西日本完乗への道-丹後北陸編(9) 加悦鉄道 加悦駅跡から丹後四辻駅跡まで廃線跡をお散歩

きゃみ

天橋立傘松公園で"股のぞき"してから、天橋立ケーブルカーで府中駅まで下ってきました。

すぐそばの天橋立ケーブル下バス停から往路と同じく丹海バスに乗車します。乗客は私一人。
乗車したのは共栄高校前行きのバス・・・高校は福知山市内にあるようなので結構ロングランです。
P1240788_天橋立ケーブル下_R

さて、次の目的地は加悦鉄道の加悦駅跡です。
加悦鉄道はかつて丹後山田駅(現:与謝野駅)と加悦駅を結んでいた路線で、1985(昭和60)年5月に廃止されました。その駅跡近くに当時の駅舎が残されているということで見に行くことにしました。

バスは阿蘇海沿いに進み、岩滝の街を抜けて丹鉄の与謝野駅前に停車しますが、ここはスルーして更に南に進みます。
基本的には線路跡沿いの県道を進みますが、一か所だけちょっと寄り道がありました。野田川丹海前バス停・・・丹海バスの本拠地のようですね。バスの駐車場のようなところをぐるっと回ってから再び県道に戻ります。

50分ほどの乗車で加悦庁舎バス停に到着。ここで下車します。後払い400円也。
バス停は与謝野町役場加悦庁舎の目の前にありました。
P1240789_加悦庁舎_R

このすぐ近くに加悦駅の旧駅舎がありました!
加悦鉄道が開業したのは1926(大正15)年12月のこと。駅舎は同年8月に完成したという洋風木造二階建ての建物です。昔の加悦駅の写真に写っているのは確かにこんな感じでした。
P1240791_加悦_R

そばには腕木信号機も保存されていました。
P1240798_加悦_R

立て看板によると、先ほどの加悦庁舎があった場所に西向きにあったものを移転して東向きにしたそうです。
P1240797_加悦_R

現在は加悦鉄道資料館」となっています。
が・・・営業時間は基本的には土休日の9:00~17:00。時間的には間に合わせるように計画してましたが、この日は金曜日^^;  計画中に別の理由で日時だけずらしていたのが、ここで影響してしまいました、ヘコ。
ちなみに長期休暇中という噂もあるので、ご訪問の際は確認したほうが良さそうです。
P1240793_加悦_R

仕方ないので、扉から中を覗いてみました。黒板がいい感じですね。
P1240794_加悦_R

建物の裏はSLもいました。
プレートには「C-160」とありますが、その下に小さく「形式 C15」という表示もあります。
P1240792_加悦_R

C160形は1940年に新造され、岩滝工場や大江山専用線で使われ、1967年廃車。京都市北区の大宮交通公園で保存されていたが、加悦鉄道資料館裏で保存することになり、2019年12月4日に同地へ搬送された。
つまり里帰りしてきたそうです。

ちなみに加悦鉄道は丹後山田~加悦間の旅客輸送以外にも、一時期はニッケル鉱の貨物輸送も行われていたそうです。

ここで言う「岩滝工場」とは丹後山田より北側にあるニッケル鉱を精製する工場だと思います。与謝野駅の駅裏にあった廃線跡の道路は、実は加悦とは反対側にも伸びていて、宮津線の線路が東にカーブするあたりまで伸びています。専用線は更に宮津線の線路を跨ぎ、野田川を渡って日本冶金工業江山製造所まで伸びていたそうです。地図を見ると廃線跡がよくわかります。

「大江山専用線」といっているのは加悦より更に南に延びていた鉱山までの貨物線のことだと思います。そこには貨物駅があって、廃止後には「加悦SL広場」ができたそうですが、昨年閉園したそうです・・・。コロナの影響か?? 訪問がちょっと遅かったですね~。

駅跡と思われる加悦庁舎の裏手に回ってみると、北側に遊歩道が伸びていました。廃線跡だと思います。休憩所らしき場所には駅名標のような看板も立ってました。
P1240800_加悦_R P1240801_加悦_R

現在の線路跡は自転車道になっているんですね~。
帰りのバスは暫く来ないので、この道を散歩することにしました。
P1240802_加悦_R

自転車道の様子。すれ違う人が結構多かったです。
P1240803_加悦~丹後三河内_R

しばらく歩くと、道路に線路模様のある場所がありました。丹後三河内駅跡のようですね。
P1240804_丹後三河内_R P1240805_丹後三河内_R

更に進むと・・・三河内口駅跡に到着。駅間距離が結構短いですね。
P1240809_三河内口_R P1240808_三河内口_R

お次は加悦谷高校前駅跡
P1240810_加悦谷高校前_R P1240811_加悦谷高校前_R

そして丹後四辻駅跡。この駅には木造駅舎があったらしいのですが、さすがに無くなっていました。
P1240815_丹後四辻_R P1240813_丹後四辻_R

ここまでで営業キロでいうと3.1kmほどですが、駅訪問という意味では大収穫でした(微)

そろそろ帰りのバスがやってきます。廃線跡散歩はここで終了にして、ぐ近くにある江陽中学校下バス停でバスを待つことにします。ちなみにこの道路を奥に向かうと丹後四辻駅跡があります。
P1240817_江陽中学校下_R

しかし、バスまでまだちょっと時間があります。じってしているのが嫌いなので・・・次の上山田バス停まで歩いて、そこから乗車しました。ちなみにバス停にある路線図で与謝野駅を探しても見つからず。改称される前の野田川駅になってました。
P1240818_上山田_R

バスは与謝野駅に到着、ここで下車します。後払い170円也。時刻は17:19。
P1240819_与謝野_R P1240821_与謝野_R

与謝野駅についてはこちら参照→→与謝野駅の様子
この日の目的はこれで達成したので、丹鉄に乗車して宿に向かいます。

駅構内に入るとまずクロマツが3番線を通過していきました。
P1240823_与謝野_R

その後にやってきた西舞鶴行きに乗車します。
P1240832_与謝野_R P1240831_与謝野_R

車両はKTR703の単行。臨時便の関係で2分繰り下げ、17:42に出発となりました。

行程:府中(徒歩)天橋立ケーブル下(丹海バス[32]与謝・福知山線 共栄高校前行)加悦庁舎(徒歩)上山田(丹海バス与謝線[30]天橋立ケーブル下行)与謝野(238D豊岡発西舞鶴行)西舞鶴[泊]

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Comments 2

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こまち6号  
SL広場

こんばんは。SL広場の閉園は、おそらくコロナの影響ではないと思います。
それ以前から経費が掛かりすぎ、維持出来ないみたいな話があったと思います。
未だ全ての車両の保存先が決まったわけではないようで、気がかりです。

2021/12/09 (Thu) 23:57 | EDIT | REPLY |   
きゃみ
きゃみ  
加悦SL広場

こまち6号さん、こんばんは。
加悦SL広場には結構たくさんの車両が保存されていたようですね。ラインナップを見ると全国様々な場所から集められたようです。ただ、保存には技術継承が難しく、経費も結構かかるようですね・・・。
故郷に引き取られる車両もあるようですが、個人的には加悦鉄道生粋のキハ101の外観が面白いと思いました。どこに行くのか気になります。

2021/12/11 (Sat) 00:28 | EDIT | REPLY |   

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