
町の中心部にある市立荘内病院。
地方の医療機関を悩ます医師不足は、この病院でも深刻な状況のようです。
今、ボクが向かっている整形外科は、当病院の真向かいにあります。

「痛みがなくなれば、またやるでしょ?」
「痛みが出るということは、走れないということですよ」
そう話した時の医師の表情が、ボクの今とこれからのことを教えてくれたよ。

先生、ボクはちゃんと理解していますよ。
後輩オーモリ君が言う通り、膝は消耗品であることを。
今さらですが、残された機能は大切にしながら、使っていきますよ。
だから?今日も歩いて来たし、帰りもこうやって遠回りして帰るんです。

自宅とは逆方向、南に向かえば、城址公園のそばに建つ我が母校。
昨年、中高一貫校への改編に伴い、校名をお江戸の時代の藩校名に変えた。
へえーーーーーーって感じだけど、それがこの町の本質を物語っているのかな。

チビとは来れなかったけど、クッキー、チャチャとはよくここに散歩に来たね。
水遊びが好きなチャチャは、そこの池でヤンチャしてたよ。
本筋からそれますが・・・

右が、お姉さんのクッキー(シェットランド・シープドッグ)
左が、妹のチャチャ(ゴールデン・レトリバー)
奥サンの言うことは、いつもこうやって、ふたりとも素直にきいていたね。

藩校を作ったお殿様のご子孫は、写真右の洋館のそばにあるお屋敷に今もお暮しです。
洋館は旧西田川郡役所で、お殿様が関係する財団の運営する博物館に移築されました。
城址公園の近くには、その道の専門家が観れば価値の解る建造物がチラホラ・・・

これもそのひとつなのかな。
慶應義塾大学先端生命科学研究所、いや、東北公益文化大学大学院・・・?
どっちがどっち? 関係性があるのかないのか解りませんが・・・その建物です。
真ん中に遠く見えるのが、ボクが再び通いだした市民プール。
プールが今、機械点検に伴い営業休止なので、一生懸命歩いているのです。

内川は、地元出身の藤沢周平氏の小説に登場する「五間川」のモデルだそうです。
架け替えたとは聞いていましたが、あれですかあ・・・

上を渡っていては気づかないけど、下を覗けば渡るのが怖くなるほどでしたもんね。
柳橋の名前から、町の中心を流れる内川沿いの往時の風景が偲ばれます。

銀色の大きな壁は、市の文化会館。
一時は色々問題にされましたが、ボクは何の違和感もなく受け入れられました。
内川のこの辺りが、この町の風情を一番表しているなあ・・・と、ボクは思います。

気持ちのいい青空を見上げたつもりが、目に入ってきたのは・・・えっ、風車?
何が目的なのかは察しがついたけど、こんなの見たのは初めてです。
ぶらぶら歩いていると、色んなものが目に飛び込んでくるもんですねえ。

整形外科を出て、家に着くころまでには、二時間を経過するでしょう。
歩数だとか、速さだとか、正しいフォームだとか、もういいでしょう。
ジジイの散歩が板についてきた感があります・・・が、そこはどうなんでしょうね。