関西駅巡り25秋-紀伊半島編(17) 南海本線 浜寺公園駅から羽衣駅へ ~高架化工事中の南海本線沿線をひと駅歩こう~
阪堺電車で終点の浜寺駅前停留場までやってきました。
名前の通りで停留場は駅前にあります。その駅とは・・・浜寺公園駅。

浜寺公園駅は大阪府堺市西区浜寺公園町二丁にある南海電気鉄道南海本線の駅。駅は「浜寺公園」の正面口から浜寺駅前電停を挟んだすぐ東側にあります。
日本最古の公立公園といわれる「浜寺公園」は明治6年の開園。当駅はその後の1897(明治30)年10月、堺駅~佐野駅(現・泉佐野駅)間の開通とともに開業しています。
こちらは駅前ロータリーの正面にある建物で先代駅舎となります。貫禄ありますね~
1907(明治40)年に建てられた木造平屋建てで、駅の高架化工事のために2016(平成28)年1月に使用終了となりました。現在はイベントホールやカフェになっているそうです。
2016年の現役時は現役の私鉄駅舎の中で最古の駅舎といわれていたそうです。他に近江鉄道の桜川駅の駅舎という説もあるらしく、そちらは1900(明治33)年の開業以来のものとされているようですね。こちらの駅舎は現役引退したので、今は桜川駅が一番古いのかもしれませんね?
ところで、現在の駅舎はどこにあるかというと・・・
高架化工事中の仮駅舎が先代駅舎の左隣にあります。西口仮駅舎。いかにも"仮設"といった面立ちです。
ここから入ると改札口とその隣に地下自由通路の階段もあります。今回は南海に入場する予定なし・・・自由通路を通って駅の東側に出てみました。
東口改札から入場した先にはかつての構内踏切があります。ここには下り待避線にあたる4番線の線路がありましたが、高架化工事に伴い2025(令和7)年7月に西側の仮線に移されました。
それに先立って2022(令和4)年5月には上り線も西側の仮線に切り替えが行われています。その空きエリアに下り線の仮線が敷設されたので、線路はひとつづつ西側にずれたことになります。
前回訪問時に見かけた西側の上り線仮線。この時は旧4番ホームの横に設置中でした。
その結果、現在はどうなっているかというと・・・
南側、和歌山市方の踏切から見た構内の様子。通過線2本を挟む単式ホーム2面2線の構造です。
4本の線路は全て仮線で、右(東)から1~4番。1番と2番の間にある仮設ホームは下り1番線向けのりばで2番線の乗降は不可。つまり2番は下り通過線。その左隣の3番は上り通過線。そして一番左が上り4番線で左(西)側に仮設ホームが設置されています。
左端に見える屋根が旧駅舎。その奥に西口仮駅舎があって、4番ホームに面しています。1番ホームや東口とは地下通路で連絡しています。この地下通路は真ん中を仕切って先ほど通った自由通路と構内通路に分けています。
また、右端の白い塀の向こうに見える屋根は旧1,2番ホームの上屋です。
旧1,2番ホームの様子。右から1番と2番だった線路は剥がされ、手前は工事車両や資材置き場となっています。
振り返って南側の和歌山市方面。この先は高架化が既に完成している区間になります。
勾配を上った先に高架化されたお隣の羽衣駅が見えます。高架化完成は2030(令和12)年度末の予定だそうです。ここからどうやって高架化するのか・・・一番左の下り線があったスペースを活用するのかなとは思いますが、運行を止めずに行うのは大変な作業ですよね~。
さて、次はJRの東羽衣駅まで歩いて阪和線に乗車しようと思います。南海本線沿いに歩いて800メートルといったところです。
途中、踏切から南海本線の羽衣方面を撮影。何事もなかったかのように上り列車が通過していきました。
線路沿いを歩いて、まずはお隣の羽衣駅に到着しました。
羽衣駅のほうは、2024(令和6)年4月に高師浜線ホームの高架化によって高架化は全て完了しています。
駅の概要などについては・・・→→2020年10月、高架化途上の羽衣駅
こちらは駅の北西側。左の空き地に地上時代の駅があったはずです。
左端にチラッと見えるのが高架化された駅。そちらに行ってみると・・・
立派な駅舎が出来上がっていました。こちらは西口になります。
ここから自由通路を抜けて東口へ。東口は大通りに面しており表玄関ぽい印象です。
この通りを北に少し歩くと・・・南海本線の高架です(左画像)。羽衣駅はこの左手。ここにはかつて踏切がありました。線路跡が少し残っています。右画像はかつての踏切と半地上時代の羽衣駅。
そして、この手前(東側)にJRの東羽衣駅があります。
では、ここから阪和線の鳳駅を経由して、宿のある和歌山に向かおうと思います。
入場しましょう。つづく~





















