楽観ロックのつぶやき

皆さんのおそばに一言添えたい。

認知的情報処理理論(CIP)

 長年IT系で働いてきた私にとって、「情報処理」という言葉が入ると気になってしまいます。英語でいうとCIP(Cognitive Information Processing theory)らしいです。

 JILPT(資料シリーズNo.165 職業相談場面におけるキャリア理論およびカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査)の資料にも載ってきた本理論ですが、その説明は、「近年の認知心理学の知見であるメタ認知的要素を取り入れた、個人の意思決定の際の認知的情報処理過程に着目した理論である。」となっているのですが、難しくてわかりません。そもそもメタ認知ってなんですか。なんで情報処理というのですか、とか???です。学がないので。
 メタ認知とは、自分の認知活動(考える、理解するなど)を客観的に捉え、コントロールする能力、ということで、これはなにかの本にも書かれていましがが、自分自身を「高次の視点」から観察し、必要に応じて志向や行動を調整する力、なんですね。
 それ加味してみると、個人の意思決定の際には、自分自身を「高次の視点」から観察しながら、認知的情報処理過程に着目、となりますね。「メタ」はギリシャ語の「meta」が語源で、「高次の」「より上位の」という意味だそうです。
 もうちょっとわかりやすくすると、意思決定をする際に、自己理解と職業理解をして(この辺がメタ認知か?)自分のキャリアを決定していく、という感じでしょうか。

 情報処理的なところは、CASVEサイクルで表されるのだと思われます。すなわちCは伝達(Communication)、Aは分析(Analysis)、Sは統合(Synthesis)、Vは価値(Value)、Eは実行(Executionですが、そのサイクルの進み方=意思決定をするうえでたどるサイクル、が情報処理的ということでしょうね。このサイクルがアルゴリズムのようだから情報処理なんですかね。他の文献には、人間の心をコンピュータに例え、情報がどのように入力され、処理、保存、検索されるかを説明する枠組み、ということが記載されているので、あながち外れてはいないかも。
 この理論は、主にピーターソンサンプソンレンツ&リアドン(Peterson, Sampson, Lenz & Reardon,1996)の四人が中心です。
 なんか今っぽいので、次のキャリア・コンサルティング技能士試験にも出題されるのでは?と私は予想をしています。

CASVEサイクル