関西駅巡り25秋-紀伊半島編(29) 紀勢本線 串本駅 ~本州最南端の駅。コミュニティバスで潮岬へ~
白浜駅で乗車した新宮行きは紀伊半島の最南端に向けて東進。見老津駅や江住駅に停車しつつ・・・
串本駅に到着しました。2番線の到着。ここで下車することにしました。
串本駅は和歌山県東牟婁郡串本町串本にある紀勢本線の節目の駅。
「串本町」は本州最南端の潮岬を擁する紀伊半島南端部の町。潮岬は半島から突出しており、駅のある市街地はその付け根に位置しています。というよりも、北から紀伊山地の迫る半島側と島のような潮岬側との"橋渡し"のような位置にあります。地形的には「陸繋砂州」とか「トンボロ」というそうです。
「トンボロ」といえば・・・例えば「江の島」は、干潮時に道ができる「トンボロ」スポットの代表格です。
町が南端なら当駅も紀伊半島最南端の駅であり、それは本州最南端の駅ということになります。
当駅の運行形態は・・・
特急「くろしお」を含む全列車が停車。また、当駅折返しの普通列車も両方面に設定されており、特に新宮方面には比較的多数あって、紀伊田辺方面よりも若干本数が増えます。
駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線で東から1~3番。駅舎は単式1番ホームの東側に面しており、ホーム間は跨線橋で連絡しています。
2,3番ホーム和歌山方から。線路は右(東)から下り本線の1番と中線の2番。
右のコンクリート3階建てはおそらく駅とは関係ない建物で、駅舎は跨線橋の奥にあります
振り返って南西方の和歌山方面。手前線路は左(東)から1~3番。線路はこの先で右急カーブして南西から北に向きを変えます。線路としての本州最南端はそのカーブの途中にあります。
一方の新宮方からの様子。一番右(西)の線路が下り本線の3番。更に右の駅裏は山。
振り返って北東方の新宮方面。右(東)から1~3番。3番の延長が右カーブしながら2番、1番の順に吸収していく線形になっています。それと、山の上の白い建物が目立ってますが、多分「メルキュール和歌山串本リゾート&スパ」だと思います。太平洋を一望できそうです。
跨線橋から見る駅構内。左画像は新宮方面、右は和歌山方面。線路は1番と2番。
中線の2番は待避列車や折返し列車が発着する上下副本線に相当すると思われます。ただ、今回乗車してきた普通列車は、待避や交換もなかったのですが2番線に入線して数分停車・・・平日空振りなのかな??? 新宮方面の特急は3番、普通は2番と使い分けている可能性もあります(未確認)。
また、紀伊田辺方面列車の夜間滞泊が1本あるそうですが、そちらは1番線に入るようです。
1番ホーム改札口付近とそこから見る2,3番ホームの様子。では出場~
駅舎内の様子。当駅は直営駅とのことですが、みどりの窓口は数年前に閉鎖されたそうです。
手前は広々とした開放タイプの待合室になっています。
待合室に展示されていたクロカジキの模型。体長5m、体重約453kgの実物大だそうです。串本は黒潮の恵みを受けるカジキ釣りの名所として知られており、夏にはトーナメント大会も行われるそうです。
駅舎外観。駅は1936(昭和11)年12月に紀勢中線の下里駅~当駅間延伸に伴い終着駅として開業。駅舎は1979(昭和54)年12月の竣工だそうです。駅機能があるのは左端の青い建物で、右の建物は観光協会になっています。それらの建物の間の階段部分に向かい合うように出入口があります。
こちらにも本州最南端の碑が建っていました。この様子を見て思い出したのが・・・
この駅を思い出しました↓→→「日本最南端の有人駅」指宿枕崎線の山川駅
駅名看板や階段や脇に立つ碑など、何となく雰囲気が似ていると思います。
駅前の様子。手前の帆船の像は、日本に来航した最初のアメリカ船「レディ・ワシントン号」だそうです。奥には「トルコ友好の町」とありますが、これは「エルトゥールル号遭難事件」が元になっているのかなと思います。何かと船が行きつく場所柄だったんでしょうね。
さて、せっかくここまで来たので"本当の"本州最南端を目指そうと思います。
駅前のバス停からは潮岬をぐるっと巡るバスがでています。それに乗車して岬まで行ってみましょう。
乗車するのは串本町のコミュニティバス。前払い現金200円也。16時の出発です。




















