雨の国の王者

探偵小説好事家本人のためのノート

1998-02-01から1ヶ月間の記事一覧

永井萠二『ささぶね船長』朝日ソノラマ(ソノラマ文庫)

題名は、船乗りの少年の話を想像させるが、中身は、戦後の混乱期に活躍するたくましい浮浪児たちの生態を描く人間愛に満ちた児童文学。 母親と子の再会に、感動するのだ。 1998年2月28日(土)読了。 樹下太郎 『散歩する霊柩車』 『愛する人』 『憎しみのバ…

石津嵐『宇宙海賊船シャーク』朝日ソノラマ(ソノラマ文庫)

ヒューマニズムにあふれる近未来SF戦争冒険小説。 疑いをかけられた主人公が、敵となった友人を倒す! 同工異曲の作風か? 1998年2月28日(土)読了。

島田一男『犯罪乱流』春陽堂(春陽文庫)

探偵役が複数いると、うーん、やっぱり感情移入しにくい。 探偵役は、南郷次郎が、よい。 1998年2月21日(日)読了。 '75年3月(号) 「仮面舞踏会」横溝正史 「蒼ざめた斜塔」小林久三 「千分の一秒殺人事件」 「炎の陰画」半村良 '76年3月(号) 「殺人ファン…

島田一男『湖底の囚人』春陽堂(春陽文庫)

連続する不可能殺人。スピーディなストーリイ展開。名探偵登場。登場人物を集めての名推理、犯人指名。 堂堂とした本格ミステリ。でも、最後に探偵役が、かわるのはどうか? 不可能犯罪のトリックは、すごい! 陳腐だ! ベスト1候補だ。 1998年2月15日(日…

菊村到『月を踏む男』青樹社

どうして、主人公は、こうお人好しなんだろう。風俗ミステリ。 1998年2月8日(日)読了。

横溝正史『不死蝶』角川書店(角川文庫)

カバー 杉本一文 一人二役。淡淡としているが、人間関係はいりくんでいる。 1998年2月7日(土)読了。

横溝正史『三つ首塔』角川書店(角川文庫)

風俗スリラー。怪奇味やや濃い。 1998年2月6日(金)読了。

横溝正史『怪獣男爵』朝日ソノラマ(ソノラマ文庫)

SFジュヴナイルミステリ。 天才博士の脳を半獣に移植すると-つづきのできる話だが、わたくしは、これを一回読んでいるとはね。ぜんぜん思い出せなかった。 1998年2月第一週(1日~5日の間のいつか)読了。