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科学的根拠に基づく痛みの基礎

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床での痛みの捉え方について考えましょう。IASP(国際疼痛学会)の最新定義に基づき、痛みは単なる身体的問題ではなく、生物学的・心理的・社会的要因が影響する個人的な体験です。詳しく…
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記事一覧

「とりあえず触る」からの卒業。リハビリで臨床推論を加速させる問診の鉄則

こんにちは、理学療法士の赤羽です。 リハビリテーション介入における問診は、単なる事務的な…

「反ると痛い」腰痛の正体。見逃されがちな上殿皮神経(SCN)の触診と胸郭アプローチ法

こんにちは、理学療法士の赤羽です。 臨床で最も多く遭遇する訴えの一つ、「体幹伸展時の腰痛…

「膝を治療しても治らない」時の臨床推論ロードマップ|膝内側痛は“被害者”である

「画像所見は年齢相応」 「患部をマッサージしても痛みが戻る」 そんな膝内側痛の症例に対し…

「上を向くと首が痛い」可動域は正常なのになぜ?頚椎過伸展を招く胸椎の"隠れ不全"と…

頚椎の伸展可動域は保たれているのに疼痛が消失しない症例。その原因は、動かない胸椎の分まで…

【PT/OT向け臨床推論】圧迫骨折後、骨は癒合したのになぜ痛い? 慢性腰痛の「真犯人」…

こんにちは、理学療法士の赤羽です。 臨床でこんな経験はありませんか? 「圧迫骨折の患者さ…

【PT/OT必見】腰痛患者のROM評価だけしてませんか?  BPSモデルに基づく「評価バッテ…

こんにちは、理学療法士の赤羽です。 多くの理学療法士・作業療法士が日々向き合う「腰痛」。…

【PT/OT向け】なぜ、この患者の痛みは改善しないのか?|臨床が変わる「痛みの分類」の見分け方(侵害受容性・神経障害性・痛覚変調性)

「先生、この膝の痛み、手術から3ヶ月経つのに全然良くならないんです…」 「レントゲンでは異常ないって言われたのに、腰の痛みがずっと続いてて…」 臨床現場で、こんな患者さんの訴えを前に、アプローチの糸口を見失いそうになった経験はありませんか? 良かれと思って温めたり、マッサージをしたり、運動を指導したり…。でも、思うような結果が出ない。それは、あなたのスキルが低いからではありません。もしかしたら、戦うべき「痛みの種類」そのものを見誤っているだけなのかもしれません。 この

【若手PT・OT必見】もう迷わない!慢性疼痛リハビリの目標設定|患者さんの”本当の希…

理学療法士・作業療法士のみなさん、こんにちは!赤羽です。 「この患者さん、なかなか痛みが…

痛みの評価、NRS/VASだけで終わらせない!明日からの臨床が変わる「評価バッテリー」…

「先生、痛いです…」この言葉に、あなたはどこまで深く向き合えていますか? こんにちは、理…

PT/OT必見|画像所見なしの"なぜか痛い"を解き明かす。「入力 vs 脳の処理」問題を見…

こんにちは。理学療法士の赤羽です。 臨床でこんな経験はありませんか? 「レントゲンでは異…

【理学療法士・作業療法士向け】なぜ、あの患者の腰痛は治らないのか?|症例から学ぶ…

「いろいろアプローチしているのに、この患者さんの腰痛がなかなか良くならない…」 臨床でそ…

同じ姿勢で痛くなる理由を科学的に解明——感覚順応・中枢感作・筋膜変化の三位一体モ…

はじめに 「デスクワークで腰が重くなる」「立ちっぱなしで足がしびれる」——こうした訴えは…

「動くのが怖い」患者を変える運動療法|痛みの恐怖を乗り越え、自己効力感を高める3…

「先生、動かすのが怖いんです…」 痛みを抱えた患者さんから、こう言われた経験はありません…

痛みと画像が一致しない? ニューロマトリックス理論と大規模脳内ネットワークで解明する痛みの本質

「患者さんの訴える痛みが、どうしても画像所見と一致しない…」 理学療法士・作業療法士であれば、誰もが一度は直面するこの臨床的な壁。この”ズレ”は、いったいなぜ生じるのでしょうか。 その問いを解き明かす鍵が、ニューロマトリックス理論と大規模脳内ネットワーク(DMN・SN・CEN)の理解にあります。本記事では、痛みを脳科学の視点から捉え直し、明日からの臨床に活かすための知識を解説します。 ニューロマトリックス理論:痛みは末梢からの信号ではなく「脳の出力」である1990年代にMe