三井物産で電力の最前線を歩んだ彼が、UPSIDERで日本経済の底上げに挑む理由
UPSIDERへの想い
三井物産で6年半、電力領域の事業に携わりながら気候変動という大きな課題と向き合ってきました。電力という社会インフラの最前線で得た経験は大きかった一方で、新たに今向き合うべき課題を見つけ、電力の次は金融という社会インフラの最前線で戦いたいという思いが強くなっていきました。
UPSIDERが挑んでいるのは、この社会に、挑戦者がもっと活躍できる“信用の土壌”を金融面から作ること。UPSIDERで信用・与信の仕組みを変革することで、産業の新陳代謝を活発にし、日本経済を底上げしていきたいと思い、入社を決めました。
UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。今回は2025年11月にホワイトレーベル事業 BizDevとして入社した山形 晃平が、次の挑戦の場として、UPSIDERを選んだ理由について語ってくれました。
「人と地球が共存できる社会」を目指して、電力の世界へ
ーーまず、これまでのキャリアを簡単に教えてください。
2019年4月に新卒で三井物産株式会社に入社しました。 在籍6年半のうち、2年はアジア・日本における発電事業の事業開発、2年はより下流の電力関連サービスにおける事業開発、2年はインフラ事業を統括する本部の戦略企画・DX支援を行い、いろんな角度から電力の世界に携わってきました。
ーー最初のキャリアとして三井物産を選ばれた理由は何でしたか?
大学1年の終わり頃に、「人と地球が共存できる社会をつくる」という志を据え、電力領域から気候変動の問題にアプローチすることで、その志を実現しようと考えました。
気候変動という課題に対して、電力は間違いなく中心的な存在です。電力事業の主体者として自身の志を実現していくための事業を作り、社会に実装していきたいと考えていました。そう考えたとき、事業のオーナーとして意思決定ができ、さまざまな角度から電力に関われる商社は、自分にとって最適な環境でした。
数ある商社の中でも三井物産を選んだ理由は、シンプルに「人」でした。この人たちと一緒に働きたいと自然に思えたことが、最終的な決め手です。

電力の最前線から新規事業まで——国の電力を支えた三井物産での実務
ーー入社後は、タイやフィリピンにおける海外での発電事業の事業開発を担当されていたとうかがいました。
そうですね、入社後最初に携わったのは、タイやフィリピンにおける大規模な発電事業の事業開発でした。自分が担当している案件が、その国の電力の約1割を発電している案件などもあり、その規模感と責任の重さには、正直かなりの衝撃を受けました。
また、当時の上司からは、「君が"仕事"と思ってやっていることは"仕事"ではない」と何度も厳しく指導いただきました。 当時は大変でしたが、"仕事"とは何か、一つの簡単なアクションであっても、そこに自分が介在する意味や付加価値をいかに付けられるのか、という問いに徹底して向き合う貴重な時間でした。この時期に叩き込まれた仕事の基礎は、今でも自分の土台になっています。
その後2年間は、インフラ事業を統括する本部の戦略企画・DX支援を担当しました。400名を超える本部で、本部長を補佐するチームの一員として、事業計画の策定や本部運営、決算の取りまとめなどに携わりました。
日々本部長とともに動く中で、経営メンバーが日々何を考え、どのように意思決定し、組織を動かしていくのかを間近で学べたことは非常に大きな経験でした。
また、この2年間は、全社DXの統括本部と自身の所属するインフラ担当本部のDX推進を兼務して担当していました。
DXについては、当時ChatGPTが世の中に広まり始めたタイミングで、AIを使ってどんな業務効率化や事業への付加価値をつけることができるか、に向き合う絶好のタイミングでしたね。
ーーその後の新規事業立ち上げでは、どのような役割を担っていましたか?
その後は、投資先であるドイツのスタートアップが欧米で展開している技術・サービスを活用して、日本とアイルランドにおける、EV充電の最適化事業やEVを活用した電力サービス事業(電力系統の需給マネジメント事業)の新規立ち上げを行っていました。
それまでの事業に比べて、案件規模は小さくなるのですが、ほぼ事業会社のような動きをしていたので、ものすごく手触り感のある案件でした。 個人的には、三井物産キャリアの中で最も思い出に残っている案件です。
投資先のサービスのベースはあるものの、誰と組むか、誰に使ってもらうか、新しい国での技術実証をどう進めるかなど、新しい国に進出するにあたっての事業開発や戦略はすべて任されていたので、チームメンバーと一緒に、事業戦略から実際の法人営業、サービス設計、実証実験の技術実証まで、事業全般何でも取り組んでいました。
顧客の声に向き合う大切さや、現場の関係者との信頼関係を築く重要性、誰よりも当事者として解像度高く事業に向き合う姿勢は、この時に強く学んだ財産だと思っています。
ーー最後に携わった国内洋上風力では、どのような覚悟で取り組まれていましたか?
最後は、国内洋上風力発電の事業開発に携わりました。
役割としては、現地関係者との合意形成、許認可関連の調整、O&M(運用保守)に関する事業推進などです。特に、許認可やO&Mの話を進めるために、現地関係者や政府・行政との合意形成を図っていくことが多く、「国益を背負って事業をつくる」という覚悟で仕事をしていました。
案件規模は、三井物産キャリアで関わった事業で最も大きく、関係者も一番多い事業でした。 国内洋上風力は、今日本の再エネ(再生エネルギー)の切り札ともいわれる非常に重要な再エネアセットです。
まさに、日本の再エネ事業の最前線に立って仕事をさせていただいた、記憶に残る仕事でした。

志をアップデートした先で出会ったUPSIDER
ーー転職をしたきっかけは何でしたか?
大学1年の頃から私は「人と地球が共存できる社会をつくる」を志に据え、10年間電力の世界に関わってきましたが、昨年10年の節目に、自らの志を振り返り捉えなおしてみるという試みを行いました。
志のアップデートに膨大なインプット/アウトプットに加えて7〜8ヶ月に渡る内省と様々な人との壁打ちを費やしましたが、結果としてこれまで向き合ってきた志より優先度の高いものが見つかりました。 今の私の志は、「日本の経済力を底上げし、日本の国力を強くする」です。
以前私が据えていた志に対する想いが弱まったわけではなく、その志は同じ熱量としてありながらも、より熱量高く優先度の高いものとして、今回新たに設定した志が見つかったという形です。 新たに据えた志をもとに、自分が行うべきことは何か、果たすべき役割は何かを考えた結果、「金融」という社会インフラを変えることが不可欠だと思いました。日本の金融の仕組みを変革しお金の流れを変えることで、「日本の経済力を底上げし、日本の国力を強くする」という志を実現しようと考え、次のチャレンジをUPSIDERから始めることに決めました。
転職において考えていたことは、自身の志を果たす為に、社会において自分が担うべき役割といるべき場所はどこか、ということ。加えて、会社を率いる経営者が、どこまで社会に対して本気で向き合い、壮大なビジョンを描いているかでした。
ーー UPSIDERのどこに惹かれましたか?
「日本の経済力を底上げし、日本の国力を強くする」という志を実現する方法として、日本の金融の仕組みを変革しお金の流れを変えることが重要だと思っており、その点でUPSIDERとみている世界線は同じだなと感じています。
これまでの取り組みを見ても、UPSIDERは通常のスタートアップであれば合理的に考えたら選ばないような意思決定をあえて行っています。たとえば、資金に余裕があるとは言いにくいスタートアップが、融資やデットファイナンスに踏み込むのは簡単な選択ではありません。それでも挑む姿勢から、ミッションに向き合う覚悟の強さが伝わってきました。
なかでも強く印象に残っているのが、みずほフィナンシャルグループへのグループインです。あの一手を見て、「この人たちは本気でミッションを実現するためのチャレンジをしているな」と心から思いました。掲げているミッションに忠実に、必要なアクションを真正面から実行していく。その姿勢に、強く惹かれました。
ホワイトレーベル事業で、信用インフラを広げていく
ーーUPSIDERで今後どんな挑戦をしたいですか?
中小企業・スタートアップ向けに、もっとチャレンジがしやすい信用インフラを作り上げていくことです。 そのために、旧態依然の信用・与信ではなく、志をもって挑戦していく人たちに適切にリスクをとってお金を流していける信用・与信の仕組みを作っていきたいです。そういったお金の流れが産業の新陳代謝を生み、日本の経済を強くすると思っています。
とはいえ、一足飛びに融資の信用・与信システムをかえるのは難しい。まず足元では、UPSIDERカードのシステムを他の法人カードシステムのバックエンドシステムとして提供していくというホワイトレーベル事業に取り組み、法人カードにおける信用・与信の仕組みを変えていくことに挑戦しています。
個人としては、UPSIDER自身がそうであるように、自分の志・ミッションに対してどこまでも忠実に向き合い、一方で大胆に社会を変革していく灯になるような挑戦者でありたいと思っています。
ーー最後に、この記事を読む人へメッセージをお願いします。
私は、究極的に大切なものは想いだと考えています。 経験や能力はいくらでも後からついてくると思っていますし、実際、私も業界未経験でUPSIDERに飛び込んできました。 ぜひ、自分が何を大切にしたいのか、何に対して当事者として喜びや怒りを感じられるのか、考えてみてください。
その時、UPSIDERの「挑戦者を支える世界的金融プラットフォームを創る」というミッションに共感し、一緒にその世界を実現したいと思えるのであれば、ぜひ僕たちの仲間になってください!

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