「オープンソース」商標所有の外部委託を終了し、商標イニシアティブでの管理へ移行

一般社団法人オープンソース・グループ・ジャパン(理事長:佐渡秀治)は、 日本国内で商標登録している「オープンソース/Open Source」(第4553488号)の外部への所有委託を終了し、当会の商標問題対応を行う「オープンソース商標イニシアティブ」の管理下に置いたことをお知らせします。

当会は2000年に「オープンソース/Open Source」(第4553488号)の商標登録を行いましたが、任意団体名義では商標を登録できないという制約により個人名義での所有を長年続けていました。しかしながら、個人名義での所有に弊害が見られたことから、当会側で管理権限を持ったまま当会理事である佐渡秀治が所有していたOSDN株式会社との間で2012年に商標の代理所有契約を結ぶという運用に移行していました。その契約は、2020年2月にOSDN株式会社が株式会社アピリッツへ事業譲渡された際にそのまま移譲されており、当会でもそれを承認し、現在まで至っておりました。

これに対して、当会は昨年度より一般社団法人として改組したことで法人として商標の所有が可能になり、また、日本のオープンソースコミュニティにおける商標関連への係争等の問題を包括的に扱うオープンソース商標イニシアティブのプロジェクトも開始したことから、外部の第三者に「オープンソース」商標の所有を委託するのは不適切であると判断し、株式会社アピリッツとの間の代理所有の契約を解除するに至ったものであります。

今後、「オープンソース」商標の管理はオープンソース商標イニシアティブの管理下に置かれますが、これまで通り営利目的か等の目的を問わず、この名称を自由に利用することができ、明示的な使用許可は必要ないことにコミュニティの皆様にはご留意頂くようお願いします。

オープンソースの商標について
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一般社団法人オープンソース・グループ・ジャパン
オープンソース商標イニシアティブ
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