雨の国の王者

探偵小説好事家本人のためのノート

1998-12-01から1ヶ月間の記事一覧

藤村正太『大三元殺人事件』廣済堂(KOUSAIDO BLUEBOOKS)

ひょっとすると、藤村(正太)は、トリックの鬼ではないか。 1998年12月29日(火)読了。

船知慧『大変身』群雄社出版(シガレットロマンス)

エロティックな小説なのだけれども、まったくミステリでないと否定はできないか。 でも、ピカレスク・ロマンではないぞ、これ。 1998年12月12日(土)読了。

谷克二『カリフォルニア・ブルー』角川書店(角川文庫)

ハードボイルド中篇集。 海外を舞台にしたものだが、ハードボイルドの魅力は充分。 とくに表題作の謎ときは、まことに面白い。 1998年12月9日(水)読了。

島田一男『悪魔の系図』光文社(光文社文庫)

おお、『上を見るな』、『その灯を消すな』と(に登場する)<南郷(次郎)>が、まったくちがうひとではないか。 もう、ハードボイルドだ。 くそくらえの逸品。 1998年12月8日(火)読了。

大谷昭宏『事件記者③ 不完全仏殺人事件』幻冬社(幻冬社アウトロー文庫)

よい作品だが、3部作のベストであるとは思わない。けれども、そんじょそこらのミステリよりは、はるかに上質なのは、たしかだ。 1998年12月5日(土)読了。 中薗英助『密航定期便』新潮ポケット・ライブラリ 新章文子『沈黙の家』新潮ポケット・ライブラリ …