
白沢せんべい屋の開店を待てば、自ずと帰路はいつもの湯田・横手経由になるし。
二日目も晴れるなんてことはそうはない・・・ここは思い切って行ってみるか。

北ホテルを7時にチェックアウト。
せんべいは諦めて、進路は「北」

昔と変わらないこの牧歌的な景観も、岩手山があればこそ。
学生時代、暮らしの中で目にした風景が、今も心にしみついているのが分かる。

この路の景観も、滝沢にある大学の農場に実習に来ていたころと変わらない。
「分れ」で国道4号から282号に折れ、秋田県境を目指す。

子供達がボクと遊んでくれていた頃、家族で何度か滑りに来た「安比」
昔この辺りを「松尾村」とか「安代町」と呼んでいたんだ。

だんだん雰囲気が出てきた。
説明しにくいけど、ザックリ言えば「JR花輪線」を求めてやって来た。

高速道路を走っていては薄まってしまう、花輪線界隈の雰囲気。
ホントは汽車の旅がいいけど、好きなところで勝手に止まれない。

昔風に言えば、ここは安代町田山、秋田県境まであと10キロ足らず。

ここまで来て、どうしようか迷っているバカがいる。
久し振りだもん、入るに決まってる!!

川をまたぐ歩廊は、川の両側に建つ同じホテルをつなぐ専用通路。
とにかく、デカいホテルだ。ボクの行先はこのホテルの真向かい。

湯瀬に来れば、迷わず「湯瀬ふれあいセンター」たった200円だもの。
格調高い観光ホテルに「お願いしまーす!」と訪ねる度胸はない。

ほどよい熱さ、品のいい香りがする。
何処かの湯とおんなじ香り・・・解かった!!湯田温泉の「ほっとゆだ」
初めて来た時は、正直、印象薄かったけど、今日は湯瀬らしさが解かった。

湯瀬温泉を満喫、大いに満足して道の駅「かづの」まで下りて来た。
鹿角というより、花輪・・・陸中花輪の呼び名がボクは好きだ。

十和田湖の帰り、ここの中庭にバイクを引っ張り込んで野宿したことがある。
あれからもう10年過ぎた。
八月「花輪ばやし」前夜の頃で、飾り付けられた祭り屋台があちこちにあった。

仲間を集めながら、ゆっくり、ゆっくり、能代の港まで続く米代川の長い旅。
嗚呼! やっぱり、いいところだなあ。