山本さんからメールがあった。
何とか立ち直ろうとしてブログを再開した私を応援してくれているのかもしれない。
山本さんは端正な顔立ちの人で、冗談だか本気だか分からないような冗談を言わなければ、誰もが憧れるタイプの人だ。かつての職場では私の上司であり、困ったときは本当に助けてくれた。しかし、今思えば些細なことをきっかけに気まずくなり、別々の職場になってからは連絡を取っていない。
私のブログを読んでくれたのかもしれない。山本さんを中傷することは一切書いていないけれど、メールには「真理を追求する必要はあっても、真実を書く必要はないでしょう」と書かれていた。
昔は、この手の会話を楽しみしていた。すごく仲が良かった。今は、特に今日は朝から手術があったので、相変わらず面倒くさい謎かけだと思ってしまった。
手術をした患者は、麻酔からの覚醒は良好で、新たな症状はないことが確認できた。そして、手術による合併症で苦しんでいる別の患者をもう一度回診した。安堵と申し訳ない気持ちを同時に感じつつ、1日が終わった。
帰宅前にメールを思い出した。このメールで何を言いたいのだろうか。冗談として、「まり」と「まみ」という女性について話したいという謎かけであろうか。
相変わらずの虚構の世界の住人だから、社会人として生活はできているのかと心配になる。これは山本さんに対する中傷ではなく心配である。
しかし、本気の問いかけであるならば、真理と真実について考えなければならない。