品川散歩(4) 京急本線 北品川駅 ~八ツ山の鉄橋と踏切は高架化で消える予定~

きゃみ

品川駅の高輪口から歩いて北品川駅に向かいます。第一京浜を南へ。
京急本線の高架は第一京浜のすぐ横を並走しています。その高架下には以前はラーメン屋などが入ってました。たしか「なんつっ亭」の姉妹店もあったと思います。品川駅地平化工事の影響だと思いますが、お店は無くなってました。

しばらく進むとT字交差点に差し掛かりました。「八ツ山橋交差点」。そこを左折すると八ツ山通りですが、すぐに橋になっていて、掘割を走るJRの線路群を跨ぎます。「八ツ山橋」。そこから南側を望みます。
DSC01498_八ツ山橋_R

線路は右(西)から山手線x2本、京浜東北線(電車線)x2本、東海道本線(列車線)x2本、横須賀線x2本。計8本。更に左には東海道新幹線も並走していますが、ここからは見えません。
奥で線路を跨ぐ橋は第一京浜の「新八ツ山橋」。右奥の高層ビルはおそらく「御殿山トラストタワー」と「東京マリオットホテル」。その奥の方で横須賀線と東海道新幹線が東海道本線を跨ぎ、山手線と共に右(西)に別れていきます。

ところで、京急のほうはどこにいったかというと・・・
「八ツ山橋」の北側の様子。八ツ山通りと並んで鉄橋でJRを跨いでいるんですね~。「八ツ山橋梁」。
DSC01491_八ツ山橋_R

下に見えるのは京浜東北線。鉄橋を渡るのは京成高砂発の快特羽田空港行き。車番は"5504-1"。東京都交通局5500形。都営浅草線の車両ですね。

この列車は鉄橋を渡り終えると、今度は踏切を抜けていきます。
DSC01492_八ツ山橋(品川第一踏切)_R

踏切の名前は「品川第一踏切」。八ツ山通りと京急本線が交差する踏切です。
DSC01494_八ツ山橋(品川第一踏切)_R

踏切からみた鉄橋。窮屈にカーブしていきます。25キロ制限標識がありますね。
奥に見える上り列車は京成車のようです。おそらくは3700形の"3818"。
DSC01495_八ツ山橋(品川第一踏切)_R

踏切の南東側から見た鉄橋方面の様子。
快特の1分後に品川駅を発した普通浦賀行きがやってきました。車番は1000形の"1065"。
DSC01496_八ツ山橋(品川第一踏切)_R

反対側の横浜方面からは特急青砥行きがやってきました。車番は600形の"601-8"。
DSC01497_八ツ山橋(品川第一踏切)_R

しかし、結構な本数走ってそうですね・・・。八ツ山通り側の交通量がどれだけのものかはわかりませんが、ラッシュ時は"開かずの踏切"になりそうな感じがあります。
それを解消する目的もあると思いますが、この付近・・・北品川駅を含めた線路を高架化する予定となっているそうです。これは京急品川駅の地平化と一緒に行われるようですね。北品川を高架に上げて、品川を地上に降ろす・・・。ということは、この上を線路が通ることになり、そこからJRを跨ぎつつ品川駅まで一気に下ることになります。鉄橋も別のものになるのでしょう。

上画像↑の奥の方にもうひとつ踏切が見えます。そちらに行くと・・・
こちら↓がその踏切で「品川第二踏切」というそうです。この道路が旧東海道となります。この道を左に進むと品川宿があったエリアになります。そして・・・ホームが見えるのが北品川駅です。
DSC01499_北品川(品川第二踏切)_R

北品川駅は東京都品川区北品川にある京浜急行電鉄本線の単独駅。
"品川駅にあるのに品川駅"・・・何かややこしく見えますが、当駅名は旧東海道の品川宿の北端にあることから命名されたそうです。所在地も品川区北品川。"北品川駅より北の(港区にある)品川駅"の命名のほうがむしろややこしくしていると思われます・・・。

駅の開業は1904(明治37)年5月のことで、当時は京急の前身の京浜電気鉄道の終着駅、つまり東京側のターミナル駅だったそうです。開業時の駅名はなんと品川駅
1924(大正13)年4月には200m神奈川寄りに移転。この時に現在地に移転したのだと思いますが、この翌年に北品川駅に改称されたようです。同時に東京市電が乗り入れ。京浜電鉄も市電の線路に乗り入れて高輪駅まで延伸したそうです。高輪駅は現在の「ウィング高輪」の場所にあったらしいですね。
昭和に入ると改軌によって市電乗り入れを止め、専用の併用軌道で(現在の)品川駅に乗り入れ。戦後になって現在のような専用軌道になったそうです。

駅構造は相対式ホーム2面2線で東から1~2番。駅舎は2番ホームの南西側にあり、ホーム間は2本の跨線橋で連絡しています。

「品川第二踏切」、つまり北側から見た駅の様子。線路は左(東)から下り1番、上り2番。ホームはカーブ上にあります。1番線に普通浦賀行きが停車中。車番は1000形の"1618"。
DSC01500_北品川(品川第二踏切)_R

こちらが南西側にある駅舎。第一京浜に面した小さな駅舎で、タバコ屋や喫茶店が並んでいます。
DSC01504_北品川_R

改札口。待合室のない私鉄型。奥を左に進むと上り2番ホームです。
DSC01502_北品川_R

駅の南側にも踏切がありました。「北品川第一踏切」。そこから覗く駅構内。
手前に見える白い跨線橋が従来のもので、奥に見えるのがエレベーター専用の跨線橋だそうです。列車はおそらく泉岳寺発の快特京急久里浜行きなので、当駅は通過。車番は都営5500形の5505-1。
DSC01507_北品川(北品川第一踏切)_R

横浜方面。左端が「北品川第一踏切」。上り列車が高架を下って来るのが見えます。
駅の南側は1976年頃には既に高架化されたそうです。北品川駅が高架化されると、この高架と連続するようになると思うので、今回紹介した踏切は3つとも解消されることになりそうです。
DSC01505_北品川_R

この踏切を渡るとその先に旧東海道があります。次はそちらに行ってみましょう~。つづく

行程:品川[高輪口](徒歩)北品川(徒歩/旧東海道)

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Comments 2

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kanageohis1964  

京浜急行の(旧)駅名って、何気に江戸時代の東海道の宿場町や中間の村の名前などとゆかりの深い命名になっているのが多かったので好きだったのですよね。品川宿も江戸時代には北品川と南品川の2つの町から成り、それぞれに「馬場」があって、という繋がりが全部あの辺りの駅名に反映してますよね。

ただ、そういう駅名の1つだった「仲木戸」(神奈川宿の中程に木戸があったことに由来)が改名されてしまったりして、最近はそういう方向から離れていこうとしているのかな、ということがちょっと気掛かりではあります。

2024/07/09 (Tue) 22:18 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
駅名改称

>kanageohis1964さん、こんばんは。
いつもご訪問ありがとうございます。
やはり東海道などこの辺りの歴史には詳しそうです。
馬場駅は何となく由来が想像できました(次回記事で目黒川など登場予定)。
神奈川宿の仲木戸にもそんな由来があったんですね。駅名はJRに揃えられてしまいました。利用者(特に普段利用していない方)にとってはわかりやすくはなったのかもしれません・・・。

2024/07/10 (Wed) 01:01 | EDIT | REPLY |   

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