あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫や家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ユリノキの花が咲いた。

今年もユリノキの花を見る事が出来た。
最初ユリノキなんて存在さえもしらないでいた私。
いつもコメントをくださるアルママさんのブログ
見せていただいたのが初めてだった。

花の形が面白くて、へえ~ こんな木もあるのだ。
そんなくらいしか頭に残っていなかったのだけど
二年前に孫太郎が幼稚園に入園して迎えに行く様になった園バスの
停留所になっていた公園…確か昭和公園とか言ってたっけ
そこにあのユリノキがあった。


三本のユリノキが植えられている公園


たくさんの花を付けているのが遠目でも分る。


今年もユリノキの花が見れた♪

当時幼稚園へ孫太郎を迎えに行った時に
どうしても園バスで帰らなくちゃならないと
ダダをこね大泣きされて、結局バスの停留所である公園で待つ羽目となった。
がしかし、そういう事がなかったらユリノキの存在を知らないままだったはず。

あれからずっと花が咲いて散って、ユリノキの実が生って
いつも孫太郎の園バスを待って、時には到着時間に遅れそうになったり
いや、実際に遅れてずっと先のコンビニの先まで追いかけて行った事もあった。
お迎えがないと幼稚園までお持ち帰りされてしまっていた。

いつも顔を合わせる同じ幼稚園のお孫さんを持つ同世代の方と顔見知りになり
バスが来るまでの間、中央付近の藤棚で腰を掛け世間話をしたものだった。
バスから降りてからも、公園で遊んで行くって聞かない孫太郎を
なだめたり脅したりしながら(笑)家まで連れて帰ったものだった。


今はすっかり花の終えた藤棚だが、ベンチに座るとかなり涼しい

あれから二年、無事卒園して今は小学校の一年生。

もうお役御免かと、あのユリノキを見る事はないのだと思っていたが
学童保育に間にあわずに順番待ち二番目の待機児童になってしまい
今年も思いがけずユリノキの花が見れた。


若草色の葉の影に咲いているユリノキの花


梢に咲いているというけど、ベンチに上がると目の前に見える。


別名チューリップツリ―と言われるようにチューリップの花にも似ている。


花ことばは見事な美しさ、幸福 田園の幸福 など

これは孫太郎に感謝しなきゃ!

モクレンユリノキ属で5月から6月にかけて梢に咲く花は
チューリップをイメージさせる事から
チューリップの木と呼ばれる事もあるそうだ。

花の直径は5~6cmで花弁は6枚。
黄色というかクリーム色とでもいおうか、基部に橙赤色の斑紋があり
萼片は3枚で、開花時には反り返るらしい。
また蜜が豊富で、垂れることもあるのだそうだ。


少しずつ花がしぼんで来る。


すっかり花弁が落ちると実の様なものが現れる。


それが枯れて行き、そのまま種が落ちて増えて行くのかしら…。


グレーチングの間から新しいユリノキの芽が顔を覗かせている。

今日は35度近くだったそうで、容赦なく照りつける太陽を遮る様に
濃淡の若葉がサワサワとささやく様に、またはざわめく様に
そのあちこちにはユリノキの花と一緒に揺らいでいる。

町民の憩いの場所となっているようだが
照りかえしの強い午後のひと時、人っ子一人の影も見えなくて
地面には干からびたようなイシクラゲ…テレビで聞きかじったというか
テレビだから見かじったというか、これって食べられるんだよって
自慢げに話す孫太郎の姿が蘇る。