2025年の振り返り:100名の壁を超え、組織が成長し続けられる3つの理由
2025年も年の瀬となりました。 お客さま、投資家さま、協業企業さま、社員と家族のみなさん、全てのステークホルダーのみなさまに、心より感謝申し上げます。
今年も多くの変化がありました。 社員数は約140名に達し、昨年末からほぼ倍増。大きな組織トラブルに見舞われることもなく、30名、50名、70名、そして「100名の壁」にもぶつかることなく成長を続けられています。
なぜDIGGLEは、拡大期においても健全な組織を維持できているのか。 私自身は、3つの理由があると考えています。
1. 「戦略」を徹底して共有できていること
これは、かつて組織コンサルタントとして活躍されていたFree Standard株式会社 取締役COO 野村さんからいただいた金言を忠実に守ろうとした結果です。
「従業員のエンゲージメントと最も高い相関をもつ要素は『従業員が戦略を理解しているか』である」
その勉強会でたくさんの学びがあったのですが、この言葉が最も印象に残っています。実践にあたってまず行ったのは、「DIGGLEにおいて戦略とは何を指すか?」を定義し、共有することでした。
私自身もスポーツ観戦しながら「このチームは戦略がなぁー」とか、国際ニュースを見ながら「日本の戦略がなぁー」とか(SNSではなく物理的に)つい呟いちゃうのですが、当然のことながらプロスポーツチームや国家に戦略がないわけはなくて、インテリジェンスや解像度のギャップから失望が発生していると思うわけです。
DIGGLEでの取り組み
DIGGLEでは定期的に全員が集まるイベントを行っており、その中で戦略とは何か、DIGGLEはどんな戦略に基づいて事業を行っているかを伝えています。
四半期ごとのオフサイト: 全社員が集まるキックオフで「戦略とは何か」「DIGGLEはどういう戦略で動いているか」を議論。(DIGGLEのオフサイトイベントはこちらのnoteにまとめています)
週次全社ミーティング: 毎週必ず「戦略の共有」からスタートし、それに基づいた事業の状況について共有。
実は現在、さらなる進化のために戦略を練り直している最中です。社員のみなさんに新しい指針を提示できるよう、急ピッチで整備を進めています。
2. カルチャーの「言行一致」を体現できていること
外資系企業での経験が長かった私は、かつて「カルチャー」というものを正しく理解できていませんでした。(その背景はこちらのnoteにまとめています)
やってよかったのは、MVVの策定において「できていないけどこうありたいよね」ではなく、「『できている』あるいは『やろうとしていることは伝わっている』」をベースにその先にあることをMVVに落とし込んだことに尽きる、と思っています。
前提として、言っている人間ができていなきゃ、そりゃ誰もやらないよね!って話で、自分にとって理想ではあるけれど、できていないことをMVVにしちゃうと言っているほうも苦しくなるわけです。自分自身が息を吸うようにできていて、本心からそうありたいと思うことをMVVにして本当に良かった。(DIGGLEのMVVについては、こちらをご覧ください)
カルチャー浸透へのこだわり
そういうわけで、100%できているか?という点は経営チームもいつも気にしています。
ある時、社員アンケートで「『高速考動』というバリューの体現が、他のバリューと比べて劣るのではないか」という意見がありました。 これを受け、経営チームのSlackチャンネル内に即座に「議案」テンプレートを用意し、合意が必要な事項があればその場で解決できるように環境を整えました。
私にとって最もカルチャーが浸透していると感じているメガベンチャーさんがあるのですが、その企業からの転職者が「カルチャーの浸透はDIGGLEのほうが濃いと感じた」とコメントしたときには震えました。もちろん、企業規模が全然違うので単純比較はできませんが。
3. 「組織に向き合うポリシー」にブレがないこと
2は会社全体についての考えに対して、トップマネジメント個人の振る舞いを指します。
言いにくいことでもちゃんと言う
「やらない」と決めたことは、徹底してやらない。
上記は一例ではありますが、組織が大きくなると、より全体最適を目指さなければならなくなるなど、しがらみも増えます。繰り返しになりますが、駄目なことは駄目という、やらないと決めたことはやらない、これらをやりきれるかが組織の健全性を保ちます。
組織の拡大に対してやってきたことと、その裏側にある考え方をつらつらと書きましたが、今後さらに組織が拡大していくなかで未知/既知問わずトラブルにあう可能性は十分あります。その際にも、先人の知恵を借りながらしっかりと対応していきたいと強く思っています。
おわりに
今年の振り返りは組織の話となりましたが、2025年は事業面でも激動の1年でした。
前半:シリーズBの資金調達
後半:エンタープライズ事業部の立ち上げ、新規プロダクトの複数リリース、大型カンファレンス
などなど、血となり肉となる出来事がたくさんありました。これらについては、また改めて書き残していきたいと思います。
2026年も、DIGGLEをよろしくお願いいたします。
DIGGLEでは、共に組織と事業を創る仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひカジュアルにお話ししましょう!
