世界一くわしい革花の専門書

革花(かわはな・レザーフラワー)の作り方や染色・成形などの技術記録とあわせて、革花作家としてものづくりを続ける中で、生きづらさから少しずつ抜けていった心の変化や考え方を綴っています。心を整える視点や日々の気づきを、暮らしと制作の記録としてまとめたブログです。

このブログは、革花作家としてものづくりを続ける中で、私自身が生きづらさから少しずつ抜けていった 心の変化や気づきを記録しています。 革花の技術の話も心の話も、どちらも「生きること」の一部として綴っています。

※「世界一くわしい」とは、一人の作家が歩んできた過程と気づきを、 技術と心の両面から、できる限り丁寧に残しているという意味で使っています。

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革花の染色見本|クラフト染料の赤系5色(朱・赤・エンジ・牡丹・青味赤)の発色比較と使い方

クラフト染料で染めた革の色見本 赤系

 

クラフト染料の赤系5色(朱・赤・エンジ・牡丹・青味赤)の色見本をまとめました。
ヌメ革に実際に染めた発色や、希釈・エアブラシでの違いを比較できる保存版です。革花づくりはもちろん、レザークラフトでの染色にも役立ちます。

今回の色見本の前提条件

  • 使用染料:クラフト染料(水性)…赤系5色

  • 使用革:タンニンなめし革(ヌメ革)

  • 染め方

    • 染料にそのまま原色で“浸して”染めたもの

    • 水で1:1/1:2に希釈して浸したもの

    • エアブラシによるグラデーション染め(原色使用)

  • 仕上げ加工:なし(オイル・トップコート等未使用)

※評価の見方:
◎…とても良い/おすすめ
○…良い/問題なく使える
△…やや注意が必要/コツがいる

赤系クラフト染料の色見本(朱・赤・エンジ・牡丹・青味赤)

◆ クラフト染料【11 朱】の特徴と使い方

クラフト染料で染めた革の色見本|朱

発色:◎|水での希釈:△|エアブラシ:△

ぱっと目を引く、鮮やかな朱色。まるで神社の鳥居のような、日本的で力強い色合いです。
原色のまま使用すると、鮮やかな朱色に染まり、しっかりとした発色があります。

水で薄めると、印象は大きく変わり、やさしいコーラルピンク系に変化。水で薄めてもくすみにくい色なので、メインカラーにも使いやすいです。
見た目より濃く発色するので、試し染めは必須。エアブラシで使う場合は、染まりすぎに注意!

◆ クラフト染料【12 赤】の特徴と使い方

クラフト染料で染めた革の色見本|赤

発色:◎|水での希釈:△|エアブラシ:〇

華やかな印象を与える色。
原色のままでもややくすみを感じる色で、パキッとした赤にはなりません。革小物などに使われている真っ赤な革のような色合いではないことに注意。

濃く染めたい場合は、原色のまま浸し染めするのがおすすめ。長めに置くとしっかり染まります。

水で薄めると、くすんだ印象に変化。原色とは全く違った色になるため、ぜひ実際の色合いをご覧いただきたいです。見た目より濃く染まるため、水の対比は気をつけるといいですよ。

グラデーション染めでは、やさしい桃色のようなトーンにも仕上がるため、作品の雰囲気を柔らかくしたいときに向いています。落ち着いたピンク色になります。

◆ クラフト染料【13 エンジ】の特徴と使い方

クラフト染料で染めた革の色見本|エンジ

発色:〇|水での希釈:〇|エアブラシ:〇

大人っぽく、赤みの強い落ち着いた雰囲気の色。
くすみがあるため、自然なトーンで深みのある色を出したいときにぴったりです。

しっかり染めたいときは、原色で少し長めに浸すのがおすすめ。
水で薄めると、くすみカラーのコーラル寄りになります。原色のまま使うのも素敵ですが、水で薄めたときの色合いが「え?こんな色になるの?」と驚かされます。

エアブラシ染めだと色の変化が分かりやすく、表情が出しやすい色です。

混色する場合は、主張が強いため、対比に気をつけると◎

◆ クラフト染料【14 牡丹】の特徴と使い方

クラフト染料で染めた革の色見本|牡丹

発色:◎|水での希釈:〇|エアブラシ:〇

とても鮮やかなショッキングピンク系の色合い。花で例えるなら、山茶花(さざんか)のような印象です。

染料の見た目と染めたときの色が全く違うので最初は驚くかもしれません(笑)

メインに使うには、主張が強めのからーなので、ポイント使いしたり、色を際立たせたいときの補色として使用していました。

こちらは水で薄めても印象の変化はあまりありません。

混色してもくすみにくいので、さまざまと色と混ぜて、新たな色を発見するのが楽しいですよ!

◆ クラフト染料【15 青味赤】

クラフト染料で染めた革の色見本|青味赤

発色:◎|水での希釈:△|エアブラシ:△

※「青味赤」は、色の三原色のひとつ「マゼンタ」に近い色です。
三原色についての解説は、こちらの記事をご覧ください。

とても発色が良く、はっきりとした青みがかった赤。赤紫と言った方がしっくりくる色。

原色のまま染めるとしたら、とても鮮やかにきれいに染まりますが、水で薄めると色がくすんでぼやけやすいです。薄める場合は対比に注意。水が多いとかなりくすんで発色の良さが半減してしまうため、淡い色合いは難易度高め。

エアブラシで原色で染めると、淡くすることは可能ですが、濃く染まりやすいので、噴霧量をごく少量にして数回に分けて染めるとうまくいきやすいです。技術力が求められる色なので練習が必要ですが、必ずできるようになります。がんばれ!(*^▽^*)!

赤系クラフト染料の発色比較と使い方の違い

クラフト染料で染めた革の赤系色見本|朱・赤・エンジ・牡丹・青味赤

クラフト染料赤系5色色見本

赤系のクラフト染料は、発色が良くメインで使いやすい色がそろっています。
どの色も主張は強めですが、水で薄めたり重ね染めしたときの変化がとても魅力的です。
混色もしやすく、組み合わせ次第でまったく違う表情を見せてくれるので、ぜひ自分のお気に入りの一色を探してみてください。

※クラフト染料は、品番は共通ですが販売価格はショップにより異なります。ご購入の際は、ご自身で比較・確認のうえご検討ください。


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クラフト染料17色|色見本まとめ

▶仕上げ剤については、こちらの記事をご覧ください。

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※2025年10月に内容を見直しました。

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