nizimaクリエイター紹介 #karimpani さん
こんにちは、Live2D noteです。
今回はLive2D公式マーケット「nizima」にて、2か月ごとにテーマを変えて開催している「にじコン」から にじコン34~なんでもOK!~ 最優秀賞受賞クリエイターをご紹介します。
ご紹介するクリエイターの方々を参考に、ぜひみなさんもにじコン応募にチャレンジしてみてください。
▼にじコン34~なんでもOK!~の受賞作品一覧▼
今回ご紹介するのはクリエイターサークル karimpani さんです。

【全身超可動‼】腹話術師ちゃん【一点限定】
karimpaniさんはモデリング担当のWAYAさんと、イラスト担当の桜藤さんからなるクリエイターサークルです。

プロフィール
お名前:WAYA(わや)
ご職業:イラストレーター、Live2Dデザイナー、動画クリエイター
得意なジャンル:女の子、男の子、動物
制作環境:Live2D Cubism Editor、CLIP STUDIO PAINT、MediBang Paint、Photoshop、After Effects
連絡先:【サークル】[email protected]
【個人】[email protected]
X(旧Twitter):【サークル】@pirkakarimpani
【個人】@wayadabesa
~*~*~*~*~*~*~*自己紹介*~*~*~*~*~*~*~*~
この度は素晴らしい賞を頂き、誠にありがとうございます!
サークル「karimpani」(カリンパニ)Live2Dモデリング担当のWAYAです。
イラスト担当の桜藤さんと力を合わせ、時間をかけて制作したモデルだったので非常に嬉しいです!

プロフィール
お名前:桜藤 サクラフジ
ご職業:イラストレーター
得意なジャンル:何でも 女の子・銃・背景など
制作環境:CLIP STUDIO PAINT
X(旧Twitter):@IroSakurahuji
~*~*~*~*~*~*~*自己紹介*~*~*~*~*~*~*~*~
初めまして、イラストレーターの桜藤と言います。コンテストで賞をいただくのは数年ぶりのためとても嬉しいです!
―今回、にじコンに応募していただいたきっかけは何でしたか?

WAYAさん主導で参加してみようとなったのがきっかけですね。


そうですね、普段より自分から桜藤さんに「こういう作品を作りませんか」と声掛けを行うことが多く、その流れで制作が始まることが多いですね。
今回の作品も、もともとは「にじコン31~天使と悪魔~」に応募するために制作したモデルでした。
制作を始めた時期が遅かったこともあり、テーマの実施期間中の投稿が間に合わないと判断したため、出来上がったタイミングでテーマ自由なにじコンがあればそこに応募しましょう!ということでにじコン34に応募しました。


【限定1点】3Dモデル付き!ゾンビナース【VTS対応】
―にじコン31に参加したい!と思ったのはどうしてだったのでしょうか?

「天使と悪魔」のテーマはとくにLive2Dモデラーにとっては「モデリングで挑戦したいこと」の想像力を掻き立ててくれるテーマだったと思います。
ツノや翼などの装飾はモデリングが難しいのでそれに挑戦できるという点でテーマに魅力を感じました。
また、テーマのあるにじコンの場合、この期間内に投稿できるようにしよう!というモチベーションもあったのでテーマのあるにじコンは参加しやすく感じました。


イラストデザインの観点からも、テーマがある方がイラストをデザインするにあたってアイデアが出やすくとっかかりやすかったです。
テーマがない方がアイデアがまとまらないと感じる時があって難しい場合もあります。

―作品のコンセプトはどのように決定されましたか?

制作の始まりがにじコン31きっかけだったので、「天使と悪魔」両方の要素を詰め込んだキャラクターにしようと思っていました。
漫画などでよく、「悩み事がある時に頭のなかで天使と悪魔が現れて……」みたいなシチュエーションがありますが、それを具現化したキャラクターで「天使と悪魔のパペットを持った腹話術師」というのはどうだろうか?
と思いついてWAYAが最初のデザインラフを桜藤さんにお渡ししたうえで、どういう動きをしたいというのを伝えてパーツ分けをしていただきました。


―テーマの世界観を表現するために工夫したことや、制作で意識した点などありますか?

腹話術師という設定のキャラクターなので、エンターテイナーらしい豪華さや、華やかさ、ワクワク感を出していこうと意識して制作しました。


最初は「天使と悪魔」両方の要素を併せ持つキャラクターとして制作したので、私が制作したラフの段階だと服のデザインも『左側が黒、右側が白』と、はっきりカラーが別れたデザインでした。
そのラフを桜藤さんの手で、よりエンターテイナーらしい華やかで洗練されたデザインに直して頂きました。
初めのデザインではスカートが全てフリルで、かなりゴージャスになる予定で進めていましたが、パーツ分けの時点での制作コストや、高可動域モデルとは相性が悪いデザインに感じ、最終的に形状はシンプルながらも細かい装飾で煌びやかに見えるデザインにまとめて頂きました。
今回は見送ったフリルスカートのデザインも大変可愛らしく気に入っているので、次回のモデルに取り入れられないか2人で検討中です。


―制作の中で「ここは特に難しかった」と感じた部分はありましたか?それをどのように乗り越えましたか?

キャラクターデザインだけで言えば「全体のバランス」や、「VTuber用としての顔周り、胸周りのデザイン性」を作るうえで大事にしているので、細かなアクセサリーや装飾・柄の多さと、それらのデザインとLive2Dで動かすためのレイヤー分けのつじ妻合わせや、塗りの部分を意識しながらうまくレイヤー分けをしていく、といった作業が何度やっても慣れず難しかったです。


パペットなど1部のイラストは私が制作を担当致しました。
このパカッと大きく口が開く形状のパペットをLive2Dで制作している方はいらっしゃらなくて、前例も無いので何度もLive2Dとイラストソフトを行き来して試行錯誤しました。
最終的に、頭のパーツを上顎と下顎に分けて作る方法が上手く行きました。下顎自体を動かすのではなく、下顎を軸に上顎を動かすようにするとパペットらしいパカパカした口パクになるという気付きも得ることが出来ました。


―受賞作品は可動域を活かした動きの豊富さや、キャラクターデザインとマッチしたモーションが審査員にも高評価でした。
キャラクターを引き立たせるモーションについてどのような背景で動きを考案して制作されたかお伺いしたいです。

モーションのアイデアもWAYAさんからこういうのやりたいと相談いただいた内容をとっかかりにしてイラスト素材を書き足したり、パーツ分けを見直したりしています。


実装するアニメーションは初めは天使と悪魔のキー要素であるパペット操作だけを想定していました。
ですが、デザインが仕上がった段階で「エンターテイナー」の印象が強かったので、『舞台で大道芸人やマジシャンの方がするようなリアクション』をさせたいと思いました。
そこでステッキを追加で描き、ゲーム「ツイステッドワンダーランド」の「フェロー」というキャラクターが時折しているステッキ回しを参考にしてアニメーションをつけました。
『ただステッキを回すだけ』では躍動感が無いので、ブラーをかけたイラスト何枚か描いて挟んでアニメーションとして工夫しています。
お辞儀などの動きは、YouTubeでバレエのカーテンコールの動画をスローで再生しながら研究しました。
歩くアニメーションはこれまで何度か制作していますが、モデルによりパラメータ値が無いので毎回苦戦しています😭
歩くモーションを付けたいときは毎回、公式サンプルデータの「ミアラ」ちゃんのアニメーションを参考にさせていただいています。本当にありがとうございます!

ー今回受賞した作品の制作期間について「着想~作品ご投稿」までにかかった期間を教えてください。
また、制作期間で一番ご自身が力を入れて制作した部分があれば教えてください。

期間は、私の作業分(下書き〜レイヤー分け部分完成&背景まで)で2か月くらいだったと思います。
イラストのこだわりはやろうと思えば無限にできてしまうので、ある程度自分の中で期限を作って制作するようにしています。
作っていくうちに自分の中で「これで完成した」というポイントが絶対あるのでそこで切り上げて先に進める感じですね。
力を入れた部分は、やはりキャラクターデザインの段階です。元のアイデアはWAYAさんが描かれましたが、それらをより多くの人に魅力的に思ってもらえるようなキャラクターになるように意識してデザインをしました。


最初にコンテストに参加しようと思ってから実際の投稿までは、全体で5か月ほどかかったかと思います。
ただ、「にじコン31の開催期間に間に合わない」と判断した段階で一旦制作をお休みした期間があったので、私の作業期間は1か月ほどでした。
たくさんアニメーションが作れるように、足のモデリングにはかなり力を入れて自由に動けるようにしています!

―今後挑戦したいことや目標を教えてください。

より多くの人に「いいな」と思ってもらえるような作品作りをさらに進めていきたいです。
また、立ち絵販売でミニキャラや背景・キーイラスト・マイクなどをひとまとめにしたセットを売ってみたいなと思います。


今後も高クオリティの1点限定モデルも作り続けていきたいですが、次回は自由度の高いカスタムモデルに挑戦したいと思っています。
見た目を自分好みに自由にカスタム出来て、さらにアニメーションも盛りだくさんの高可動域モデルを作ってみたいです!

こちらのインタビューを実施した後日、カスタムモデルが販売開始されていました!早速挑戦を実現されていて素晴らしいですね!

―最後に、これからにじコンに応募される方に応援メッセージや、最優秀賞を狙う秘訣(モデリング、キャラデザのレベルアップ方法など)の伝授をお願いします!

諦めず最後まで全力を尽くすことが大切です。
イラスト制作において受賞を狙う秘訣は「自分のこだわりを詰め込むこと」と「全体のバランスをうまく取っていくこと」かなと思います。


個人的にはにじコン受賞者の方の作品を拝見することを毎回楽しみにしていて、受賞者の作品をみて「動き方めちゃくちゃ綺麗!」、「こんなテクニックが!」とすごく勉強させてもらっています。
自分でも難しいのは身をもって知り尽くしておりますが、やはり「高可動」と「見た目の華やかさ」を両立するのが受賞の秘訣かと!
ご自身でイラストも担当される方はデザインの自由が利く分、いっぱい動かすとなるとどうしても見た目をシンプルにしてしまいがちですが…。
ボディだけでなく服も髪も揺れまくるとインパクトがありますし、破綻しないように調整する技術も詰め込む必要があるので、そういったところで評価していただくことで受賞を狙えるのではないでしょうか。
ハイクオリティなモデルを目指して一緒に頑張りましょう💪🔥

―karimpaniのWAYAさん、桜藤さん、貴重なお話をありがとうございました!
karimpaniさんはnizimaでオーダーメイド制作も受付中ですね!(本記事公開日現在の情報です。)
熱意あるお二人の作品をこれからも楽しみにしております!

nizimaではLive2D、イラスト作品を対象にしたコンテスト「にじコン」を定期開催中です。
皆さま渾身の作品を投稿してみませんか?
沢山の賞をご用意して皆さまのご応募をお待ちしております!
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株式会社Live2D
