満員の大舞台で本格復帰
2025年12月29日、東京・両国国技館で開催された女子プロレス団体「スターダム」の大会で、タレントのフワちゃんがプロレスラーとして再デビュー戦を迎えました。対戦相手は師匠である葉月選手。満員札止めの観客が見守る中、約11分33秒にわたる熱戦を繰り広げました。
華やかな入場とプロレスラーの覚悟
お笑い芸人・ZAZYから借りたピンクの大きな羽を背負って入場したフワちゃん。リングアナウンサーからコールを受けると、客席に一礼する姿が見られました。いつもの明るさの中にも、プロレスラーとしての真剣な覚悟が感じられる入場でした。
迫力の大技で場内を沸かせる
試合では、フワちゃんが次々と大技を繰り出しました。
- 雪崩式ブレーンバスター - トップコーナーからの危険な大技
- 閃光魔術 - 武藤敬司選手の代名詞である技で3カウント寸前まで追い込む
- 特大プランチャ - 場外の葉月選手めがけてトップロープから飛び込む
- 卍固め - 電光石火の速さで決め、会場を沸かせる
- ジャーマンスープレックス - 投げ技も披露
懸命にエルボーを打ち合い、「舐めんなよ!」と叫びながら師匠に挑む姿は、まさにプロレスラーそのものでした。
惜敗も観客から大歓声
最後は葉月選手のビッグブーツからのダイビングセントーンで3カウントを奪われ敗戦。しかし、その戦いぶりは観客の心を打ち、試合後には場内から大きな「フワちゃん」コールが巻き起こりました。
涙の試合後コメント
師匠の葉月選手から「フワちゃんの覚悟、伝わりましたか」と問われると、場内は大歓声に包まれました。フワちゃんは敬語でマイクを握り、感謝の言葉を述べました。
「完敗です師匠。どうしても自分だけは、1%でも勝てると信じてここまでやってきたので。最後の最後まで勝てると思ってやりました。本当に今日はありがとうございました」
そして、プロレスラーとしての決意を新たにしました。
「負けた身でこんなこと言うの生意気ですけど、私の主戦場がこのリングになると思うとすごくワクワクします。もっと高みを目指して頑張ります」
観客の温かい拍手と声援を全身に浴びながら、涙を見せずに前を向くフワちゃんの姿に、多くのファンが感動を覚えました。
再起への道のり
フワちゃんは昨年8月、SNSでの不適切な投稿により活動を休止。その期間中にプロレスへの情熱が再燃し、今年11月にスターダムへの入団を発表しました。数カ月間、真剣に練習を重ねてこの日を迎えました。
会場にはゲストとして芸能界の先輩・くりぃむしちゅーの有田哲平さんも登場。「今回は芸能人としてでなく入団という形ですから。もうレスラーとして見る目は厳しいですから」とエールを送りました。
新たなスタート
両国国技館という大舞台での再デビュー戦。結果は敗北でしたが、大技を連発し、最後まで諦めずに戦う姿は、プロレスラー・フワちゃんの誕生を強く印象づけるものとなりました。
これからリングを主戦場として活動していくフワちゃん。その新たな挑戦に、多くのファンが期待を寄せています。