鑑賞散歩の記録

美術館、博物館、寺社の特別拝観、庭園巡り、特別公開のイベントを綴ります。

2025年5月31日(土)、中之島美術館で「生誕150年記念 上村松園」を鑑賞

鑑賞日:2025年5月31日(土)

場所:大阪市北区

中之島美術館:1600円(前売)

 

5月31日は、中之島美術館で開催された、上村松園の展覧会を鑑賞しました。

展覧会は4階で開催

鑑賞券は、2か月前に前売を買いました。

前売を買ったものの、実際に訪れることができたのは、開催最終日の1日前のことでした。

 

美術館に入ると、長い長い、心が折れそうな行列ができていました。

 

2階ロビーから4階展示室への入館人数は、10~15人で区切られて、前のお客さんがエスカレーターを昇り終えると、次の10~15人が、エスカレーターに案内されます。

 

エスカレーターには、20分弱の待ち時間で上がれました。

受付では、電子チケットのQRコードを読み取ってもらい、展示室に入ります。

 

室内も混雑していました。特に混雑していた所では、少し離れた所から鑑賞してみました。

作品の一部は、写真撮影も可能です。そのような作品の前には、特に人が集まります。

 

 

4章立ての作品展示の中で、私が好きなパートはやはり、第2章の「季節を描く」でした。

 

20年近く前に、私が初めて松園の作品を北浦和の県立美術館で観て、印象に残った点は、美人画そのものに加えて、主役の近くに描かれる花木や生き物でした。

 

枝垂れ桜、青紅葉、紅葉がちょこっと描かれているだけで、私は絵の中に入って行けそうです。

 

更に、今回の展覧会では、多数の素描や下絵も展示されています。

これらを観る人はあまり多くなかったために、墨で描かれた花の一輪一輪、簪の一本一本にまで集中して鑑賞することができました。

 

美人画の下絵は、骨格と申しましょうか、芯の部分がはっきりと描かれています。

それらは、着色すると、ふわっとしたイメージも出てくる美人画とは対照的にも見えました。

 

残念ながら、ミュージアムショップには、素描や下絵を扱った品物はなく、今回は何も買わずに美術館を後にしました。

 

 

2025年5月28日(水)、神代植物公園で「春のバラフェスタ」を見物

見物日:2025年5月28日(水)、晴れ

場所:東京都調布市

神代植物公園入園料:500円

 

5月28日は、神代植物園で開催されていた、バラフェスタを観てきました。

 

園内のバラは、1番花が終わり、それらを剪定して、2番花が咲き始める種類が多いようでした。

 

ばら園ではまず、まだ品種名が付いていない、新種の花を観て、自称「バラの香り品評会」も行います。

木の前には、名前の代わりに、番号札が立てられています。

 

 

番号札には、香りマークが付いていないので、自分の鼻で確かめます。花びらは、枚数が多いものが半分以上です。

 

身を屈めて新種の花壇を歩いた結果、優勝は、スパイシーな香りの2509Fに決まりました。

2509F スパイシーな香りの花がたくさん咲いていた

また、僅差での準優勝として、柔らかな香りの4404Sも挙げておきます。

4404S

香りはどちらかというと、4404Sかと思いましたが、咲いている花の数で、2509Fが勝りました。

この2種類には、品種名が付くことを期待しています。

 

次は、名前が付いている、広いバラ花壇において、香るバラの品評会です。

 

特に香りが強い種類には、名札に香りマークが付いています。

香りマークの優勝候補は、シャルル・ド・ゴールです。

しかし、ド・ゴールは、1番花が終わってしまい、花の数は少なめです。

 

同じおフランス産のバラでは、香りマークは付いていないものの、小粒な花のノック・アウトが華やかです。

ノック・アウト

噴水と休憩所の間には、殿堂入りした種類のバラの多くが、たくさんの花を咲かせています。

 

優勝は、これらの中から、アメリカ産のダブル・ディライトに決まりました。

優勝:ダブル・ディライト

ダブル・ディライトは、単色ではない、不思議な色です。

温室に近い所でも、同じ種類が華やかでした。また、この種類が作出された年は、私の生年と同じという点にも、面白い縁を感じました。

 

植物公園のバラは種類が多いことを踏まえて、優勝に加えて、三賞も設けてみました。

 

殊勲賞:該当なし

敢闘賞:ピンク・フレンチ・レース(日本)、ガーデン・パーティ(アメリカ)

 

技能賞:カトリーヌ・ドゥヌーブ(フランス)

数輪でも存在感があった、カトリーヌ・ドゥヌーブ

いずれの種類も、香りマークは付いていないものの、敢闘賞の2種類は、たくさんの花が集まって、柔らかい香りを放っていました。

 

技能賞のカトリーヌは、気品ある大人の香りがしました。その姿は、数株しか咲いていなくても、十分な存在感がありました。これは、見事な咲き方(技)であると考えました。

 

 

2025年5月25日(日)、島田市ばらの丘公園でばらの花と香りを鑑賞

歩いた日:2025年5月25日(日)、曇り時々晴れ

歩いた場所:静岡県島田市

入園料:240円(ウォーキング参加特典)

 

5月25日は、島田市内を歩いた「さわやかウォーキング」のコースにおいて、ばらの丘公園を訪れました。

ばらの丘公園。屋外と温室の両方でバラを観られる

園内では、「島田ばらの丘フェスティバル」が開かれていました。

ウォーキング参加特典として、入園料は、2割引で入れました。

 

バラは、島田の市の花でもあります。パンフレットには、島田で作出された種類も紹介されています。

 

また、パンフレットには、香りのバラも紹介されています。

今回のバラ鑑賞においても、園内で香りが良かったバラを探してみました。

その結果、私の中では、見つけた順に、以下の3種類が同率で並びました。

 

オールドポート(ニュージーランド

温室で咲くオールドポート

モリーオブシマダ(日本)

地元で作出されたメモリーオブシマダ

ブルームーン(ドイツ)

他所でも見かけることが多いブルームーン

同率の場合には、花の色形、咲き足等を基準に、優勝を決めます。

 

以上を判断すると、優勝は、モリーオブシマダに決まりました。

地元島田産のバラは株数も多く、大変華やかでした。

 

園内では、バラと同じかそれ以上に芳香を放って、バラの仲間ともいえる、ハマナスも咲いていました。ハマナスの香りは、別格であります。

ハマナスの香りは、バラ科の中では別格

 

 

2025年5月10日(土)、東山荘の庭園を回遊す

訪問日:2025年5月10日(土)、曇り

場所:名古屋市瑞穂区

 

5月10日は、「さわやかウォーキング」のコース中にて、東山荘を初めて訪れました。

 

東山荘は、大正時代に豪商の伊東家が造った別荘です。現在は、市営の施設です。

 

ウォーキング参加者は、庭園を散策することができました。

庭園といっても、大きな池、芝生、枯山水はなく、丘陵の自然林を活かした、自然回遊式庭園です。

庭園の入口。青モミジが鮮やかであった

2つ目の門を潜ると、外周園路が始まります。

 

台地と低地の高低差を利用して庭園が作られている

園路は、時計回りに回遊してみます。さまざまな形の飛び石や石段が設けられた庭園内は、常緑樹と落葉樹が混じる、深緑の薄暗い森林です。大木も何本も枝を広げます。

森林浴を楽しむ

園路は、川の方まで下ります。林内はまた、まるで洞窟の中を歩いているような涼しさです。湿気はあっても、ゆっくり歩けば歩くほど、蒸し暑さが和らぎます。

形の違う、2つの石橋で涸れた沢を渡ると、園路は緩やかな上り坂です。森林浴によって、私の気分も上り坂です。東山荘の回遊は、胎内くぐりにも似ていました。

 

ウォーキングコースのタイトル「幽玄佇む東山荘」とは、なかなか上手い表現であると思いました。

 

2025年5月6日(火)、あしかがフラワーパークにて、ふじのはな物語2025を観る(後)白藤のトンネル

訪問日日:2025年5月6日(火)、雨

場所:栃木県足利市

入園料:2000円(前売り電子チケット)

 

5月6日に見物した、あしかがフラワーパークの「ふじのはな物語2025」において、最も華やかであった所は、白藤のトンネルでした。

トンネルは、まず西から東へ、次に東から西へ、2回歩きました。

トンネルを西から東へ。雨は防げない

トンネル内は、右も左も上も、白花に覆われています。もちろん、芳香も届きます。

当日は雨天で、訪れる人が少なかったので、立ち止まって写真を撮れる余裕もありました。

 

トンネルの外側。フジの新緑とシャクヤクも見応えあり

トンネルの外側には、シャクヤクが咲き始めていました。

 

今度は、トンネルを東から西へ

 

退園前には、西ゲート手前の売店に寄って、レモン牛乳イチゴ牛乳を土産に買いました。