2025年10月期 通期決算説明会書き起こし要約記事
こんにちは。ラバブルマーケティンググループ(9254)IR担当です。
12月12日(金)に当社の2025年10月期 通期決算を発表し、同日に決算説明会として、イベントス社が主催するIRセミナーに代表の林が登壇いたしました。その説明会の内容についてご報告いたします。
▼決算WEBセミナーの動画についてはコチラをご覧ください。
▼決算短信および決算説明資料は、弊社IRサイトからご覧いただけます。
▼質疑応答の書き起こしは以下のページでご覧ください。
※記載内容につきましては、ご理解いただきやすいよう加筆修正をさせていただいております。
2025年10月期のハイライト
まず初めに、今期の最重要ポイントを3点お伝えいたします。
売上高が過去最高を更新
通期の売上高は前年比21.7%増の26.3億円となりました。この数字は当社として過去最高の実績となります。SaaSツールのARR(年間経常収益)も過去最高
当社が提供するSNS運用支援ツールのARR(※)が3.38億円に達しました。
※ARR(Annual Recurring Revenue):月額課金のご契約額を12倍し、年間収益として算出した指標。M&Aによる成長加速
今期中に3件のM&Aを実行いたしました。さらに現在、株式取得の最終段階に入っている案件がもう1件あり、成長戦略を着実に実行しております。

決算詳細:増収増益とAI活用による生産性向上
1. 業績の概要
売上高は2,630百万円と過去最高を記録しました。
事業の実力値を示す調整後EBITDA(償却費や株式報酬費用などを除く利益)も224百万円となり、前年比27%増で過去最高を記録しております。
EBITDA:224百万円(前年比27%増)
営業利益:160百万円
経常利益:166百万円

四半期ごとの推移を見ましても、第4四半期はM&Aの寄与もあり、前年同期比で約20%の成長を実現しております。売上・収益性ともに順調に拡大基調にあります。

2. AI活用によるコスト削減と生産性
今期は全社的にAI活用を推進する専門部隊を設置し、大きな成果を上げました。
特にSaaS(ソフトウェア開発)部門において、これまで海外のオフショア開発に委託していた業務を全てAIに置き換えることに成功しました。これにより、外注開発費を大幅に削減できています。これは毎年効いてくる費用削減効果であり、収益性向上に貢献しています。
また、SNS運用支援においても、コンテンツ企画や分析、投稿文案作成など、幅広い工程でAIを活用し、高品質なサービスをより迅速に提供しています。

従業員数は前期比で50名増えておりますが、これは主にM&Aによる増加です。既存事業においては売上が増加しているにも関わらず人員増を抑制できており、AI活用による生産性向上が数字にも表れています。

3. 株式市場での評価について
当社は4期連続の増収を果たし、利益も伸長しておりますが、現在のPER(株価収益率)は13倍程度と、以前の25.0倍、28.6倍から低下している状況です。
業績が伸びている中で評価が落ち着いている現状は、見方を変えれば「伸びしろ」があるとも言えますが、今後は適正な評価をいただけるよう、さらなる成長とIR活動に注力してまいります。

4. 事業状況
大手企業との取引強化
SNSマーケティング事業では、収益性の高い大型案件に営業リソースを特化する戦略を取りました。その結果、新規受注件数は減少傾向にあるものの、高単価取引を行うお客様(ロイヤルクライアント:年間1,000万円以上)の平均売上単価は2,900万円を維持しています。 第4四半期には、年間売上が1億円を超える新規案件も受注しており、今後も収益拡大に貢献すると期待されます。

SaaS事業の成長詳細
主力のSNS運用支援ツール「comnico Marketing Suite(コムニコ マーケティングスイート)」の契約社数は、前年比23.1%増で順調に伸びています。 大手ITグループでは子会社も含め307アカウントが弊社のツールを通して運用されており、大規模なSNS運用において当社のツールが不可欠な存在となっていることが分かります。また、解約率が1%という非常に低い水準で推移しており、安定した収益基盤となっております。


トピックス
成長を支える3つの柱
成長戦略の柱として、「M&A」「インバウンド」、そして「新規テクノロジー」の3点を積極的に進めてまいります。
M&Aの推進
Web制作会社やインフルエンサーマーケティング事業に加え、タイ向け観光メディア運営事業などをグループに迎え入れました。また、LINEマーケティングに強みを持つ株式会社エルマーケの株式取得に向けた最終段階に入っております。 これにより、当社の強みである認知獲得(XやInstagram)から、購買促進(LINE)まで、一気通貫したマーケティング支援が可能となり、既存顧客へのアップセル機会が増加すると考えています。

インバウンド/海外展開の注力
日本政府も拡大を掲げるインバウンド市場は、2030年には15兆円規模への成長が見込まれる、非常に伸びる分野です。 当社はこの領域に注力するため、東南アジア(特にタイ)を中心に事業を拡大しています。
タイ市場への参入:タイ語で日本の観光情報を発信する巨大メディア「Talon Japan」(タイ人コミュニティ120万人以上)を買収しました。
インバウンド戦略:訪日外国人観光客の集客を支援する専門会社「株式会社インバウンド・バズ」を設立し、新潟県様のインフルエンサー事業案件など、すでに具体的な成果が出始めています。

XR(クロスリアリティ)領域への展開
当社の出資先であり、XRプラットフォームを提供する株式会社ABALとの取り組みも手応えを掴み始めています。 富士急ハイランド様の有名コンテンツ「戦慄迷宮」をXRで体験できるイベントを東京タワーにて実施したほか、今後は金沢での開催も予定されています。リアルとデジタルを融合させた新たな体験価値の提供にも注力してまいります。

今後の見通し
中期経営計画
既存事業の年率10~15%の成長に加え、M&Aや新規領域による非連続的な成長を積み上げることで、2029年10月期までに以下の目標達成を目指します。
売上高:5,000百万円以上
営業利益:400百万円以上
時価総額:10,000百万円以上

2026年10月期の業績予想
次期の業績予想は以下の通り計画しております。
売上高:3,000百万円
EBITDA:280百万円
営業利益:180百万円

投資家の皆様へ
本日はお忙しい中、当社の決算説明にご関心をお寄せいただきありがとうございました。
既存の株主の皆様には、現在の株価の推移に関して申し訳なく思っております。 しかしながら、業績は4期連続で増収しており、収益性も向上しています。 ここで満足することなく、5期、6期と連続して成長を続けていく所存です。
当社は現在の規模で留まるような会社ではありません。これからさらに大きく、力強く伸びていく企業であると確信しております。当社のメンバー一人ひとりも、そうした未来を信じて、前向きに日々の業務に邁進してくれています。
株主の皆様には、この長期的な成長を共に実現していくパートナーとして、引き続き温かく応援していただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き、ラバブルマーケティンググループをどうぞよろしくお願いいたします。
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