチ
6.3mm ジャック 入出力ジャック各1個
2.1mm DCジャック +9V 電源

※1 R2 は LED の電流制限抵抗です。LED はそれぞれ明るさが異なります。抵抗値を変えると流れる電流を調整でき好みの明るさにすることができます。抵抗値を大きくすると暗くなります。パイロットランプ LED を使わない場合は省略できます。

※2 LED はパイロットランプです。ケースで仕上げる場合はケースに取り付けて基板の LED 端子から導線でつなぎます。ケースではなく基板上の D2 に直接取り付けることもできます。そもそも無くても動作します。

※ フィルムコンデンサは Faithful Link 社製のサイズで作ってあります。他社のものを使うときはスペースが足りるか確認してください。

基板の端子

端子名
J3 電源端子 2.1mm DCジャック 9Vを給電します
J5 LED端子 パイロットランプをケースに取り付けるときに使います
J1 フットスイッチIN 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J6 フットスイッチLED 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J4 フットスイッチGND 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J2 フットスイッチOUT 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
RV1 Volume つまみ

作り方

作例

  • シンプルを追求してパイロットランプは取り付けていません。
  • 2SC1815-Y をダーリントン接続にしています。

事前準備

ダーリントン接続にしないで1石で作る場合下図のように Q2 のベースとエミッタをショートさせます。トランジスタはQ1に取り付けます。

基板に部品を取り付ける

抵抗など背の低いものから順番に取り付けていきます。

基板は ECB 配列のトランジスタを前提に作っています。2N3904、2N5088、2N5089 など EBC 配列のトランジスタは足を工夫して取り付けてください。SMD 版は裏面から取り付けます。MMBT3904、MMBT5088、MMBT5089 も 2SCxxxx もみんな配列が同じです。

パイロットランプ用の LED はケースに取り付けと基板に取り付けを選べます。基板に取り付けるときは D2 に取り付けます。四角いランドの方がカソードです。ケースに取り付ける場合は J5 端子から導線で取り付けます。後ほど出てくる配線図を参考にしてください。

音質は C1 でけっこう変わります。とりあえず C1 ははんだ付けしないでいろいろ刺してみて好みの音を探ってみてはいかがでしょうか。

極性に注意

  • 電解コンデンサ(C3)は極性があります。コンデンサの白い帯(マイナス)側を基板の白塗り側に取り付けます。
  • ダイオードには極性があります。基板上の帯と部品の帯を一致させます。LED は四角いパッドのほうがカソードです。

ボリューム類の配線

可変抵抗の配線を下図のようにします。可変抵抗は正面から見て左の足から 1 番、2 番、3 番です。図は裏面から見ています。基板上では四角いパターンが 1 番です。

配線の仕方は Guv'nor の「ボリューム類の配線」を参考にしてください。リード線の長さがちょうどよくなり、ケースに収めるときもスマートです。

スイッチ類の配線

下図のように配線します。

+9V +/- には電源を、LED K/A にはパイロットランプ用の LED をつなぎます。 フットスイッチ用基板を使う場合は J1、J6、J4、J2 の端子を上のようにフットスイッチ基板の端子につなぎます。

フットスイッチ用の基板を使わない場合は次のようにしてください。

  • 入力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J1(IN)につなぐ。GND は J4(GND)に。
  • 出力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J2(OUT)につなぐ。GND は J4(GND)または入力ジャックの GND に。
  • J6(LED)は J4(GND)に。

演奏中フットスイッチで切り替えないのであればフットスイッチを省略できます。かなりのコストダウンになります。頑丈なケースも必要なくなるので100均のプラスチックケース(3個セットの保存パックなど)にするとさらにコストダウンできます。

仕上げる前に

仮組み・通電までしてまずは電源まわりのチェックをします。

  • J3 の電圧(約9V)を測る。→電源から J3 までに問題。
  • パイロットランプLEDの点灯を確認。→LED、R2 のはんだ付けを確認。フットスイッチ用基板の接続を確認。基板を使わない場合は J6 と J4 の接続を確認。
  • GND と Q1 のコレクタ間の電圧を測る。2SC1815-Yダーリントンの場合は約1.2Vでした。トランジスタやコレクタ抵抗で変わってくると思います。→Q1、R1 のはんだ付けを確認。

問題なければギターか発振器を入力につないで音出ししてみます。ケースに入れて完成です。

お買い物リスト

一応のお買い物リストです。部品の省略やパラメータの選択で変更してください。秋月電子さんの部品番号を書いています。部品調達の参考にしてください。廃番になることもあります。

部品番号 数量 秋月販売コード
R1 10k 1 125103
R2 ※1 30k 1 125303
C1 470n 1 114601
C2 47n 1 114596
C9 47u 1 117403
D1 1N4148 1 100941
D2 LED 1 111577
RV1 100k (A) 1 116477
Q1, Q2 2SC1815-Y 2 106475
3PDT 1 117590
6.3mm ジャック 2 114813
2.1mm DCジャック 1 117108

※1 LED の電流調整用の抵抗です。LED ごと、好みの明るさで変わってきます。適当なものを選んでください。

頒布について

メルカリにて頒布予定です。「【自作用PCB】まずは作ろう Bazz Fuss 20250312版」というタイトルで出品します。ヤフオクでも頒布します。

超透明ブースター Super Hard On 20240823版を作ろう

  • オリジナル:Z.vex Super Hard On
  • エフェクターのタイプ: ブースター
  • マニア度: 定番
  • 基板のサイズ: 33mm x 33mm / ケース: 1590Aタイプ
  • 提供法: 基板頒布

クリーンブースターとして人気の Z.Vex Super Hard On はシンプルな構成でエフェクターを自作するということでも人気です。オリジナルサイトでは ultra-transparent と謳っています。心臓部の BS170 はまだまだ入手がしやすいし、手に入らない場合もピン配置が逆でも同じ特性の 2N7000 があります。MOSFET なので入力インピーダンスが高いのも魅力ですね。どなたでも作れる Super Hard On を作ってみましょう。

部品リスト

一般的なペダルの形で作る場合の部品リストです。基板の頒布なので部品のランクや値は好みで変更してください。

部品番号 備考
R1 5.1k 緑茶赤
R2 1M 茶黒緑
R3 1M 茶黒緑
R4 100k 茶黒黄
R5 ※1 30k 橙黒橙 パイロットランプLED用
C1 100n 104 フィルム
C2 10u 電解
C3 100u 電解
D1 1N4148
D2 1N4148
D3 ※2 LED パイロットランプ
RV1 5k Cカーブ Gain
Q1 BS170
3PDTフットスイッチ
6.3mm ジャック 入出力ジャック各1個
2.1mm DCジャック +9V 電源

※1 R5 は LED の電流制限抵抗です。LED はそれぞれ明るさが異なります。抵抗値を変えると流れる電流を調整でき好みの明るさにすることができます。抵抗値を大きくすると暗くなります。パイロットランプ LED を使わない場合は省略できます。

※2 LED はパイロットランプです。ケースで仕上げる場合はケースに取り付けて基板の LED 端子から導線でつなぎます。ケースではなく基板上の D3 に直接取り付けることもできます。そもそも無くても動作します。

※ フィルムコンデンサは Faithful Link 社製のサイズで作ってあります。他社のものを使うときはスペースが足りるか確認してください。

基板の端子

端子名
J3 電源端子 2.1mm DCジャック 9Vを給電します
J6 LED端子 パイロットランプをケースに取り付けるときに使います
J1 フットスイッチIN 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J4 フットスイッチGND 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J2 フットスイッチOUT 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
J5 フットスイッチLED 3PDTフットスイッチ基板につなぎます
RV1 Gain つまみ

作り方

作例

  • C1 には Faithful Link 社製ではなく F2D シリーズを使いました。
  • パイロットランプはオンボードにしています。

事前準備

RV1 の1番端子と2番端子を切り捨てた抵抗の足などでショートさせておきます。

基板に部品を取り付ける

抵抗など背の低いものから順番に取り付けていきます。

パイロットランプ用の LED はケースに取り付けと基板に取り付けを選べます。基板に取り付けるときは D3 に取り付けます。四角いランドの方がカソードです。ケースに取り付ける場合は J6 端子から導線で取り付けます。後ほど出てくる配線図を参考にしてください。

極性に注意

  • 電解コンデンサ(C2、C3)は極性があります。コンデンサの白い帯(マイナス)側を基板の白塗り側に取り付けます。
  • ダイオードには極性があります。基板上の帯と部品の帯を一致させます。LED は四角いパッドのほうがカソードです。
  • MOSFET は向きがあります。基板の絵の形に合わせてください。
  • オリジナルの MOSFET は BS170 ですが、2N7000 も同じ特性です。交換可能です。2N7000 を使う場合は足の順番が異なるので注意してください。BS170 は DGS 配列、2N7000 は SGD 配列です。ひっくり返せばOKです。

ボリューム類の配線

可変抵抗の配線を下図のようにします。可変抵抗は正面から見て左の足から 1 番、2 番、3 番です。図は裏面から見ています。基板上では四角いパターンが 1 番です。

配線の仕方は Guv'nor の「ボリューム類の配線」を参考にしてください。リード線の長さがちょうどよくなり、ケースに収めるときもスマートです。

スイッチ類の配線

下図のように配線します。

+9V +/- には電源を、LED K/A にはパイロットランプ用の LED をつなぎます。 フットスイッチ用基板を使う場合は J1、J4、J2、J5 の端子を上のようにフットスイッチ基板の端子につなぎます。

フットスイッチ用の基板を使わない場合は次のようにしてください。

  • 入力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J1(IN)につなぐ。GND は J4(GND)に。
  • 出力6.3mmジャックの信号(チップ)を基板の J2(OUT)につなぐ。GND は J4(GND)または入力ジャックの GND に。
  • J5(LED)は J4(GND)に。

演奏中フットスイッチで切り替えないのであればフットスイッチを省略できます。かなりのコストダウンになります。頑丈なケースも必要なくなるので100均のプラスチックケース(3個セットの保存パックなど)にするとさらにコストダウンできます。

仕上げる前に

仮組み・通電までしてまずは電源まわりのチェックをします。

  • J3 の電圧(約9V)を測る。→電源から J3 までに問題。
  • パイロットランプLEDの点灯を確認。→LED、R5 のはんだ付けを確認。フットスイッチ用基板の接続を確認。基板を使わない場合は J5 と J4 の接続を確認。
  • RV1 の1番端子と3番端子の電圧を測る。RV1が最小のとき約1.6V、最大のとき約0Vになります。→Q1、R1、R2、R3、RV1、D1、D2 のはんだ付けを確認。

問題なければギターか発振器を入力につないで音出ししてみます。ケースに入れて完成です。

お買い物リスト

一応のお買い物リストです。部品の省略やパラメータの選択で変更してください。秋月電子さんの部品番号を書いています。部品調達の参考にしてください。廃番になることもあります。

部品番号 数量 秋月販売コード
R1 5.1k 1 107832
R2, R3 1M 2 125105
R4 100k 1 125104
R5 ※1 30k 1 125303
C1 100n 1 114597
C2 10u 1 117897
C3 100u 1 102724
D1, D2 1N4148 1 100941
D3 LED 1 111577
RV1 ※2 5k (C) 1 131196
Q1 BS170 1 130394
3PDT 1 117590
6.3mm ジャック 2 114813
2.1mm DCジャック 1 117108

※1 LED の電流調整用の抵抗です。LED ごと、好みの明るさで変わってきます。適当なものを選んでください。

※2 C タイプがなかったので B タイプ

※3 109723「MOSFET 2N7000」も使えます。

頒布について

メルカリにて頒布予定です。「【自作用PCB】Super Hard On 20240823版」というタイトルで出品します。ヤフオクでも頒布します。