道の駅「うらほろ」で車中泊したが、一晩中雨が降り続けていてなかなか熟睡出来ず。
目を覚ますために浦幌駅まで車を走らせる。わずか500mほどだったが、少しは頭がスッキリ
し、ここの駐車場で朝食を取る。

駅前は朝早かったせいか、駅前商店街には人通りは見当たらず。
でも、ご覧のように電柱はなく地下化していてスッキリした街並みだ。
でも、写真を撮って見て、目立つのがパチンコの看板塔とはガッカリです。

さて、本日の目的地の一つは秘境駅の上厚内駅を訪れること。早速国道38号線で東へ、東へ。
ほどなくして到着。

3月の鉄道旅で下車して、ゆっくりと訪ねたいな!と強く思った駅で、楽しみにしていた。
実は、10年前に勤め先の研修で釧路へ行った時、特急に乗っていたため素通りしたが、
車窓から見た駅の光景にこんなところにも駅があるんだ、と愕然とした記憶がある。
そのころは、まだ仕事に忙しく秘境駅探訪なんて考えもしなかったが、今思えば興味を
引く場所だったんだ、と思い出す。

もちろん無人駅だが、待合室には駅ノートが置いてあったり、や地元出身の方の詩が掲示
されていた。
跨線橋から駅を写す。

ここは複線化されていて、今でも列車交換が行われてるのかな?
振り返って釧路方向を見ると、そぐそばを国道が走っているが、直接横断することは
出来ない。200mほど行って、踏切を渡り戻らなければいけない。

アクセスがいい国道沿いにありながらなぜ秘境駅なのか?は駅前をご覧になれば
分かります。

廃墟と化した商店や、誰も住んでいない廃屋が立ち並ぶ。
周辺を散策してみたが、生活感のある家は3軒くらい。花壇が整備されていたり、車が
駐車していて、ここで暮らしているんだなと思ったが、あとは空き家でそれも半分崩れ
かかった家が多い。多分高齢で離農して立ち去ったのかな?と自分勝手に想像したが・・・。
そして3月の旅で駅から見えた廃校跡を訪ねる。

小さな学校に見えるけど、校舎はほとんど解体されてなくなっていて、体育館と職員室だけが
残されている感じだ。
今は、上厚内自治会館の看板が掲げられていたが、そもその自治するのも住民は一体何人
いるのか?
それでも、グランドの雑草は刈られているから何かに利用されているのでしょう。

廃校記念碑があったので、何時だったのか調べてみた。「北海道小学校廃校一覧」を読んだら
浦幌町立上厚内小学校は、1982年浦幌小学校に統合されていた。
今から34年も前のことだ。最後の卒業生は、すでに46歳になっている。そしてここで生活して
いない。多くの住民が去ってしまった上厚内集落。

旗を掲げる高いポールと奥の高台にある駅。

野生のオダマキが咲いていました。
さて、次の厚内駅へ。

ここは太平洋に近く、漁港もあって駅前には二つの商店が営業している。
かつて駅舎の建物の半分はスナックだったが、閉鎖されていて窓も戸も板で覆われている。
左の待合室だけが開いている。
線路はまっすぐ釧路方面へと続いている。

やっと、太陽が顔を出してきましたね。久しぶりの晴れ模様。やっぱり旅は良い天気に
限りますね。雨だと気持ちが落ち込みますからね。
直別駅へ。ログハウス風の可愛らしい駅。

跨線橋から見た駅。すぐそばを国道が走っている。

そして次の尺別駅へ。

駅の大きな建物は、以前ここから10kmほど山中の尺別炭鉱まで列車が走っていたから。
跨線橋から見ると分かります。

左のホームの左側から山側へ向かって列車が運行されていたのです。
ここで、2010年(平成22年)夏に公開された映画「ハナミズキ」の主人公の家を訪問する
ことに。
かつて数千人が暮らした大きな市街地があったが、炭鉱の閉山によりほとんど消滅。
廃墟だらけの中で、人家はわずかに3軒だけ。でも一番奥に生活感のある素敵な建物が
見えた。

新垣結衣が主演した高校生役の紗枝の家。
遠くに太平洋が見えて素敵なロケーションです。

それでは、尺別炭鉱への道を辿ることにしましょう。
雄別炭鉱尺別線が正式名。開業が1961年(昭和36年)で、廃止は1970年(昭和45年)だから
わずか9年間しか運行されなかった鉄道。
「熊出没中!注意!」の看板がいくつもある道を入ると、鉄道の線路らしき跡地があった。

きっと、この上を列車が走っていたのですね。
さらに、奥へ向かうと碑があった。

100年近く前の1920年(大正9年)、狭軌の762mmで尺別駅と尺別炭山間が開業している。
1941年には1067mmになり、翌年雄別炭鉱尺別鉄道が運転開始される。
1961年には、尺別鉄道線として一般旅客と貨物輸送も始まったが、9年後に廃止。
というから調べると、96年の歴史があったのです。
だからこの「復興記念」の碑の周辺は、数多くの炭鉱住宅があったし町が形成されていたの
ですね。

駅だった場所だろうか?もちろん今は誰も住んではいないし、周りは牧草地だけで
畑すらない。
何せ、ここはヒグマの生息地。彼らのテリトリーだ。

フキの生い茂る奥に見えたのが駅か?
というわけで、束の間の青天の中を尺別炭鉱跡地を探して走りました。
今日は、秘境駅の上厚内駅や尺別駅をじっくりと探訪。明日はさらに東へと向かいます。
それでは、また!


























































































































































































